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公開番号
2025018005
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023121370
出願日
2023-07-26
発明の名称
エアサスペンション装置
出願人
日産自動車株式会社
代理人
IBC一番町弁理士法人
主分類
B60G
11/27 20060101AFI20250130BHJP(車両一般)
要約
【課題】車両の地上高を比較的低くした場合にもエアサスペンションの動作が妨げられないようにする。
【解決手段】本発明は、サイドフレームsm1とロアリンクLnとの間を間接的に連結し、サイドフレームとロアリンクの間を伸縮自在なダイヤフラム10と、ダイヤフラムを保護するようにダイヤフラムを包囲するカバー40と、ダイヤフラムとカバーとの間の内部空間spに接続部jt1を有し、内部空間に存在する気体を外部と流通可能なホース50とを備え、ホースの開口部57は接続部よりも上方かつ、フェンダープロテクタfp1よりも上方に設けられている。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
車両のフレームとロアリンクとの間を直接連結又は間接連結し、前記フレームと前記ロアリンクの間を伸縮自在なダイヤフラムと、
前記ダイヤフラムを保護するように前記ダイヤフラムを包囲する内部空間を備えるカバーと、を備えるエアサスペンション装置であって、
前記エアサスペンション装置は、前記ダイヤフラムと前記カバーとの間の前記内部空間に一方の開口部を有し、前記内部空間に存在する気体を外部と流通可能に接続されるホースを有し、
前記ホースの他方の開口部は、前記一方の開口部よりも上方かつ、フェンダープロテクタよりも上方に設けられているエアサスペンション装置。
続きを表示(約 930 文字)
【請求項2】
前記ホースの前記他方の開口部は、前記フェンダープロテクタとホイールハウスパネルとの間に設けられている請求項1に記載のエアサスペンション装置。
【請求項3】
前記ホースは、前記一方の開口部と前記他方の開口部との間に車体側に固定される固定部を有し、
前記一方の開口部と前記固定部との間に配置される前記ホースは弾性変形可能である請求項1に記載のエアサスペンション装置。
【請求項4】
前記エアサスペンション装置はフレーム車に搭載され、
前記フレーム車はサイドフレームとキャビンと、を備え、
前記ホースは前記サイドフレームに固定される第1固定部と前記キャビンに固定される第2固定部を有し、
前記第1固定部と前記第2固定部の間の前記ホースは弾性変形可能である請求項3に記載のエアサスペンション装置。
【請求項5】
前記ホースは、前記一方の開口部と前記第1固定部の間で弾性変形可能な第1弾性部材と、前記第1固定部と前記第2固定部の間で弾性変形可能な第2弾性部材と、を備え、
前記第2弾性部材は前記第1弾性部材よりも長い請求項4に記載のエアサスペンション装置。
【請求項6】
前記ホースは、前記一方の開口部と前記第1固定部の間で弾性変形可能な第1弾性部材と、前記第1固定部と前記第2固定部の間で弾性変形可能な第2弾性部材と、を備え、
前記第2弾性部材は前記第1弾性部材よりも弾性率が大きい請求項4に記載のエアサスペンション装置。
【請求項7】
前記ホースが前記エアサスペンションに接続される接続部は、車両の外側を向いている請求項1に記載のエアサスペンション装置。
【請求項8】
前記ホースの前記他方の開口部は、車両上下方向の寸法が車両前後方向の寸法よりも小さい請求項7に記載のエアサスペンション装置。
【請求項9】
キャニスタドレインの開口、又はバッテリが前記ホースの近傍かつ一方側にある場合、前記ホースの前記開口部は前記一方側に対して他方側を向いている請求項1に記載のエアサスペンション装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エアサスペンション装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、車両には車体と車輪とを連結する装置としてサスペンションが知られており、サスペンションはサスペンションアーム、スプリング、ショックアブソーバ等から構成される。サスペンションに使用されるスプリングにはコイルスプリングが使用されることが多いが、スプリングには気体の注入排出により動作するエアサスペンション装置のエアスプリングも存在する。エアサスペンション装置のエアスプリングに関する従来の技術として、特許文献1にはエアスプリングとエアスプリングの外側を覆う蛇腹部を備えた蛇腹カバーを含み、エアスプリングと蛇腹部との間に中間カバーを設ける技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-034871号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明者らは、車室内の居住空間の確保の観点から車両の床部を低床化した際にもエアサスペンションの動作が妨げられない仕様について鋭意検討している。
【0005】
本発明の目的は、エアサスペンションを搭載した車両の地上高を比較的低くした場合にもエアサスペンションの動作が妨げられないようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、車両のフレームとロアリンクとの間を直接連結又は間接連結し、フレームとロアリンクの間を伸縮自在なダイヤフラムと、ダイヤフラムを保護するようにダイヤフラムを包囲する内部空間を備えるカバーとを備えるエアサスペンション装置である。エアサスペンション装置は、ダイヤフラムとカバーとの間の内部空間に一方の開口部を有し、内部空間に存在する気体を外部と流通可能に接続されるホースを有する。ホースの他方の開口部は、一方の開口部よりも上方かつフェンダープロテクタよりも上方に設けている。
【発明の効果】
【0007】
上記エアサスペンション装置によれば、車両の地上高を比較的低くした場合にもエアサスペンションの動作が妨げられないようにできる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係るエアサスペンション装置を構成するカバーおよびホースを示す斜視図である。
図1に係るカバーと車体との接続を概略的に示す図である。
カバーを示す斜視図である。
カバーの内部を示す図である。
カバーの下部を示す断面図である。
カバーの内部であって、ピストンとダイヤフラムの接続部近傍を示す断面図である。
カバーの内部であって、カバーの下部を示す断面図である。
実施形態に係るエアサスペンション装置を搭載した車両の後輪付近を示す概略図である。
実施形態に係るエアサスペンション装置を構成するホースと車体との接続を示す斜視図である。
実施形態に係るエアサスペンション装置を構成するホースの開口部近傍を示す図である。
実施形態に係るエアサスペンション装置を搭載した車両を側面両側から見た概略図である。
エアサスペンション装置を前輪に搭載した実施形態を示す側面図である。
図12に係るエアサスペンション装置を車両前後方向から見た図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付した図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。図面において、同一の部材には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。図面において、各部材の大きさや比率は、実施形態の理解を容易にするために誇張し、実際の大きさや比率とは異なる場合がある。
【0010】
本実施形態に係る車両構造は、最低地上高が200mm未満であってサイドフレームsm1とキャビン(図示省略)を備えるフレーム車であるSUV(Sports Utility Vehicle)等の後輪側のサスペンション装置等に利用できる。本実施形態に係る車両構造は、エアサスペンション装置のエアスプリング(ダイヤフラム10)とエアスプリングに関連する構成について説明する。なお、図8の左側に配置しているショックアブソーバsb1や、ロアリンクLnのようなサスペンションメンバはサスペンションを構成しうるが、公知のものと同様であるため、詳細な説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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