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公開番号
2025016180
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-31
出願番号
2023119294
出願日
2023-07-21
発明の名称
柱梁接合部プレキャストコンクリート部材および柱梁接合部構造
出願人
株式会社安藤・間
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
E04B
1/30 20060101AFI20250124BHJP(建築物)
要約
【課題】鉄骨梁と鉄筋コンクリート柱との柱梁接合部構造に好適な柱梁接合部プレキャストコンクリート部材および柱梁接合部構造を提供する。
【解決手段】柱梁接合部プレキャストコンクリート部材5は、鉄骨梁20のうち、鉄筋コンクリート柱10上部に配置される鉄骨梁20の鉄骨梁端部21と、複合構造梁30の鉄骨梁の鉄骨梁端部32の長軸方向の一端部が、鉄骨梁20の鉄骨梁端部21と所定の間隔D1を空けて配設された複合構造梁端部31と、複合構造梁端部31と一体的に上端筋34および下端筋35が配筋されて少なくとも複合構造梁30の鉄骨梁の鉄骨梁端部32の鉄骨梁天端の高さまでコンクリートが打設され、複合構造梁端部31と鉄骨梁20の鉄骨梁端部21とを接合し、鉄筋コンクリート柱10の柱主筋12を挿通可能な挿通孔15が形成された梁交差部40と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
材端部鉄筋コンクリート梁中央部第1の鉄骨梁からなる複合構造梁と、前記第1の鉄骨梁に交差する方向に架設された第2の鉄骨梁と、鉄筋コンクリート柱との柱梁接合部構造に使用するプレキャストコンクリート部材であって、
前記第2の鉄骨梁のうち、前記鉄筋コンクリート柱上部に支持される前記第2の鉄骨梁の鉄骨梁端部と、
前記第1の鉄骨梁の鉄骨梁端部の長軸方向の一端部が、前記第2の鉄骨梁の鉄骨梁端部と所定の間隔を空けて配置された複合構造梁端部と、
前記複合構造梁端部と一体的に少なくとも前記第1の鉄骨梁の鉄骨梁端部の鉄骨梁天端の高さまでコンクリートが打設され、前記複合構造梁端部と前記第2の鉄骨梁の鉄骨梁端部とを接合し、前記鉄筋コンクリート柱の柱主筋を挿通可能な挿通孔が形成された梁交差部と、
を備える、
ことを特徴とする柱梁接合部プレキャストコンクリート部材。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
他の第1の鉄骨梁の鉄骨梁端部の長軸方向の一端部が、前記梁交差部を挟んで前記複合構造梁に対向しつつ前記第2の鉄骨梁の鉄骨梁端部と前記所定の間隔を空けて配設された他の複合構造梁端部をさらに備え、
前記複合構造梁端部から前記梁交差部を介して前記他の複合構造梁端部まで、一体的に少なくとも前記第1の鉄骨梁の鉄骨梁端部の鉄骨梁天端の高さまでコンクリートを打設された、
請求項1に記載の柱梁接合部プレキャストコンクリート部材。
【請求項3】
前記第1の鉄骨梁の梁せいは、前記第2の鉄骨梁の梁せいよりも小さい、
請求項1に記載の柱梁接合部プレキャストコンクリート部材。
【請求項4】
前記第1の鉄骨梁の梁せいは、前記第2の鉄骨梁の梁せいよりも小さい、
請求項2に記載の柱梁接合部プレキャストコンクリート部材。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか1項に記載の柱梁接合部プレキャストコンクリート部材と、
前記柱主筋が前記挿通孔に挿通された前記鉄筋コンクリート柱と、
を有する、
柱梁接合部構造。
【請求項6】
前記複合構造梁端部の前記コンクリートの上部に現場で打設される後打ちコンクリートは、前記コンクリートより低強度である、
請求項5に記載の柱梁接合部構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、柱梁接合部プレキャストコンクリート部材および柱梁接合部構造に係り、特に、材端部鉄筋コンクリート梁中央部鉄骨梁からなる複合構造梁および鉄骨梁と鉄筋コンクリート柱との柱梁接合部プレキャストコンクリート部材および柱梁接合部構造に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
建築物の梁スパンを大きく確保するためや工期を短縮する等のために、断面性能の良いH形鋼の鉄骨梁と圧縮力に強い鉄筋コンクリート柱とを組み合わせた複合構造を適用することがある。
【0003】
さらに、現場での施工手間の軽減のために、例えば、特許文献1に示すように、複合構造梁の端部をプレキャストコンクリートとすることがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平3-066852号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の柱梁接合部構造では、XY両方向でラーメン構造を構築するために鉄骨梁3,3の交差部分を鉄骨工場で溶接等により剛接合する。しかしながら、この柱梁接合部構造は、鉄骨が交差する近傍の断面形状が複雑であるため溶接に大きな手間がかかり、また、熟練した溶接工による作業が必要であり、コスト、時間等が大きく掛かってしまう。また、XY両方向で複合構造の梁となっているため、プレキャスト部材の全体の寸法が大きくなり、幅に制限のある運搬用のトラックの荷台に載せるのは困難である。
【0006】
そこで、本発明の目的は、鉄骨梁と鉄筋コンクリート柱との柱梁接合部構造に好適な柱梁接合部プレキャストコンクリート部材および柱梁接合部構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、柱梁接合部プレキャストコンクリート部材として、本発明は、材端部鉄筋コンクリート梁中央部第1の鉄骨梁からなる複合構造梁と、前記第1の鉄骨梁に交差する方向に架設された第2の鉄骨梁と、鉄筋コンクリート柱との柱梁接合部構造に使用するプレキャストコンクリート部材であって、前記第2の鉄骨梁のうち、前記鉄筋コンクリート柱上部に配置される前記第2の鉄骨梁の鉄骨梁端部と、前記第1の鉄骨梁の鉄骨梁端部の長軸方向の一端部が、前記第2の鉄骨梁の鉄骨梁端部と所定の間隔を空けて配設された複合構造梁端部と、前記複合構造梁端部と一体的に少なくとも前記第1の鉄骨梁の鉄骨梁端部の鉄骨梁天端の高さまでコンクリートが打設され、前記複合構造梁端部と前記第2の鉄骨梁の鉄骨梁端部とを接合し、前記鉄筋コンクリート柱の柱主筋を挿通可能な挿通孔が形成された梁交差部と、を備えることを特徴とする。
【0008】
他の第1の鉄骨梁の鉄骨梁端部の長軸方向の一端部が、前記梁交差部を挟んで前記複合構造梁に対向しつつ前記第2の鉄骨梁の鉄骨梁端部と前記所定の間隔を空けて配設された他の複合構造梁端部をさらに備え、前記複合構造梁端部から前記梁交差部を介して前記他の複合構造梁端部まで、一体的に少なくとも前記第1の鉄骨梁の鉄骨梁端部の鉄骨梁天端の高さまでコンクリートを打設されたことが好ましい。
【0009】
前記第1の鉄骨梁の梁せいは、前記第2の鉄骨梁の梁せいよりも小さいことが好ましい。
【0010】
柱梁接合部構造として、本発明は、柱梁接合部プレキャストコンクリート部材と、前記柱主筋が前記挿通孔に挿通された前記鉄筋コンクリート柱と、を有する。
(【0011】以降は省略されています)
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