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公開番号2025017055
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-05
出願番号2023119925
出願日2023-07-24
発明の名称咀嚼機能評価材、咀嚼機能評価方法、及び咀嚼機能評価キット
出願人株式会社ジーシー
代理人個人,個人
主分類A61C 19/04 20060101AFI20250129BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】咀嚼破砕機能と食塊形成機能とを同時に評価することができる咀嚼機能評価材の提供。
【解決手段】
ガムベースと、糖成分とを含有する咀嚼機能評価材であって、前記糖成分の含有量は、前記咀嚼機能評価材の全量に対して6質量%以上50質量%以下であることを特徴とする咀嚼機能評価材である。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
ガムベースと、糖成分とを含有する咀嚼機能評価材であって、
前記糖成分の含有量は、前記咀嚼機能評価材の全量に対して6質量%以上50質量%以下であることを特徴とする咀嚼機能評価材。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
錠剤形状である、請求項1に記載の咀嚼機能評価材。
【請求項3】
咀嚼時間に伴って形状が変化する咀嚼機能評価材であって、
咀嚼初期には、破砕形状を有し、咀嚼後期には、食塊形状を有する、請求項2に記載の咀嚼機能評価材。
【請求項4】
前記ガムベースの含有量が、前記咀嚼機能評価材の全量に対して60質量%以上80質量%以下である、請求項1に記載の咀嚼機能評価材。
【請求項5】
前記糖成分は、無水ブドウ糖、及び還元パラチノースから選ばれる少なくともいずれかを含み、
前記糖成分の含有量は、前記咀嚼機能評価材の全量に対して10質量%以上40質量%以下である、請求項1に記載の咀嚼機能評価材。
【請求項6】
体積が、300mm

以上2300mm

以下である、請求項1に記載の咀嚼機能評価材。
【請求項7】
請求項1から6のいずれか一項に記載の咀嚼機能評価材を含むことを特徴とする咀嚼機能評価キット。
【請求項8】
ガムベースと、糖成分とを含有し、前記糖成分の含有量は、咀嚼機能評価材の全量に対して6質量%以上50質量%以下である咀嚼機能評価材を、一定時間咀嚼して咀嚼物を形成し、前記咀嚼物の性状又は外観に基づいて咀嚼機能を評価することを特徴とする咀嚼機能評価方法。
【請求項9】
前記咀嚼物の平均厚さに基づいて、咀嚼破砕機能を評価する、請求項8に記載の咀嚼機能評価方法。
【請求項10】
前記咀嚼物の平均ちょう度に基づいて、食塊形成機能を評価する、請求項8又は9に記載の咀嚼機能評価方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、咀嚼機能評価材、咀嚼機能評価方法、及び咀嚼機能評価キットに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
食物をかみ砕いて破砕物を形成する工程、及び当該破砕物を唾液と混合させて食塊を形成する工程は、一般的に咀嚼と称される。近年、健康状態の把握等を目的に、咀嚼能力を評価することができる評価材や評価方法が提案されている。
【0003】
例えば、咀嚼能率、所謂咀嚼破砕機能を評価する目的で、糖アルコール、ポリデキストロース、ゼラチン、及びエステル化されたカルボキシル基含有多糖類を特定の比率で含む咀嚼能力検査用ノンシュガーグミキャンディが提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、食塊形成機能を評価する目的で、咀嚼度合いに応じて色が変化するガムを用いて、咀嚼後のガムが呈する色から咀嚼能力を判定する方法も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-170424号公報
特開2013-090830号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献1に記載の発明は、咀嚼によって得られる破砕物から食塊が形成されないため、食塊形成機能を評価することは困難であった。また、上記特許文献2に記載の発明は、ガムベースを用いた評価材であるため、咀嚼破砕機能を評価することは困難であった。
【0006】
上記特許文献1~2に記載の発明を含む、従来の咀嚼機能評価材は、咀嚼破砕機能および食塊形成機能を同時に評価することができなかった。従来技術においては、咀嚼破砕機能と食塊形成機能とを評価するために、別々の評価材を用いた評価系を用いる必要があり、評価工程が煩雑であるという懸念点があった。
【0007】
そこで、本発明は、咀嚼破砕機能と食塊形成機能とを同時に評価することができる咀嚼機能評価材の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決する手段としての本発明の咀嚼機能評価材は、ガムベースと、糖成分とを含有する咀嚼機能評価材であって、前記糖成分の含有量は、前記咀嚼機能評価材の全量に対して6質量%以上50質量%以下である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によると、咀嚼破砕機能と食塊形成機能とを同時に評価することができる咀嚼機能評価材を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1Aは、錠剤形状を有する咀嚼機能評価材の一例を示す画像である。
図1Bは、破砕形状を有する咀嚼機能評価材の一例を示す画像である(その1)。
図1Cは、破砕形状を有する咀嚼機能評価材の一例を示す画像である(その2)。
図1Dは、食塊形状を有する咀嚼機能評価材の一例を示す画像である。
図2は、実施例における外観評価およびグルコース溶出濃度の測定結果を示す表である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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