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公開番号
2025019794
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-07
出願番号
2023123614
出願日
2023-07-28
発明の名称
方法、および、通信システム
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
鳳国際弁理士法人
主分類
G06F
3/12 20060101AFI20250131BHJP(計算;計数)
要約
【課題】第1プリンタに関する情報を第2プリンタに引き継ぐ。
【解決手段】第1プリンタが、第1プリンタに関する特定情報を出力する出力工程と、第2プリンタが、特定情報の入力を受け取る入力工程と、第2プリンタが、特定情報に基づいて、第1プリンタが接続されるローカルネットワーク内にて第1プリンタを示す特定の宛先情報を取得する取得工程と、第2プリンタが、ローカルエリアネットワーク内にて第2プリンタを示す宛先情報として、特定の宛先情報を設定する設定工程と、第2プリンタと、第1プリンタと通信可能なサーバと、のいずれかが、特定の宛先情報を用いた通信を停止させるための停止処理の実行指示を第1プリンタに送信する指示送信工程と、を実行する。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
第1プリンタと、前記第1プリンタに代えて使用されるべき第2プリンタと、を用いて実行される方法であって、
前記第1プリンタが、前記第1プリンタに関する特定情報を出力する出力工程と、
前記第2プリンタが、前記特定情報の入力を受け取る入力工程と、
前記第2プリンタが、前記特定情報に基づいて、前記第1プリンタが接続されるローカルネットワーク内にて前記第1プリンタを示す特定の宛先情報を取得する取得工程と、
前記第2プリンタが、ローカルエリアネットワーク内にて前記第2プリンタを示す宛先情報として、前記特定の宛先情報を設定する設定工程と、
前記第2プリンタと、前記第1プリンタと通信可能なサーバと、のいずれかが、前記特定の宛先情報を用いた通信を停止させるための停止処理の実行指示を前記第1プリンタに送信する指示送信工程と、
を実行する、方法。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の方法であって、さらに、
サーバの記憶装置に、前記特定情報と対応付けて前記特定の宛先情報を格納する格納工程を備え、
前記取得工程は、
前記第2プリンタが、前記特定情報を含む情報要求であって前記特定の宛先情報を要求する前記情報要求を前記サーバに送信する要求工程と、
前記サーバが、前記情報要求を受信することに応じて、前記特定情報と対応付けて格納済みの前記特定の宛先情報を前記第2プリンタに送信する宛先情報送信工程と、
が実行されることによって、前記第2プリンタが前記特定の宛先情報を取得する工程である、方法。
【請求項3】
請求項2に記載の方法であって、
前記出力工程では、さらに、前記特定情報の有効期間を規定するための時間情報を出力し、
前記宛先情報送信工程では、
前記サーバは、前記時間情報を用いて、前記情報要求の受信日時が前記有効期間内であるか否かを判断し、
前記サーバは、前記情報要求の受信日時が前記有効期間内である場合に前記特定の宛先情報を前記第2プリンタに送信し、前記情報要求の受信日時が前記有効期間外である場合に前記特定の宛先情報を前記第2プリンタに送信しない、方法。
【請求項4】
請求項2に記載の方法であって、
前記格納工程は、前記特定の宛先情報を、前記第1プリンタを識別する第1識別情報と対応付けて格納し、
前記方法は、さらに、
前記宛先情報送信工程の後に、前記サーバが、格納済みの前記特定の宛先情報と前記第1識別情報との対応付けを解除し、前記特定の宛先情報と前記第2プリンタを識別する第2識別情報とを対応付ける対応付工程を備える、方法。
【請求項5】
請求項2に記載の方法であって、
前記格納工程では、前記サーバが、前記特定情報を生成し、生成された前記特定情報と対応付けて前記特定の宛先情報を前記記憶装置に格納し、
前記方法は、さらに、前記サーバが、前記特定情報を前記第1プリンタに送信する特定情報送信工程を備える、方法。
【請求項6】
請求項1に記載の方法であって、さらに、
前記第1プリンタの故障を検出する検出工程を備え、
前記出力工程は、前記検出工程にて前記第1プリンタの故障が検出された場合に実行される、方法。
【請求項7】
請求項1に記載の方法であって、
前記方法は、さらに、
前記第2プリンタが、前記特定の宛先情報と同一の宛先情報を用いるプリンタを探索するための探索信号を前記ローカルエリアネットワークに送信する探索工程を備え、
前記指示送信工程は、前記探索工程にて、前記同一の宛先情報を用いるプリンタが存在することが確認される場合に、前記同一の宛先情報を用いるプリンタに前記停止処理の実行指示を送信する工程である、方法。
【請求項8】
請求項2に記載の方法であって、
前記格納工程は、前記特定の宛先情報を、前記第1プリンタを識別する第1識別情報と対応付けて格納し、
前記方法は、さらに、
