TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025019641
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-07
出願番号
2023123358
出願日
2023-07-28
発明の名称
便座装置
出願人
東芝ホームテクノ株式会社
代理人
弁理士法人牛木国際特許事務所
主分類
E03D
9/08 20060101AFI20250131BHJP(上水;下水)
要約
【課題】簡易な構造で微細気泡の生成量を増加させることが可能な便座装置を提供する。
【解決手段】本発明の便座装置10は、便座装置10に水を給水する本体給水口31から、便座装置10の外に水を放出する噴出部57や吐水部66やノズル洗浄口67bまでの間に、この水が流れる流路51が形成され、流路51には、通過する水に微細気泡を生成する微細気泡生成手段54が設けられ、流路51は、微細気泡生成手段54よりも下流側に、微細気泡生成手段54で微細気泡を生成するUFBノズル77の開口面積Aよりも小さい開口面積に形成される弁孔部113、加熱ユニット流入部58b内に形成された流路において断面積が最小の場所、噴出部57、吐水部66およびノズル洗浄口67bを有する構成としている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
便座装置に水を給水する給水部から、前記便座装置の外に前記水を放出する放出部までの間に、前記水が流れる流路が形成され、
前記流路には、通過する前記水に微細気泡を生成する微細気泡生成手段が設けられ、
前記流路は、前記微細気泡生成手段よりも下流側に、前記微細気泡生成手段で前記微細気泡を生成する生成部の開口面積よりも小さい開口面積に形成される小開口部を有することを特徴とする便座装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記小開口部は、前記微細気泡生成手段により前記流路内が負圧になる領域外に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の便座装置。
【請求項3】
前記小開口部は、前記流路の孔径を絞ることで形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の便座装置。
【請求項4】
前記放出部が、便器内部に前記水を放出するための放水口を有し、
前記小開口部が前記放水口であることを特徴とする請求項1または2に記載の便座装置。
【請求項5】
前記放出部は、局部に前記水を吐出するための吐水口を有し、
前記小開口部が前記吐水口であることであることを特徴とする請求項1または2に記載の便座装置。
【請求項6】
前記放出部は、便器内部に前記水を放出するための放水口と、局部に前記水を吐出するための吐水口と、を有し、
前記小開口部が前記放水口および前記吐水口であり、前記放水口の開口面積が前記吐水口の開口面積よりも小さいことを特徴とする請求項1または2に記載の便座装置。
【請求項7】
前記流路を、前記放水口に前記水を供給する第1の流路と、前記吐水口に前記水を供給する第2の流路とに分岐させる分岐部を備えることを特徴とする請求項6に記載の便座装置。
【請求項8】
前記放出部は、便器内部に前記水を放出するための放水口と、局部に前記水を吐出するための吐水口と、を有し、
前記流路を、前記放水口に前記水を供給する第1の流路と、前記吐水口に前記水を供給する第2の流路とに分岐させる分岐部を備え、
前記小開口部が前記分岐部に形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の便座装置。
【請求項9】
前記流路への前記水の流入を開始または停止させる止水手段、または前記止水手段および前記流路に流入する前記水の圧力を調整する調整手段、を有する弁装置が、前記微細気泡生成手段よりも前記流路の下流側に設けられ、
前記微細気泡生成手段で前記微細気泡を生成する生成部の開口面積よりも小さい開口面積に形成される弁内開口部が前記弁装置に形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の便座装置。
【請求項10】
前記流路への前記水の流入を開始または停止させる止水手段、または前記止水手段および前記流路に流入する前記水の水圧を調整する調整手段、を有する弁装置が、前記微細気泡生成手段よりも前記流路の上流側に設けられ、
前記微細気泡生成手段で前記微細気泡を生成する生成部の開口面積よりも小さい開口面積に形成される弁内開口部が前記弁装置に形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の便座装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、微細気泡生成手段を備える便座装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、例えば水洗トイレ設備において供給される水の中に微細気泡を生成することにより、便器内やユーザの局部の洗浄能力を向上させる技術が知られている。例えば、特許文献1には、洗浄水を供給する給水経路に微細気泡発生器を設け、微細気泡を多量に含んだ水で便器やユーザの局部を洗浄する水洗便器装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6948144号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
微細気泡を含んだ水は、微細気泡の数が多くなるほど洗浄力が向上する傾向があるため、より多くの微細気泡を生成することが好ましい。微細気泡の含有量を高める方法として微細気泡発生器の数を増加させるものが提案されているが、微細気泡発生器の数が増加すると部品点数が増加し、構造が複雑化する、これらの部品の設置スペースが制限される、製造コストが増加する、などの問題が生じる。
【0005】
