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公開番号
2025018632
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023122514
出願日
2023-07-27
発明の名称
換気用フード
出願人
YKK AP株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
E06B
7/02 20060101AFI20250130BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】外壁面に向けて流れる風については、これを室内に導入することが困難であり、換気効率を考慮すると必ずしも好ましいとはいえないため、効率良く換気を行う。
【解決手段】室内外を連通する開口部の端部に室外に突出する状態で、取り付けられたフード本体31を備え、フード本体31には、外周面31aから開口部1の内部に至る通気通路が設けられ、通気通路は、外周面31aの換気口33aが左右方向に複数並設されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
室内外を連通する通風路の端部に室外に突出する状態で取り付けられたフード本体を備え、
前記フード本体には、室外に臨む表面から前記通風路の内部に至る通気通路が設けられ、
前記通気通路は、室外に臨む表面の換気口が左右方向に複数並設されていることを特徴とする換気用フード。
続きを表示(約 560 文字)
【請求項2】
前記通気通路は、室外に臨む表面の換気口が上下方向に複数並設されていることを特徴とする請求項1に記載の換気用フード。
【請求項3】
前記通気通路には、前記通風路に向けて上方に傾斜した部分が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の換気用フード。
【請求項4】
前記通気通路の途中には、下方に向けて延在する水抜き通路が連通していることを特徴とする請求項1に記載の換気用フード。
【請求項5】
前記フード本体は、室外に臨む表面が半円筒の凸状を成すように構成され、
前記通風路の内部に対向する表面が半円筒の凹状を成す凹面と、前記凹面の両側に設けられた平面状を成す2つの内表面とを有し、
前記通気通路は、前記凹面及び前記内表面において前記通風路に連通されていることを特徴とする請求項1に記載の換気用フード。
【請求項6】
前記フード本体の両側に設けられた通気通路は、半円筒の中心に向けて延在した後に屈曲して前記内表面に開口されていることを特徴とする請求項5に記載の換気用フード。
【請求項7】
前記フード本体は、3Dプリンターによって成形された成形体であることを特徴とする請求項1に記載の換気用フード。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、換気用フードに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
室内外を連通する通風路には、室外側の端部に換気用フードが設けられている。換気用フードは、通風路を通じた換気を可能とする一方、雨水等の室外の水が室内に進入する事態を防止するためのものである(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平7-233986号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述の換気用フードでは、建物の外表面に直交する方向に側面が設けられ、この側面に換気口が開口する構成である。このため、建物の外表面に沿って流れる風については換気口を通じて室内に導入することができる。しかしながら、外壁面に向けて流れる風については、これを室内に導入することが困難であり、換気効率を考慮すると必ずしも好ましいとはいえない。
【0005】
本発明は、上記実情に鑑みて、効率良く換気を行うことのできる換気用フードを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係る換気用フードは、室内外を連通する通風路の端部に室外に突出する状態で取り付けられたフード本体を備え、前記フード本体には、室外に臨む表面から前記通風路の内部に至る通気通路が設けられ、前記通気通路は、室外に臨む表面の換気口が左右方向に複数並設されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、フード本体の表面に複数の換気口が左右方向に並設されているため、複数の方向からの風を効率良く室内に導入することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施の形態である換気用フードを適用した建物の縦断面図である。
図1に示した建物の横断面図である。
本発明の換気用フードを模式的に示す室外側からの斜視図である。
図3に示した換気用フードを室内側から見た斜視図である。
図4に示した換気用フードを水平方向に沿った面で一部破断した斜視図である。
図3に示した換気用フードを鉛直方向に沿った面で一部破断した斜視図である。
図3に示した換気用フードの縦断面図である。
図3に示した換気用フードの横断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照しながら本発明に係る換気用フードの好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1及び図2は、本発明の実施の形態である換気用フードを示したものである。ここで例示する換気用フード30は、引き違い窓Mが設けられた建物の開口部(通風路)1に対して室外側の端部に設けたものである。引き違い窓Mは、枠体10の内部に室外側の外障子20A及び室内側の内障子20Bを備え、これら外障子20A及び内障子20Bを適宜移動することによって開口部1を開閉するものである。すなわち、外障子20Aもしくは内障子20Bを開き位置に配置した場合には、開口部1を通じて室内外の通気を可能とする一方、外障子20A及び内障子20Bを閉じ位置に配置した場合には、開口部1を通じた室内外の通気を遮断するものである。
【0010】
上述の引き違い窓Mを適用対象とする換気用フード30は、図3~図8に模式的に示すように、フード本体31及びフランジ部32を備えている。フード本体31は、建物の外表面B1から突出する状態で取り付けるもので、室外に臨む部分が半円筒の凸状を成す外周面(室外に臨む表面)31aとして構成してある。一方、フード本体31の室内に臨む部分は、半円筒の凹状を成す凹面31bと、凹面31bの両側に設けた平面状を成す2つの内表面31cとを有するように構成してある。図示の例では、フード本体31の室内側への投影面、つまりフード本体31の上下に沿った寸法及び左右に沿った寸法が枠体10の開口部1とほぼ同じ寸法となるようにフード本体31が構成してある。フランジ部32は、フード本体31の四周から外周に向けて延在した後、室内側に向けて屈曲したもので、枠体10の全面を収容することのできる大きさに構成してある。
(【0011】以降は省略されています)
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