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公開番号
2025017842
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023121138
出願日
2023-07-25
発明の名称
電池搭載構造
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B60K
1/04 20190101AFI20250130BHJP(車両一般)
要約
【課題】車体の振動を抑制することができ、衝突時の耐衝撃性能を向上させることができる電池搭載構造を得る。
【解決手段】車両10は、車両10の骨格を構成するボデー12と車両10のフロアパネル20の下方に搭載された電池ケース24との結合部30において、ボデー12側に結合された第1結合部材40と電池ケース24側に結合された第2結合部材42との間に弾性部材60が介在する。これにより、重量物である電池ケース24がダイナミックダンパとして機能し、ボデー12の振動を抑制する。また、第1結合部材40と第2結合部材42との間に設けられた第1間隙Gには、第2結合部材42から突出する突出部50が設けられている。従って、突出部50を介して、ボデー12に入力される荷重を電池ケース24側に迅速に伝達して荷重を分散することができるため、衝突時の耐衝撃性能を向上させることができる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の骨格を構成するボデーと、
前記ボデーと結合し、車両の床下に搭載された電池ケースと、
前記ボデーと前記電池ケースとの結合部において、前記ボデー側に結合された第1結合部材と、
前記電池ケース側に結合され、前記第1結合部材に対して所定の間隙を設けて装着された第2結合部材と、
前記間隙に配置され、前記第1結合部材と前記第2結合部材との間に介在する弾性部材と、
前記第1結合部材及び前記第2結合部材の一方から、前記間隙に突出して設けられた突出部と、
を有する電池搭載構造。
続きを表示(約 500 文字)
【請求項2】
前記電池ケースの側方から前記ボデー側に延在する支持部材を更に有し、
前記第2結合部材は、前記支持部材を介して前記電池ケースに結合されている、
請求項1に記載の電池搭載構造。
【請求項3】
前記支持部材は、
前記第2結合部材に対して車両外側に配置された第1支持部と、
前記第2結合部材に対して車両内側に配置された第2支持部と、を有する、
請求項2に記載の電池搭載構造。
【請求項4】
前記突出部は、先端が対向面から離間して設けられている、
請求項1~請求項3の何れか1項に記載の電池搭載構造。
【請求項5】
前記第1結合部材及び前記第2結合部材は、車両上下方向を軸方向とする筒状に形成され、
前記第2結合部材の内側に前記第1結合部材が挿入され、
前記弾性部材は、
前記突出部に対して軸方向一方側に配置された第1弾性部と、
前記突出部に対して軸方向他方側に配置された第2弾性部と、を有する、
請求項1~請求項3の何れか1項に記載の電池搭載構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用の電池搭載構造に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、電池装置と車体との間に弾性支持部材が設けられ、電池装置が車体に対して弾性支持されることにより、電池装置がダイナミックダンパとして機能し、車体の振動を抑制することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-014384号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、衝突時の耐衝撃性能の向上させる観点では、衝突時に車体に入力される荷重を電池ケース側に迅速に伝達して荷重を分散することが望ましいが、特許文献1では、電池装置が車体に対して弾性支持されているため、迅速な荷重伝達経路を確保する点において改良の余地がある。
【0005】
本発明は、上記事実を考慮してなされたものであり、車体の振動を抑制することができ、衝突時の耐衝撃性能を向上させることができる電池搭載構造を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に係る電池搭載構造は、車両の骨格を構成するボデーと、前記ボデーと結合し、車両の床下に搭載された電池ケースと、前記ボデーと前記電池ケースとの結合部において、前記ボデー側に結合された第1結合部材と、前記電池ケース側に結合され、前記第1結合部材に対して所定の間隙を設けて装着された第2結合部材と、前記間隙に配置され、前記第1結合部材と前記第2結合部材との間に介在する弾性部材と、前記第1結合部材及び前記第2結合部材の一方から、前記間隙に突出して設けられた突出部と、を有する。
【0007】
請求項1に係る電池搭載構造では、車両の骨格を構成するボデーと車両の床下に搭載された電池ケースとの結合部において、ボデー側に結合された第1結合部材と電池ケース側に結合された第2結合部材との間に弾性部材が介在する。これにより、重量物である電池ケースがダイナミックダンパとして機能し、ボデーの振動を抑制する。
【0008】
また、第1結合部材と第2結合部材との間に設けられた間隙には、第1結合部材及び第2結合部材の一方から突出する突出部が設けられている。従って、突出部を介して、ボデーに入力される荷重を電池ケース側に迅速に伝達して荷重を分散することができるため、衝突時の耐衝撃性能を向上させることができる。
【0009】
請求項2に係る電池搭載構造は、請求項1において、前記電池ケースの側方から前記ボデー側に延在する支持部材を更に有し、前記第2結合部材は、前記支持部材を介して前記電池ケースに結合されている。
【0010】
請求項2に係る電池搭載構造では、電池ケースの側方からボデー側に延在する支持部材を介すことにより、電池ケースと第2結合部材とが結合されている。これにより、ボデーと電池ケースとの結合部を電池ケースの側方に配置することができ、電池ケースを車両下方側から弾性支持する構成と比較して、電池ケースの搭載スペースを車両高さ方向に縮小させることができる。その結果、車両下部のスペース効率が向上し、床上に設けられる車室空間の拡張や車体底面の高さの確保が容易になる。
(【0011】以降は省略されています)
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