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公開番号2025019679
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-07
出願番号2023123413
出願日2023-07-28
発明の名称検知装置付き車両用灯具およびカバー取外し方法
出願人本田技研工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B60Q 1/04 20060101AFI20250131BHJP(車両一般)
要約【課題】カバー以外の部品の取り外しや、カバーの取外し用の特殊形状の導入を極力抑えつつも、ブラケットからカバーを取り外し可能にする。
【解決手段】検知装置付き車両用灯具は、灯具ユニットと検知ユニットとを備える。検知ユニットは、検知装置とブラケットとカバーとを備える。検知装置の少なくとも一部は、灯具ユニットのレンズの格納凹部に格納されている。ブラケットは、検知装置を反検知方向側から支持している。ブラケットに対して、カバーのフランジが係合している。格納凹部の内周面とカバーとの間には、隙間が形成されている。格納凹部の内周面における隙間に面する部分には、隙間から係合箇所に向かう差込み仮想線に沿って延在するレンズ側ガイド面が設けられている。カバーにおける隙間に面する部分には、差込み仮想線に沿って延在するカバー側ガイド面が設けられている。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
車両に搭載される灯具ユニットと、所定の検知方向側の物体の検知を行う検知ユニットと、を備える検知装置付き車両用灯具であって、
前記灯具ユニットは、光源と、前記光源を前記検知方向側から覆うレンズと、を備え、前記レンズには、前記検知方向とは反対の反検知方向に凹む格納凹部が形成されており、
前記検知ユニットは、前記格納凹部に少なくとも一部が格納される検知装置と、前記検知装置を前記反検知方向側から支持するブラケットと、前記検知装置を前記検知方向側から覆うカバーと、を備え、
前記カバーには、前記反検知方向に突出するフランジが設けられており、
前記ブラケットに対して前記フランジが所定の係合箇所で係合することによって、前記ブラケットに対して前記カバーが取り付けられており、
前記格納凹部の内周面と前記カバーとの間には、棒状の治具を挿入可能な隙間が形成されており、
前記格納凹部の内周面における前記隙間に面する部分には、前記隙間から前記係合箇所に向かう仮想直線としての差込み仮想線に沿って延在するレンズ側ガイド面が設けられており、
前記カバーにおける前記隙間に面する部分には、前記差込み仮想線に沿って延在するカバー側ガイド面が設けられている、
検知装置付き車両用灯具。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
車両に搭載される灯具ユニットと、所定の検知方向側の物体の検知を行う検知ユニットと、を備える検知装置付き車両用灯具であって、
前記灯具ユニットは、光源と、前記光源を前記検知方向側から覆うレンズと、を備え、前記レンズには、前記検知方向とは反対の反検知方向に凹む格納凹部が形成されており、
前記検知ユニットは、前記格納凹部に少なくとも一部が格納される検知装置と、前記検知装置を前記反検知方向側から支持するブラケットと、前記検知装置を前記検知方向側から覆うカバーと、を備え、
前記カバーには、前記反検知方向に突出するフランジが設けられており、
前記ブラケットに対して前記フランジが所定の係合箇所で係合することによって、前記ブラケットに対して前記カバーが取り付けられており、
前記格納凹部の内周面と前記カバーとの間には、棒状の治具を挿入可能な隙間が形成されており、
前記格納凹部の内周面における前記隙間に面する部分には、前記隙間から前記係合箇所に向かう仮想直線としての差込み仮想線に沿って延在するレンズ側ガイド面が設けられており、
前記カバーにおける前記隙間に面する部分には、前記差込み仮想線に沿って延在するカバー側ガイド面が設けられている、
検知装置付き車両用灯具を用意し、
前記隙間から、前記レンズ側ガイド面および前記カバー側ガイド面に沿って前記治具を挿入して、当該治具によって前記ブラケットに対する前記カバーの係合を解除して、前記ブラケットから前記カバーを取り外す、カバー取外し方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、レーダなどの検知装置を備える車両用灯具に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年、交通参加者の中でも脆弱な立場にある人々に配慮した持続可能な輸送システムを提供する取り組みが活発化している。この実現に向けて、本出願人は、運転支援技術に関する研究開発を通して、交通の安全性や利便性をより一層改善することに注力している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-91303号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明者らは、運転支援技術に用いられるレーダなどの検知装置を備える検知装置付き車両用灯具において、以下の構成を採用することを検討した。検知装置付き車両用灯具は、灯具ユニットと検知ユニットとを備える。検知ユニットは、所定の検知方向側の物体の検知を行う。
【0005】
灯具ユニットは、光源とレンズとを備える。レンズは、光源を検知方向側から覆う。レンズには、検知方向とは反対の反検知方向に凹む格納凹部が形成されている。検知ユニットは、検知装置とブラケットとカバーとを備える。検知装置は、格納凹部に少なくとも一部が格納されている。検知装置は、検知方向側の端部に物体の検知を行うための検知面を有する。ブラケットは、検知装置を反検知方向側から支持している。
【0006】
カバーは、検知装置を検知方向側から覆っている。カバーには、反検知方向側に向けて突出するフランジが設けられている。ブラケットに対してフランジが所定の係合箇所で係合することによって、ブラケットに対してカバーが取り付けられている。
【0007】
本発明者らは、このような検知装置付き車両用灯具について、以下に示す問題が発生し得る点に着目した。検知装置が正常に作動していない場合などには、作業員らは検知装置にアクセスして、検知装置の通電確認や角度確認などをする必要がある。そのため、作業員らが効率よく作業できるように、ブラケットからカバーを、極力、カバー以外の部品の取り外しなしで取り外しできることが好ましい。他方、そのために、カバー取外し用の特殊な切り欠きや穴を、カバーやその周辺に設けると、検知装置付き車両用灯具のデザイン性が損なわれてしまう。
【0008】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、カバー以外の部品の取り外しや、カバー取外し用の特殊形状の導入を極力抑えつつも、ブラケットからカバーを取り外し可能にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明者らは、レンズの格納凹部の内周面とカバーとの間の隙間から係合箇所に向けて治具を挿入して、当該治具で当該係合箇所での係合を解除するようにすれば、上記目的を達成できることを見出して、本発明に至った。本発明は、以下の(1)の検知装置付き車両用灯具および(2)のカバー取外し方法である。
【0010】
(1)車両に搭載される灯具ユニットと、所定の検知方向側の物体の検知を行う検知ユニットと、を備える検知装置付き車両用灯具であって、
前記灯具ユニットは、光源と、前記光源を前記検知方向側から覆うレンズと、を備え、前記レンズには、前記検知方向とは反対の反検知方向に凹む格納凹部が形成されており、
前記検知ユニットは、前記格納凹部に少なくとも一部が格納される検知装置と、前記検知装置を前記反検知方向側から支持するブラケットと、前記検知装置を前記検知方向側から覆うカバーと、を備え、
前記カバーには、前記反検知方向に突出するフランジが設けられており、
前記ブラケットに対して前記フランジが所定の係合箇所で係合することによって、前記ブラケットに対して前記カバーが取り付けられており、
前記格納凹部の内周面と前記カバーとの間には、棒状の治具を挿入可能な隙間が形成されており、
前記格納凹部の内周面における前記隙間に面する部分には、前記隙間から前記係合箇所に向かう仮想直線としての差込み仮想線に沿って延在するレンズ側ガイド面が設けられており、
前記カバーにおける前記隙間に面する部分には、前記差込み仮想線に沿って延在するカバー側ガイド面が設けられている、
検知装置付き車両用灯具。
(【0011】以降は省略されています)

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