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公開番号
2025018608
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023122474
出願日
2023-07-27
発明の名称
落下防止ネット
出願人
株式会社竹中工務店
,
株式会社保安資材
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
E04G
21/32 20060101AFI20250130BHJP(建築物)
要約
【課題】障害物があっても配置し易い落下防止ネットを提供する。
【解決手段】落下防止ネット20は、保持機構50を用いて梁部材に固定可能又は引掛け可能な支持ロープ30と、支持ロープ30に開口縁部が開くように取付けられると共に、使用姿勢において開口縁部から下向きに形成されて分割及び連結されるファスナー部60を備えたネット状の袋体40と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
保持機構を用いて梁部材に固定可能又は引掛け可能な支持ロープと、
前記支持ロープに開口縁部が開くように取付けられると共に、使用姿勢において前記開口縁部から下向きに形成されて分割及び連結されるファスナー部を備えたネット状の袋体と、
を有する落下防止ネット。
続きを表示(約 450 文字)
【請求項2】
前記支持ロープは、
使用姿勢において下向きに湾曲した状態で間隔を開けて配置される一対の支持ロープであり、
前記袋体は、
一対の前記支持ロープに両端部が掛け渡され、使用姿勢において下向きに湾曲して、軸方向が前記梁部材に沿う半円筒状となるメインネットと、
前記支持ロープの湾曲部に固定され、中央部に前記ファスナー部が設けられた分割ネットと、
を有する、請求項1に記載の落下防止ネット。
【請求項3】
前記保持機構は、
前記支持ロープの端部同士を接続してループ状に形成するバックルを含む、
請求項1又は2に記載の落下防止ネット。
【請求項4】
前記保持機構は、
前記支持ロープを鉄骨部材へ固定可能な磁石を含む、
請求項1又は2に記載の落下防止ネット。
【請求項5】
前記ファスナー部は、複数のスナップボタンを備えている、
請求項1又は2に記載の落下防止ネット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、落下防止ネットに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、電力送電関連構成物からの落下物を受け止めるために用いられる地上落下防止用ネットが記載されている。この地上落下防止用ネットでは、環状のフックとロープとからなる複数の係止部材が、電力送電関連構成物に着脱可能とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-261123号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に示された地上落下防止用ネットは、網状体が枠体に張設されて形成されている。しかしながら、地上落下防止用ネットを配置したい場所に、電線等の障害物があると、網状体と障害物とが干渉して、地上落下防止用ネットを設置し難い。また、例えば建物の工事現場で落下物を受け止める場合でも、梁やブレースが交錯する場所においては、このような地上落下防止用ネットは採用し難い場合もある。
【0005】
本発明は、上記事実を考慮し、障害物があっても配置し易い落下防止ネットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1の落下防止ネットは、保持機構を用いて梁部材に固定可能又は引掛け可能な支持ロープと、前記支持ロープに開口縁部が開くように取付けられると共に、使用姿勢において前記開口縁部から下向きに形成されて分割及び連結されるファスナー部を備えたネット状の袋体と、を有する。
【0007】
請求項1の落下防止ネットでは、保持機構を用いて梁部材に支持ロープを固定するまたは引掛けると、梁部材の下方に、開口縁部が開いたネット状の袋体が配置される。これにより、鉄骨梁の継手等をボルト固定する際等に、破断したピンテール、ボルトやナットなどを捕捉でき、当該ピンテール、ボルトやナットなどが下方へ落下することを抑制できる。
【0008】
また、梁下にブレースなどの障害物が通っている場合でも、ファスナー部を分割して障害物を袋体の内外へ通せば、落下防止ネットを配置できる。
【0009】
請求項2の落下防止ネットは、請求項1に記載の落下防止ネットにおいて、前記支持ロープは、使用姿勢において下向きに湾曲した状態で間隔を開けて配置される一対の支持ロープであり、前記袋体は、一対の前記支持ロープに両端部が掛け渡され、使用姿勢において下向きに湾曲して、軸方向が前記梁部材に沿う半円筒状となるメインネットと、前記支持ロープの湾曲部に固定され、中央部に前記ファスナー部が設けられた分割ネットと、を有する。
【0010】
請求項2の落下防止ネットは、間隔を開けて配置された一対の支持ロープを梁部材に固定する又は引掛けると、梁部材の下に、メインネット及び分割ネットで形成された袋体が配置される。このうち、メインネットは梁部材に沿う半円筒状に形成されるため、ピンテール、ボルトやナットなどを捕捉し易い。
(【0011】以降は省略されています)
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