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公開番号
2025017349
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-05
出願番号
2024117592
出願日
2024-07-23
発明の名称
非平面基材を有するカテーテルエンドエフェクタ
出願人
バイオセンス・ウエブスター・(イスラエル)・リミテッド
,
Biosense Webster (Israel), Ltd.
代理人
個人
主分類
A61B
18/14 20060101AFI20250129BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】カテーテル用のエンドエフェクタを提供すること。
【解決手段】エンドエフェクタは、エンドエフェクタの近位部分からエンドエフェクタの遠位部分まで長手方向軸に沿って延在する基材を含むことができる。基材は、長手方向平面であって、長手方向軸が、長手方向平面を通って延びる、長手方向平面と、基材の第1の側に配置されており、長手方向平面に対して斜めである第1の面と、基材の第2の側に配置された、第1の面と反対側の第2の面と、第1の面に配置された第1の群の電極と、第2の面に配置された第2の群の電極と、を含むことができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
カテーテル用のエンドエフェクタであって、前記エンドエフェクタが、
前記エンドエフェクタの近位部分から前記エンドエフェクタの遠位部分まで長手方向軸に沿って延在する基材を備え、前記基材が、
長手方向平面であって、前記長手方向軸が、前記長手方向平面を通って延びる、長手方向平面と、
前記基材の第1の側に配置されており、前記長手方向平面に対して斜めである第1の面と、
前記基材の第2の側に配置された、前記第1の面と反対側の第2の面と、
前記第1の面に配置された第1の群の電極と、
前記第2の面に配置された第2の群の電極と、を備える、エンドエフェクタ。
続きを表示(約 980 文字)
【請求項2】
前記第2の面が、前記長手方向平面に対して斜めである、請求項1に記載のエンドエフェクタ。
【請求項3】
前記第1の面からオフセットされており、前記長手方向平面に平行である第1のオフセット平面と、
第2の面からオフセットされており、前記長手方向平面に平行である第2のオフセット平面と、を更に備える、請求項1に記載のエンドエフェクタ。
【請求項4】
前記第1の群の電極が、前記第1の面から前記第1のオフセット平面まで外向きに延在する、請求項3に記載のエンドエフェクタ。
【請求項5】
前記第2の群の電極が、前記第2の面から前記第2のオフセット平面まで外向きに延在する、請求項4に記載のエンドエフェクタ。
【請求項6】
前記第1の群の電極が各々、前記第1の面から前記第1のオフセット平面までの個々の高さを含む、請求項3に記載のエンドエフェクタ。
【請求項7】
前記第2の群の電極が各々、前記第2の面から前記第2のオフセット平面までの個々の高さを含む、請求項6に記載のエンドエフェクタ。
【請求項8】
前記第1の群の電極は、前記第1の群の電極の遠位サブセットが前記第1の群の電極の近位サブセットよりも前記遠位部分に近くなるように、前記第1の面に配置されており、前記第1の群の電極の前記遠位サブセットが、前記第1の群の電極の前記近位サブセットのほぼ2倍の電極を備える、請求項7に記載のエンドエフェクタ。
【請求項9】
前記第2の群の電極は、前記第2の群の電極の遠位サブセットが前記第2の群の電極の近位サブセットよりも前記遠位部分に近くなるように、前記第2の面に配置されており、前記第2の群の電極の前記遠位サブセットが、前記第2の群の電極の前記近位サブセットのほぼ2倍の電極を備える、請求項8に記載のエンドエフェクタ。
【請求項10】
前記第1の群の電極の少なくとも一部分が、第1の電極及び第2の電極のそれぞれの位置合わせされた対を形成するように、前記長手方向平面に直交する方向において、前記第2の群の電極の少なくとも一部分と位置合わせされている、請求項9に記載のエンドエフェクタ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、概して、低侵襲性医療デバイス、具体的には感知カテーテルに関し、更に、心臓マッピングカテーテルに関するが、排他的ではない。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
心房細動などの心不整脈は、心組織の領域から隣接組織に電気信号が異常に伝導する場合に発生し、これにより、正常な心周期が乱されて、非同期的律動を引き起こす。所望されない信号源は、心房又は心室の組織に位置する場合がある。望ましくない信号は、心臓組織を通って他の箇所に伝導し、不整脈を引き起こすか、又は不整脈を継続させる場合がある。
【0003】
不整脈を治療するための処置としては、不整脈の原因となる信号の発生源を外科的に妨害すること、及びこのような信号の伝導路を妨害することが挙げられる。より最近では、心内膜の電気特性と心容積をマッピングし、エネルギーの印加により心組織を選択的にアブレーションすることによって、心臓のある部分から別の部分への望ましくない電気信号の伝播を中断又は修正することが可能であることが判明している。アブレーション過程では、非伝導病巣の形成によって望ましからざる電路を壊す。
