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公開番号
2025018243
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023121785
出願日
2023-07-26
発明の名称
柱梁接合部構造
出願人
株式会社安藤・間
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
E04B
1/30 20060101AFI20250130BHJP(建築物)
要約
【課題】鉄骨梁と鉄筋コンクリート柱との柱梁接合部構造に好適な柱梁接合部構造を提供する。
【解決手段】柱梁接合部構造1は、材端部鉄筋コンクリート梁33中央部鉄骨梁からなる複合構造梁30と、鉄骨梁に交差する方向に架設された鉄骨梁20と、鉄筋コンクリート柱との柱梁接合部構造であって、鉄骨梁20のうち、鉄筋コンクリート柱の上部に支持された鉄骨梁20の鉄骨梁端部21と、鉄骨梁端部21を覆い、複合構造梁30が接合された梁交差部40と、を有する鉄筋コンクリート柱部材と、鉄骨梁端部32の長軸方向の一端部が、梁交差部40を介して、鉄骨梁端部21と間隔D1を空けて配置された、複合構造梁30の端部を構成する複合構造梁端部プレキャストコンクリート部材31と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
材端部鉄筋コンクリート梁中央部第1の鉄骨梁からなる第1の複合構造梁と、前記第1の鉄骨梁に交差する方向に架設された第2の鉄骨梁と、鉄筋コンクリート柱との柱梁接合部構造であって、
前記第2の鉄骨梁のうち、前記鉄筋コンクリート柱の上部に支持された前記第2の鉄骨梁の鉄骨梁端部と、該第2の鉄骨梁の鉄骨梁端部を覆い、前記第1の複合構造梁が接合された梁交差部と、を有する鉄筋コンクリート柱部材と、
前記第1の鉄骨梁の鉄骨梁端部の長軸方向の一端部が、前記梁交差部を介して、前記第2の鉄骨梁の鉄骨梁端部と所定の間隔を空けて配置された、前記第1の複合構造梁の端部を構成する第1の複合構造梁端部プレキャストコンクリート部材と、
を備える、
ことを特徴とする柱梁接合部構造。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記鉄筋コンクリート柱部材は、前記第1の鉄骨梁と前記梁交差部を挟んで対向する第3の鉄骨梁の鉄骨梁端部の長軸方向の一端部が、前記梁交差部を介して、前記第2の鉄骨梁の鉄骨梁端部と所定の間隔を空けて配置された、第2の複合構造梁の端部を構成する第2の複合構造梁端部をさらに有する、
請求項1に記載の柱梁接合部構造。
【請求項3】
他の第1の鉄骨梁の鉄骨梁端部の長軸方向の一端部が、前記梁交差部を挟んで前記第1の複合構造梁に対向しつつ前記第2の鉄骨梁の鉄骨梁端部と前記所定の間隔を空けて配置された他の複合構造梁端部をさらに備える、
請求項1に記載の柱梁接合部構造。
【請求項4】
前記第2の鉄骨梁の鉄骨梁端部は、鉄筋コンクリートに覆われ、該鉄筋コンクリートは、前記梁交差部と一体的に形成されている、
請求項1に記載の柱梁接合部構造。
【請求項5】
前記梁交差部には、前記鉄筋コンクリート柱の柱主筋を挿通する挿通孔または接続する機械式継手が形成されており、
前記挿通孔に前記柱主筋を挿通し、または前記機械式継手に前記柱主筋を接続し、前記梁交差部を前記鉄筋コンクリート柱の柱体に載置されて前記梁交差部が前記鉄筋コンクリート柱と一体化された、
請求項1に記載の柱梁接合部構造。
【請求項6】
前記第1の複合構造梁および前記第2の鉄骨梁に支持された床スラブには、前記第1の複合構造梁の材端部と中央部との境界に沿って構造スリットが設けられている、
請求項1に記載の柱梁接合部構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、柱梁接合部構造に係り、特に、材端部鉄筋コンクリート梁中央部鉄骨梁からなる複合構造梁および鉄骨梁と鉄筋コンクリート柱との柱梁接合部構造に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
建築物の梁スパンを大きく確保するためや工期を短縮する等のために、断面性能の良いH形鋼の鉄骨梁と圧縮力に強い鉄筋コンクリート柱とを組み合わせた複合構造を適用することがある。
【0003】
さらに、現場での施工手間の軽減のために、例えば、特許文献1に示すように、複合構造梁の端部をプレキャストコンクリートとすることがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平3-066852号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の柱梁接合部構造では、XY両方向でラーメン構造を構築するために鉄骨梁3,3の交差部分を鉄骨工場で溶接等により剛接合する。しかしながら、この柱梁接合部構造は、鉄骨が交差する近傍の断面形状が複雑であるため溶接に大きな手間がかかり、また、熟練した溶接工による作業が必要であり、コスト、時間等が大きく掛かってしまう。また、XY両方向で複合構造の梁となっているため、プレキャスト部材の全体の寸法が大きくなり、幅に制限のある運搬用のトラックの荷台に載せるのは困難である。
【0006】
そこで、本発明の目的は、鉄骨梁と鉄筋コンクリート柱との柱梁接合部構造に好適な柱梁接合部構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明は、材端部鉄筋コンクリート梁中央部第1の鉄骨梁からなる第1の複合構造梁と、前記第1の鉄骨梁に交差する方向に架設された第2の鉄骨梁と、鉄筋コンクリート柱との柱梁接合部構造であって、前記第2の鉄骨梁のうち、前記鉄筋コンクリート柱の上部に支持された前記第2の鉄骨梁の鉄骨梁端部と、該第2の鉄骨梁の鉄骨梁端部を覆い、前記第1の複合構造梁が接合された梁交差部と、を有する鉄筋コンクリート柱部材と、前記第1の鉄骨梁の鉄骨梁端部の長軸方向の一端部が、前記梁交差部を介して、前記第2の鉄骨梁の鉄骨梁端部と所定の間隔を空けて配置された、前記第1の複合構造梁の端部を構成する第1の複合構造梁端部プレキャストコンクリート部材と、を備えることを特徴とする。
【0008】
前記鉄筋コンクリート柱部材は、前記第1の鉄骨梁と前記梁交差部を挟んで対向する第3の鉄骨梁の鉄骨梁端部の長軸方向の一端部が、前記梁交差部を介して、前記第2の鉄骨梁の鉄骨梁端部と所定の間隔を空けて配置された、第2の複合構造梁の端部を構成する第2の複合構造梁端部をさらに有することが好ましい。
【0009】
他の第1の鉄骨梁の鉄骨梁端部の長軸方向の一端部が、前記梁交差部を挟んで前記第1の複合構造梁に対向しつつ前記第2の鉄骨梁の鉄骨梁端部と前記所定の間隔を空けて配置された他の複合構造梁端部をさらに備えることが好ましい。
【0010】
前記第2の鉄骨梁の鉄骨梁端部は、鉄筋コンクリートに覆われ、該鉄筋コンクリートは、前記梁交差部と一体的に形成されていることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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