前記指示送信工程は、前記サーバが、前記情報要求を受信することに応じて、前記特定の宛先情報と対応付けられた前記第1識別情報にて識別される前記第1プリンタに、前記停止処理の実行指示を送信する工程である、方法。
【請求項9】
請求項1に記載の方法であって、
前記出力工程は、前記第1プリンタが、前記特定情報を含む特定画像を印刷媒体に印刷する工程であり、
前記入力工程は、前記特定画像が印刷された前記印刷媒体を光学的に読み取ることによって生成されるスキャンデータを取得する工程である、方法。
【請求項10】
請求項1に記載の方法であって、
前記特定の宛先情報は、端末装置が印刷ジョブを前記ローカルエリアネットワークに送信する際に、前記印刷ジョブの送信先を示す情報として用いられる情報であり、
前記特定の宛先情報を送信先として前記端末装置から送信される前記印刷ジョブは、前記設定工程と前記指示送信工程とが実行される前は、前記第1プリンタによって受信され、前記設定工程と前記指示送信工程とが実行された後は、前記第2プリンタによって受信される、方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書は、第1プリンタと、第1プリンタに代えて使用されるべき第2プリンタと、を用いる方法、および、通信システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、通信システムにおいて、定額サービスの情報を、一のプリンタから他のプリンタに移行する技術が開示されている。例えば、一のプリンタからの移行コード要求に応じてサーバは、一のプリンタに移行コードを送信する。ユーザは、一のプリンタに表示された移行コードを他のプリンタに入力する。他のプリンタが、ユーザによって入力された移行コードをサーバに送信すると、サーバは、定額サービスの情報を他のプリンタのIDと対応付ける。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-163309号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本明細書は、第1プリンタに関する情報を第2プリンタに引き継ぐための新たな技術を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書に開示された技術は、以下の適用例として実現することが可能である。
【0006】
[適用例1]第1プリンタと、前記第1プリンタに代えて使用されるべき第2プリンタと、を用いて実行される方法であって、
前記第1プリンタが、前記第1プリンタに関する特定情報を出力する出力工程と、
前記第2プリンタが、前記特定情報の入力を受け取る入力工程と、
前記第2プリンタが、前記特定情報に基づいて、前記第1プリンタが接続されるローカルネットワーク内にて前記第1プリンタを示す特定の宛先情報を取得する取得工程と、
前記第2プリンタが、ローカルエリアネットワーク内にて前記第2プリンタを示す宛先情報として、前記特定の宛先情報を設定する設定工程と、
前記第2プリンタと、前記第1プリンタと通信可能なサーバと、のいずれかが、前記特定の宛先情報を用いた通信を停止させるための停止処理の実行指示を前記第1プリンタに送信する指示送信工程と、
を実行する、方法。
【0007】
上記構成によれば、第2プリンタは、第1プリンタから出力される特定情報に基づいて、ローカルネットワーク内にて第1プリンタを示す特定の宛先情報を取得し、ローカルエリアネットワーク内にて第2プリンタを示す宛先情報として、特定の宛先情報を設定する。この結果、第2プリンタは、特定の宛先情報を引き継ぐことができる。さらに、第2プリンタは、特定の宛先情報を用いた通信を停止させるための停止処理の実行指示を第1プリンタに送信する。この結果、特定の宛先情報が、ローカルエリアネットワーク内で、第1プリンタと第2プリンタとの両方を示す宛先情報となる不都合を回避し、ローカルエリアネットワーク内にて、第1プリンタとの間で行っていた通信と同様の通信を、第2プリンタとの間で実行可能になる。
【0008】
上記構成によれば、端末装置から送信される印刷ジョブに基づく印刷を行うプリンタを、端末装置に対して設定を行うことなく、第1プリンタから第2プリンタに切り替えることができる。
【0009】
なお、本明細書に開示された技術は、種々の形態で実現可能であり、例えば、通信システム、サーバ、プリンタ、これらの装置、システム、方法を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体、等の形態で実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
システム1000の構成を示すブロック図。
管理データベースDBと情報データベースIBの説明図。
実施例の引継関連処理の第1のシーケンス図。
実施例の引継関連処理の第2のシーケンス図
実施例の引継関連処理の第3のシーケンス図。
通知画像NIの一例を示す図。
変形例の引継関連処理のシーケンス図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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