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公開番号
2025018577
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023122412
出願日
2023-07-27
発明の名称
法面均し用部材、捨石マウンド均し装置、及び法面均し用部材の取付方法
出願人
若築建設株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E02D
15/10 20060101AFI20250130BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】法面均しの施工効率を向上できる法面均し用部材を提供する。
【解決手段】法面均し用部材10は、水中の基礎捨石マウンド6の平面を均すための均し用重錘4の下端に取り付けて用いられる法面均し用部材10であって、法面均し用部材10の下端には、基礎捨石マウンド6の法面6Bの傾斜角に応じた階段状に形成される複数の下端面11B~15Bが設けられ、複数の下端面11B~15Bの法線方向は均し用重錘4の落下方向Aと同一である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
水中の基礎捨石マウンドの平面を均すための均し用重錘の下端に取り付けて用いられる法面均し用部材であって、
当該法面均し用部材の下端には、前記基礎捨石マウンドの法面の傾斜角に応じた階段状に形成される複数の下端面が設けられ、
前記複数の下端面の法線方向は、前記均し用重錘の落下方向と同一である、
法面均し用部材。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
当該法面均し用部材の階段状の前記複数の下端面は複数のブロックの組み合わせで形成される、
請求項1に記載の法面均し用部材。
【請求項3】
当該法面均し用部材の階段状の前記複数の下端面は単一の部材で形成される、
請求項1に記載の法面均し用部材。
【請求項4】
当該法面均し用部材の階段状の前記複数の下端面は、相互の相対的な位置を変更可能である、
請求項1に記載の法面均し用部材。
【請求項5】
前記均し用重錘の下端に連結される基部と、
前記基部に対して前記均し用重錘の延在方向に沿って摺動可能な複数のブロックと、
前記複数のブロックの相対位置を保持する保持部と、
を備え、
前記複数のブロックの下端面が当該法面均し用部材の階段状の前記複数の下端面を形成する、
請求項4に記載の法面均し用部材。
【請求項6】
前記保持部は、
前記複数のブロックのそれぞれに前記延在方向に沿って少なくとも1つ設けられ、それぞれが前記複数のブロックが並ぶ方向に沿って形成される貫通孔と、
前記貫通孔に挿通可能な棒材と、を有し、
前記棒材を前記複数のブロックごとに任意の1つの前記貫通孔に挿通させ、前記複数のブロックのすべての前記貫通孔に挿通させることによって、前記複数のブロックの相対位置を保持する、
請求項5に記載の法面均し用部材。
【請求項7】
水中の基礎捨石マウンドの平面を均すための均し用重錘と、
前記均し用重錘の下端に取り付けられる請求項1~6のいずれか一項に記載の法面均し用部材と、
を備える捨石マウンド均し装置。
【請求項8】
水中の基礎捨石マウンドの平面を均すための均し用重錘の下端に法面均し用部材を取り付ける取付工法であって、
前記法面均し用部材の下端には、前記基礎捨石マウンドの法面の傾斜角に応じた階段状に形成される複数の下端面が設けられ、
前記複数の下端面の法線方向は、前記均し用重錘の落下方向と同一であり、
前記傾斜角に応じた階段面を有するガイド部材を、前記階段面が上方を向くように地面に載置する載置ステップと、
前記載置ステップにて載置された前記ガイド部材に対して前記法面均し用部材の前記複数の下端面を前記ガイド部材の前記階段面とそれぞれ接触させることによって、前記法面均し用部材を位置決めする位置決めステップと、
前記位置決めステップにて位置決めされた後の前記法面均し用部材に対して前記均し用重錘を上方から下降させて、前記均し用重錘の下端に前記法面均し用部材を連結する連結ステップと、
を含む法面均し用部材の取付方法。
【請求項9】
前記法面均し用部材は、前記均し用重錘の下端に連結される基部と、前記基部に対して前記均し用重錘の延在方向に沿って摺動可能な複数のブロックと、前記複数のブロックの相対位置を保持する保持部と、を備え、前記複数のブロックの下端面が前記法面均し用部材の階段状の前記複数の下端面を形成し、
前記位置決めステップは、前記載置ステップにて載置された前記ガイド部材に対して前記法面均し用部材を上方から下降させて、前記複数のブロックの前記下端面を前記ガイド部材の前記階段面とそれぞれ接触させることによって、前記法面均し用部材の階段状の前記複数の下端面の位置を一括で位置決めし、
前記位置決めステップにて位置決めされた前記複数のブロックの相対位置を前記保持部により保持させる保持ステップを含み、
前記連結ステップは、前記保持ステップにて保持された後の前記法面均し用部材に対して前記均し用重錘を上方から下降させて、前記均し用重錘の下端に前記法面均し用部材を連結する、
請求項8に記載の法面均し用部材の取付方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、法面均し用部材、捨石マウンド均し装置、及び法面均し用部材の取付方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
水中の基礎捨石マウンドの法面を均すために使用されている既存の技術として、均し用重錘がある。この技術では、基礎捨石マウンドの天端面(平面)を均すための重錘本体下端に法面均し用部材を取り付けて使用する。法面均し用部材は、部材の底面を、形成する法面の傾斜角に応じた傾斜面とし、部材の上面のボルトで重錘本体に固定されている。このように重錘本体に法面均し用部材を取り付けた重錘を、起重機船により捨石マウンド上に落下させることによって法面均しを行う(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-161674号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載される従来の重錘で法面を均す手法の場合、重錘を基礎捨石マウンド上に落下させ、重錘の法面均し用部材が捨石に着底した際に、法面均し用部材の下端の傾斜面の影響によって下方へ滑り落ちやすい。このため、従来手法では法面に対して目的の均しを実施するための効率が低下する場合がある。
【0005】
本開示は、法面均しの施工効率を向上できる法面均し用部材、捨石マウンド均し装置、及び法面均し用部材の取付方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の実施形態の一観点に係る法面均し用部材は、水中の基礎捨石マウンドの平面を均すための均し用重錘の下端に取り付けて用いられる法面均し用部材であって、当該法面均し用部材の下端には、前記基礎捨石マウンドの法面の傾斜角に応じた階段状に形成される複数の下端面が設けられ、前記複数の下端面の法線方向は、前記均し用重錘の落下方向と同一である。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、法面均しの施工効率を向上できる法面均し用部材、捨石マウンド均し装置、及び法面均し用部材の取付方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る捨石マウンド均し装置の全体構成の一例を示す図
第1実施形態に係る法面均し用部材の概略構成の一例を示す図
比較例としての従来の法面均し用部材を用いる場合の挙動の一例を示す図
第1実施形態に係る法面均し用部材を用いる場合の挙動の一例を示す図
第1実施形態の法面均し用部材の取付方法の第1段階を示す図
第1実施形態の法面均し用部材の取付方法の第2段階を示す図
第1実施形態の法面均し用部材の取付方法の第3段階を示す図
法面均し用部材の他の傾斜角度の例を示す図
第2実施形態に係る法面均し用部材の概略構成の一例を示す図
第2実施形態の法面均し用部材の取付方法の第2段階を示す図
第2実施形態の法面均し用部材の取付方法の第3段階を示す図
第2実施形態の法面均し用部材の取付方法の第4段階を示す図
法面均し用部材の他の傾斜角度の例を示す図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照しながら実施形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
【0010】
[第1実施形態]
図1~図8を参照して第1実施形態を説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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