そこで本発明は上記事情に鑑み、簡易な構造で微細気泡の生成量を増加させることが可能な便座装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の便座装置は、便座装置に水を給水する給水部から、前記便座装置の外に前記水を放出する放出部までの間に、前記水が流れる流路が形成され、前記流路には、通過する前記水に微細気泡を生成する微細気泡生成手段が設けられ、前記流路は、前記微細気泡生成手段よりも下流側に、前記微細気泡生成手段で前記微細気泡を生成する生成部の開口面積よりも小さい開口面積に形成される小開口部を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、簡易な構造で、微細気泡生成手段が生成する微細気泡の量を増加させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第1の実施形態を示す便座ユニットの構成例を概略的に示す斜視図である。
同上、便座装置を底面側から見た斜視図である。
同上、便座に本体を取り付ける作業を説明する斜視図である。
同上、ケーシング上部を取外した状態の本体の上面拡大図である。
同上、導水ユニットの部分断面拡大概略図である。
同上、UFBノズルの斜視図である。
同上、UFBノズルの縦断面概略図である。
同上、UFBノズルの出口部の断面概略図である。
同上、UFBノズルの変形例の出口部の断面概略図である。
同上、突出部近傍を示す出口部の水平断面概略図である。
同上、水がUFBノズルおよびUFB上ケースを通過するときの圧力の分布を示す説明図である。
同上、止水機構および減圧機構の断面図である。
同上、駆動部や弁座部を取外した止水機構本体の斜視図である。
同上、弁座部の上面図である。
同上、分岐部の断面概略図である。
同上、加熱ユニットの斜視図である。
同上、ノズル組立の断面概略図である。
同上、ノズルホルダの上部の下面図である。
同上、便座装置の電気的構成を示すブロック図である。
同上、便座ユニットにおいて水が流れる経路を示す流水経路図である。
同上、UFBノズルを通過した水に含有される微細気泡の量と、おしり洗浄用吐水口から吐出した水に含有される微細気泡の量と、噴出部から噴出したミストに含有される微細気泡の量との関係を示す表である。
本発明の第1の実施形態の変形例を示す便座ユニットの微細気泡生成手段の断面概略図である。
本発明の第2の実施形態を示す便座ユニットにおいて水が流れる経路を示す流水経路図である。
同上、本体下面部および本体給水口の斜視図である。
同上、本体給水口および導水ユニットの部分断面拡大概略図である。
本発明の第3の実施形態を示す便座ユニットにおいて水が流れる経路を示す流水経路図である。
本発明の第4の実施形態を示す便座ユニットにおいて水が流れる経路を示す流水経路図である。
本発明の第5の実施形態を示す便座ユニットにおいて水が流れる経路を示す流水経路図である。
本発明の第6の実施形態を示す便座ユニットにおいて水が流れる経路を示す流水経路図である。
本発明の第7の実施形態を示す便座ユニットにおいて水が流れる経路を示す流水経路図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の好ましい便座装置の一実施形態について、添付の図面を参照しながら説明する。
【実施例】
【0010】
図1~図21は、本発明の便座装置10の第1の実施形態を示している。図1は、水洗トイレ設備としてのトイレ室S内の便器1周辺に設置される便座ユニット100の一構成例を示している。また図2は、便座装置10の本体11と便座12と便座蓋13を下側(底面側)から見た斜視図である。便器1は、排泄物を受ける上面を開口した凹状のボウル部2を有し、このボウル部2が便器1の内面を形成する。なお、ボウル部2が便器1の便鉢である。便座12は平面視で略O型をなしており、便座12を開閉可能に覆うように構成される便座蓋13と、中央開口部12Aと、本体11とを有している。便座装置10の本体11は、便器1の後部に位置する便器後部3(図3参照)の上面に着脱可能に固定される。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
管更生部材
1か月前
個人
吸引式トイレ便器
1か月前
個人
貯水槽
1か月前
株式会社KVK
水栓
2か月前
株式会社KVK
水栓
2か月前
株式会社セラスト
止水プラグ
2か月前
株式会社大林組
雨庭及びその施工方法
1か月前
株式会社クボタケミックス
管継手
1か月前
株式会社インテ
ローリングカッター
1日前
TOTO株式会社
洗い場床
11日前
トクラス株式会社
浄水器、及び、水栓
1か月前
エース消毒株式会社
受水槽の耐震構造
2か月前
TOTO株式会社
トイレ装置
1か月前
株式会社鶴見製作所
堆積物回収システム
1か月前
TOTO株式会社
トイレ装置
1か月前
明和工業株式会社
管路の空気抜き弁装置
1か月前
個人
揚水またはサイフォン排水を行うポンプ装置
2か月前
株式会社ダスキン
便器用薬液供給装置
25日前
株式会社 林物産発明研究所
脚付台及び土木構造体
2か月前
個人
トイレ用防臭栓
2か月前
城東リプロン株式会社
貯留槽
1か月前
個人
流体配管施設における、分離気体下流移動装置。
11日前
積水化学工業株式会社
集合継手
1か月前
積水化学工業株式会社
集合継手
1か月前
中央化成品株式会社
フック装置
1か月前
積水化学工業株式会社
集合継手
1か月前
株式会社タカギ
ホースガイド又は水受けタンク
1か月前
株式会社LIXIL
便器洗浄装置
2か月前
株式会社クボタ
独立型水利用システム
2か月前
株式会社タカギ
操作装置、水栓装置及び浄水器
2か月前
SANEI株式会社
水栓装置
2か月前
TOTO株式会社
排水弁装置
19日前
株式会社シンカテック
ゴミ捕捉部材保持具
1か月前
TOTO株式会社
小便器装置
1か月前
TOTO株式会社
小便器装置
1か月前
株式会社LIXIL
便器装置
11日前
続きを見る
他の特許を見る