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公開番号2025019252
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-06
出願番号2024205535,2022059127
出願日2024-11-26,2022-03-31
発明の名称包装体および梱包箱
出願人株式会社合同資源
代理人個人,個人,個人
主分類B65D 81/20 20060101AFI20250130BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】金属ヨウ化物粉粒体の保管後取扱性に優れた包装体を提供する。
【解決手段】本発明の包装体は、アルミラミネートフィルムで構成された袋と、袋の内部に封入されている、金属ヨウ化物粉粒体と、を備えるものである。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
アルミラミネートフィルムで構成された袋と、
前記袋の内部に封入されている、金属ヨウ化物粉粒体と、を備える、
包装体。
続きを表示(約 2,200 文字)【請求項2】
請求項1に記載の包装体であって、
前記金属ヨウ化物粉粒体が、ヨウ化カリウム、ヨウ化リチウム、ヨウ化ナトリウム、ヨウ化ルビジウム、ヨウ化セシウム、ヨウ化カルシウム、ヨウ化ストロンチウム、およびヨウ化アルミニウムからなる群から選ばれるいずれかを含む、包装体。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の包装体であって、
下記の手順Aに従って測定される、前記金属ヨウ化物粉粒体の安息角が、31°以下である、包装体。
(手順A)
当該包装体を、40℃、60%RHの恒温恒湿槽中で48時間保管する。
保管後の包装体から取り出した前記金属ヨウ化物粉粒体を、目開き710μmの篩に掛け、通過分をサンプル粉末として用いる。
パウダーテスターに設置した水平板から、高さ7.5cmの位置に出口内径:8mmの漏斗を取付ける。
漏斗を介して、得られたサンプル粉末を、垂直方向から水平板の表面上に供給しつづけ、一定の形状を保つ円錐状の堆積物を形成する。
円錐状の堆積物の側面と水平板の表面とがなす仰角を求め、これを安息角(°)とする。
続いて、水平板に、パウダーテスターにより3回の衝撃を与える。その後、円錐状の堆積物の側面と水平板の表面とがなす仰角を求め、これを崩潰角(°)とする。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか一項に記載の包装体であって、
上記の手順Aに従って測定される、前記金属ヨウ化物粉粒体の崩潰角が、20.0°以下である、包装体。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか一項に記載の包装体であって、
下記の手順Bに従って測定される、前記金属ヨウ化物粉粒体のかため嵩密度をD1、ゆるめ嵩密度をD2としたとき、
((D1-D2)/D2)×100に基づいて求められる圧縮度が、11.0%以下である、包装体。
(手順B)
当該包装体を、40℃、60%RHの恒温恒湿槽中で48時間保管する。
保管後の包装体から取り出した前記金属ヨウ化物粉粒体を、目開き710μmの篩に掛け、通過分をサンプル粉末として用いる。
得られたサンプル粉末を、高さ7cmから自然落下させ、100cm

の測定用カップの内部に投入し、カップから溢れ出るまで続けて、山盛りカップを準備する。
続いて、山盛りカップについて、タッピングせずに、カップの上面に溢れた分をすり切った後、カップに充填されたサンプル粉末の質量(g)を測定し、ゆるめ嵩密度(g/cm

)を算出する。
一方、山盛りカップについて、上下方向に180回の条件(ストローク長1.8cm、1秒/回)でタッピングした後で、カップの上面に溢れた分をすり切った後、カップに充填されたサンプル粉末の質量(g)を測定し、かため嵩密度(g/cm

)を算出する。
【請求項6】
請求項5に記載の包装体であって、
上記の手順Bに従って測定される、前記金属ヨウ化物粉粒体の前記かため嵩密度が、1.40g/cm

以上1.90g/cm

以下である、包装体。
【請求項7】
請求項1~6のいずれか一項に記載の包装体であって、
下記の手順Cに従って測定される、前記金属ヨウ化物粉粒体における、
目開き710μmの篩上の篩残分量が、0.5質量%以上14質量%以下、
目開き355μmの篩上の篩残分量が、8質量%以上13質量%以下、
目開き250μmの篩上の篩残分量が、25質量%以上50質量%以下、および
目開き250μmの篩の通過分量が、30質量%以上55質量%以下、である、包装体。
(手順C)
当該包装体を、40℃、60%RHの恒温恒湿槽中で48時間保管する。
保管後の包装体から取り出した前記金属ヨウ化物粉粒体の所定量を、目開き710μm篩、目開き355μm篩、および目開き250μm篩を用いて、この順で篩分を行い、各篩上に残存した前記金属ヨウ化物粉粒体の残存量、全ての篩を通過した通過量を測定し、前記所定量に対する前記残存量または前記通過量の割合(質量%)を篩残分量または通過分量として算出する。
【請求項8】
請求項1~7のいずれか一項に記載の包装体であって、
下記の手順Dに従って測定される、前記金属ヨウ化物粉粒体の含水率が、30ppm以下である、包装体。
(手順D)
当該包装体を、40℃、60%RHの恒温恒湿槽中で48時間保管する。
保管後の包装体から取り出した前記金属ヨウ化物粉粒体について、カールフィッシャー水分計を用いて、含水率を測定する。
【請求項9】
請求項1~8のいずれか一項に記載の包装体であって、
前記袋の内部に封入される前記金属ヨウ化物粉粒体の重量が、15Kg以上50Kg以下である、包装体。
【請求項10】
請求項1~9のいずれか一項に記載の包装体であって、
前記アルミラミネートフィルムが、少なくとも樹脂層およびアルミニウム層が、前記袋の内側からこの順番で積層した積層構造を備える、包装体。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、包装体および梱包箱に関する。
続きを表示(約 970 文字)【背景技術】
【0002】
これまで金属ヨウ化物粉粒体を含む包装体について様々な開発がなされてきた。この種の技術として、例えば、特許文献1に記載の技術が知られている。特許文献1には、金属ヨウ化物粉末を低密度ポリエチレン包装材中に保管することが記載されている(特許文献1の段落0003など)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-137824号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、本発明者が検討した結果、上記特許文献1に記載のポリエチレン包装材に保管された後の金属ヨウ化物粉末において、取扱性の点で改善の余地があることが判明した。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者はさらに検討したところ、金属ヨウ化物粉粒体をアルミラミネートフィルムで構成された袋中で保管することにより、ポリエチレン袋と比べて、保管後の金属ヨウ化物粉粒体における取扱性が低下することを抑制できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0006】
本発明によれば、
アルミラミネートフィルムで構成された袋と、
前記袋の内部に封入されている、金属ヨウ化物粉粒体と、を備える、
包装体が提供される。
【0007】
また本発明によれば、
上記の包装体と、前記包装体を収容する包装容器を備える、梱包箱が提供される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、金属ヨウ化物粉粒体の保管後取扱性に優れた包装体、およびそれを備える梱包箱が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態の包装体の構成の一例を模式的に示す側面図(a)、および断面図(b)である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。なお、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。また、図は概略図であり、実際の寸法比率とは一致していない。
(【0011】以降は省略されています)

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