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公開番号2025005676
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023105946
出願日2023-06-28
発明の名称柱梁接合構造
出願人株式会社安藤・間
代理人個人,個人,個人
主分類E04B 1/30 20060101AFI20250109BHJP(建築物)
要約【課題】大スパン架構に好適な柱梁接合構造を提供する。
【解決手段】柱梁接合構造は、互いに交差する方向に架設された梁と鉄筋コンクリート柱10との柱梁接合構造であって、材端部鉄筋コンクリート梁33中央部鉄骨梁31からなる複合構造梁30は、鉄骨梁31の長軸方向の一端部が複合構造梁30に交差する方向に架設された鉄骨梁20と第1の間隔(D1)を空けて配設され、鉄筋コンクリート梁33と一体的に上端筋34および下端筋35が配筋されてコンクリートを打設された柱梁交差部40を介して鉄骨梁20および鉄筋コンクリート柱10と接合されたことを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
互いに交差する方向に架設された梁と鉄筋コンクリート柱との柱梁接合構造であって、
材端部鉄筋コンクリート梁中央部第1の鉄骨梁からなる複合構造梁は、前記第1の鉄骨梁の長軸方向の一端部が前記複合構造梁に交差する方向に架設された第2の鉄骨梁と第1の間隔(D1)を空けて配設され、前記鉄筋コンクリート梁と一体的に上端筋および下端筋が配筋されてコンクリートを打設された柱梁交差部を介して前記第2の鉄骨梁および前記鉄筋コンクリート柱と接合された、
ことを特徴とする柱梁接合構造。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記第2の鉄骨梁は、前記鉄筋コンクリート柱の上部位置において、前記柱梁交差部の鉄筋コンクリートに覆われており、
前記第1の鉄骨梁の前記一端部は、平面視で、前記鉄筋コンクリート柱と第2の間隔(D2)を空けて、または当接するように配設された、
請求項1に記載の柱梁接合構造。
【請求項3】
前記第2の鉄骨梁は、前記鉄筋コンクリート柱の上部位置および該鉄筋コンクリート柱の上部位置から所定の範囲において、前記柱梁交差部および該柱梁交差部に接合された材端鉄筋コンクリート梁の鉄筋コンクリートに覆われた、
請求項1に記載の柱梁接合構造。
【請求項4】
前記複合構造梁は、前記第1の鉄骨梁の前記一端部が前記鉄筋コンクリート柱に形成されたコーベルに支持された、
請求項1または3に記載の柱梁接合構造。
【請求項5】
小梁が前記複合構造梁と前記第2の鉄骨梁とのうち、長期許容耐力の余裕が大きいほうの梁に掛け渡された、
請求項1または3に記載の柱梁接合構造。
【請求項6】
他の複合構造梁が、前記鉄筋コンクリート柱を挟んで前記複合構造梁に対向しつつ前記第2の鉄骨梁と前記第1の間隔(D1)を空けて配設するように前記柱梁交差部を介して接合され、
前記複合構造梁の長軸方向の一端部の鉄筋コンクリート梁から前記柱梁交差部を介して前記他の複合構造梁の長軸方向の一端部の鉄筋コンクリート梁まで、一体的に前記上端筋および前記下端筋が配筋されてコンクリートを打設された、
請求項1または3に記載の柱梁接合構造。
【請求項7】
前記複合構造梁および前記第2の鉄骨梁は、前記柱梁交差部と一体化されたプレキャストコンクリート部材である、
請求項1または3に記載の柱梁接合構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、柱梁接合構造に係り、特に、材端部鉄筋コンクリート梁中央部鉄骨梁からなる複合構造梁および鉄骨梁と鉄筋コンクリート柱との柱梁接合構造に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
建築物の梁スパンを大きく確保するためや工期を短縮する等のために、鉄骨梁と鉄筋コンクリート柱とを組み合わせた複合構造を適用することがある。
【0003】
このとき、鉄骨梁と鉄筋コンクリート柱との複合構造には、例えば、特許文献1に示すように、鉄骨梁のウェブおよびフランジにL型の剪断補強部材を取り付けることにより、柱梁接合部を補強する場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-172901号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の柱梁接合構造では、鉄骨梁4,4の交差部分を現場または工場で溶接等により剛接合する必要があるが、断面形状が複雑であるため大きな手間がかかり、また、熟練した溶接工による作業が必要であり、コスト、時間等が大きく掛かってしまい、大スパン架構に好適な柱梁接合構造であるとは言えない。
【0006】
そこで、本発明の目的は、大スパン架構に好適な柱梁接合構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明は、互いに交差する方向に架設された梁と鉄筋コンクリート柱との柱梁接合構造であって、材端部鉄筋コンクリート梁中央部第1の鉄骨梁からなる複合構造梁は、前記第1の鉄骨梁の長軸方向の一端部が前記複合構造梁に交差する方向に架設された第2の鉄骨梁と第1の間隔(D1)を空けて配設され、前記鉄筋コンクリート梁と一体的に上端筋および下端筋が配筋されてコンクリートを打設された柱梁交差部を介して前記第2の鉄骨梁および前記鉄筋コンクリート柱と接合されたことを特徴とする。
【0008】
前記第2の鉄骨梁は、前記鉄筋コンクリート柱の上部位置において、前記柱梁交差部の鉄筋コンクリートに覆われており、前記第1の鉄骨梁の前記一端部は、平面視で、前記鉄筋コンクリート柱と第2の間隔(D2)を空けて、または当接するように配設されたことが好ましい。
【0009】
前記第2の鉄骨梁は、前記鉄筋コンクリート柱の上部位置および該鉄筋コンクリート柱の上部位置から所定の範囲において、前記柱梁交差部および該柱梁交差部に接合された材端鉄筋コンクリート梁の鉄筋コンクリートに覆われたことが好ましい。
【0010】
前記複合構造梁は、前記第1の鉄骨梁の前記一端部が前記鉄筋コンクリート柱に形成されたコーベルに支持されたことが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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