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公開番号2025017843
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-06
出願番号2023121139
出願日2023-07-25
発明の名称車両制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B60W 30/16 20200101AFI20250130BHJP(車両一般)
要約【課題】ACCを実行可能な車両に設けられたコンプレッサーを車速に基づいて制御する場合に、コンプレッサーの回転数の上限値である閾値が頻繁に変化することを抑制できる車両制御装置を提供する。
【解決手段】マップ25が、車速が第1車速から第2車速へ変化するときは、車速が第2車速未満の間は閾値が第1閾値に維持され、車速が第2車速になったときに閾値が第1閾値より高い第2閾値に変化し、車速が第2車速から第1車速へ変化するときは、車速が第1車速より高い間は閾値が第2閾値に維持され、車速が第1車速になったときに閾値が第1閾値に変化し、車両がACCを実行しているときの第2車速が車両がACCを実行していないときの第2車速より高く、及び/又は、車両がACCを実行しているときの第1車速が車両がACCを実行していないときの第1車速より低いことを規定する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
ACCを実行可能な車両に設けられたコンプレッサーの回転数の上限値である閾値を、前記閾値と車速との関係を定めたマップに基づいて変化させながら、前記コンプレッサーの制御を行なう制御部を備え、
前記マップが、
前記車速が第1車速から前記第1車速より高い第2車速へ変化するときは、前記車速が前記第2車速未満の間は前記閾値が第1閾値に維持され、前記車速が前記第2車速になったときに前記閾値が前記第1閾値より高い第2閾値に変化し、
前記車速が前記第2車速から前記第1車速へ変化するときは、前記車速が前記第1車速より高い間は前記閾値が前記第2閾値に維持され、前記車速が前記第1車速になったときに前記閾値が前記第1閾値に変化し、
前記車両が前記ACCを実行しているときの前記第2車速が前記車両が前記ACCを実行していないときの前記第2車速より高く、及び/又は、前記車両が前記ACCを実行しているときの前記第1車速が前記車両が前記ACCを実行していないときの前記第1車速より低いことを規定する車両制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両制御装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、車速と、送風ファンの設定送風量と、に基づいて、エアコン用のコンプレッサーの回転数の上限値である閾値を変化させる車両が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-245894号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
アダプティブクルーズコントロール(以下、ACC)を実行可能な車両に設けられたコンプレッサーを車速に基づいて制御する場合は、ACCを考慮しながら上記閾値を変化させるのが好ましい。上記特許文献1は、この点に関して改善の余地がある。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、ACCを実行可能な車両に設けられたコンプレッサーを車速に基づいて制御する場合に、コンプレッサーの回転数の上限値である閾値が頻繁に変化することを抑制できる車両制御装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1態様の車両制御装置は、ACCを実行可能な車両に設けられたコンプレッサーの回転数の上限値である閾値を、前記閾値と車速との関係を定めたマップに基づいて変化させながら、前記コンプレッサーの制御を行なう制御部を備え、前記マップが、前記車速が第1車速から前記第1車速より高い第2車速へ変化するときは、前記車速が前記第2車速未満の間は前記閾値が第1閾値に維持され、前記車速が前記第2車速になったときに前記閾値が前記第1閾値より高い第2閾値に変化し、前記車速が前記第2車速から前記第1車速へ変化するときは、前記車速が前記第1車速より高い間は前記閾値が前記第2閾値に維持され、前記車速が前記第1車速になったときに前記閾値が前記第1閾値に変化し、前記車両が前記ACCを実行しているときの前記第2車速が前記車両が前記ACCを実行していないときの前記第2車速より高く、及び/又は、前記車両が前記ACCを実行しているときの前記第1車速が前記車両が前記ACCを実行していないときの前記第1車速より低いことを規定する。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る車両制御装置は、ACCを実行可能な車両に設けられたコンプレッサーを車速に基づいて制御する場合に、コンプレッサーの回転数の上限値である閾値が頻繁に変化することを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る車両制御装置を備える車両の模式的な側面図である。
車速とコンプレッサーの回転数の閾値との関係を定めた制御用マップを示す図である。
ACCを実行中の車両が所定の態様で走行するときのタイミングチャートである。
ACCを実行中の車両が図3とは異なる態様で走行するときのタイミングチャートである。
車両のECUのCPUが実行する処理を表すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る車両制御装置の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
【0010】
本実施形態の車両制御装置が適用された車両10は、図1に示されるように電動モータ12及びバッテリ14を有する。電動モータ12は車両10の駆動源であり、バッテリ14から供給された電力を受けることにより作動する。即ち、本実施形態の車両10はBEV(Battery Electric Vehicle)である。さらに車両10は車速センサ15を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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