【0004】
マッピングとそれに続くアブレーションを含む、この二工程手順においては、通常、1つ又は2つ以上の電気センサを備えるカテーテルを心臓の中に進入させ、多数の点でデータを取得することによって、心臓内の各点における電気活動が感知及び測定される。次いで、これらのデータを利用して、アブレーションが実施される標的エリアが選択される。
【0005】
より高いマッピング解像度のために、マッピングカテーテルのエンドエフェクタが標的生体構造に密接に適合することが望ましい。心房又は心室(例えば、心室の心尖部)内でのマッピングについては、カテーテルがより短い時間内により多くのデータ信号を収集することが望ましい。また、このようなカテーテルは、様々な組織表面、例えば、平坦な、湾曲した、凹凸のある、又は非平面的な表面組織との十分な電極接触を可能にし、かつ患者の脈管系を通って非侵襲的に前進及び後退するために折り畳み可能であることが望ましい。既存のカテーテルは、概して、所定の構成が維持されることを確実にするために堅い内部構造部材を必要とする。内部部材が硬すぎる場合、身体器官内でのカテーテルの操作が困難になる可能性があり、電極が組織に接触するのを防止する可能性がある。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一例によれば、カテーテル用のエンドエフェクタが提供される。エンドエフェクタは、エンドエフェクタの近位部分からエンドエフェクタの遠位部分まで長手方向軸に沿って延在する基材を含むことができる。基材は、長手方向平面であって、長手方向軸が、長手方向平面を通って延びる、長手方向平面を含むことができる。第1の面は、基材の第1の側に配置され、かつ長手方向平面に対して斜めであってもよく、第1の面と反対側の第2の面は、基材の第2の側に配置されてもよい。第1の群の電極を第1の面に配置することができ、第2の群の電極を第2の面に配置することができる。
【0007】
開示される技術は、マッピングカテーテル用の非平面エンドエフェクタを含む。エンドエフェクタは、エンドエフェクタの近位端部からエンドエフェクタの遠位端部まで長手方向軸に沿って延在する長手方向平面に沿って延在する傾斜基材を含むことができる。基材は、長手方向平面に直交する方向において漸進的に薄くなり得る。非平面エンドエフェクタは、傾斜基材の第1の面に配置された第1の複数の電極と、傾斜基材の第2の面に配置された第2の複数の電極と、を含むことができる。
【0008】
開示される技術は、医療処置を実行するためのシステムを含む。システムは、近位端部から遠位端部まで長手方向軸に沿って延在する細長いシャフトと、細長いシャフトの遠位端部に配置されたエンドエフェクタと、を含むことができる。エンドエフェクタは、エンドエフェクタの近位部分からエンドエフェクタの遠位部分まで長手方向軸に沿って延在する基材を含むことができる。基材は、長手方向平面の第1の側に配置されており、長手方向平面に対して斜めである第1の面と、長手方向平面の第2の側に配置されており、長手方向平面に対して斜めである第2の面と、第1の面に配置された第1の群の電極と、第2の面に配置された第2の群の電極と、を含むことができる。
【0009】
開示された技術は、補強されたフレキシブルエンドエフェクタを提供する方法を含む。本方法は、近位端部から遠位端部まで長手方向軸に沿って延在する長手方向平面に沿って基材を形成することと、基材の第1の側に第1の面を形成することと、基材の第1の側と反対側の第2の側に第2の面を形成することと、第1の面が基材の近位端部から基材の遠位端部まで延在するにつれて、第1の面を長手方向平面に向かって傾斜させることと、を含むことができる。本方法は、第1の面に沿って第1の群の電極を形成することと、第2の面に沿って第2の群の電極を形成することと、を含むことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一例による、非平面基材を有するエンドエフェクタを備えるカテーテルを含む医療用システムの概略描画図である。
本発明の一例による、医療処置用のシステムの上面図である。
本発明の一例による、エンドエフェクタの断面図である。
図3Aのエンドエフェクタの詳細図である。
本発明の一例による、エンドエフェクタの断面図である。
図4Aのエンドエフェクタの遠位部分の詳細図である。
図4Aのエンドエフェクタの近位部分の詳細図である。
本発明の一例による、エンドエフェクタの上面図である。
本発明の一例による、エンドエフェクタの底面図である。
本発明の一例による、フレキシブル材料に封入されたエンドエフェクタの図である。
本発明の一例による、補強されたフレキシブルエンドエフェクタを提供する方法のフローチャートである。
本発明の一例による、補強されたフレキシブルエンドエフェクタを提供する方法のフローチャートである。
本発明の一例による、補強されたフレキシブルエンドエフェクタを提供する方法のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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