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公開番号2025017009
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-05
出願番号2023119874
出願日2023-07-24
発明の名称車両の制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人プロスペック特許事務所
主分類B60W 40/08 20120101AFI20250129BHJP(車両一般)
要約【課題】ドライバの異常判定の精度を向上する。
【解決手段】ブレーキ装置を作動させて車両を停止状態に保持する停止保持制御を実行するとともに、停止保持制御の実行中に所定の解除条件が成立するとブレーキ装置による停止保持を解除する解除制御を実行する停止保持解除制御部と、車両のドライバの操作入力を取得する操作入力取得部と、ドライバが異常状態にあるかを判定するドライバ異常判定部と、停止保持解除制御部によって解除制御が実行された場合において、操作入力取得部がドライバの操作入力を取得しない場合、ドライバ異常判定部に、ドライバを異常状態にあると判定させやすくするか、或いは、ドライバを異常状態にあると判定させる判定補正を実行する判定補正部と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
車両の停止時にブレーキ装置を作動させて前記車両を停止状態に保持する停止保持制御を実行するとともに、前記停止保持制御の実行中に所定の解除条件が成立すると前記ブレーキ装置による停止保持を解除する解除制御を実行する停止保持解除制御部と、
前記車両のドライバの操作入力を取得する操作入力取得部と、
前記ドライバが異常状態にあるかを判定するドライバ異常判定部と、
前記停止保持解除制御部によって前記解除制御が実行された場合において、前記操作入力取得部が前記ドライバの操作入力を取得しない場合、前記ドライバ異常判定部に、前記ドライバを異常状態にあると判定させやすくするか、或いは、前記ドライバを異常状態にあると判定させる判定補正を実行する判定補正部と、を備える
車両の制御装置。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
請求項1に記載の車両の制御装置であって、
前記車両を自動的に走行及び停止させる自動運転制御を実行可能な自動運転制御部をさらに備え、
前記停止保持解除制御部は、前記車両が前記自動運転制御によって自動的に停止した場合に前記停止保持制御を実行する
車両の制御装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の車両の制御装置であって、
前記解除条件が成立すると、前記ドライバに運転の交代を要求する運転交代要求処理を実行する運転交代要求処理部をさらに備え、
前記停止保持解除制御部は、前記運転交代要求処理の実行開始から前記操作入力取得部が前記操作入力を取得しない状態が所定の第1閾値時間以上継続すると、前記解除制御を実行する
車両の制御装置。
【請求項4】
請求項3に記載の車両の制御装置であって、
前記判定補正部は、前記運転交代要求処理の実行開始から前記操作入力取得部が前記操作入力を取得しない状態が前記第1閾値時間よりも長い所定の第2閾値時間以上継続すると、前記判定補正を実行する
車両の制御装置。
【請求項5】
請求項3に記載の車両の制御装置であって、
前記ブレーキ装置は、液圧ブレーキ装置であり、
前記車両を停止状態に保持する電動パーキングブレーキ装置及び、又はパーキングロック装置を作動させて前記車両を停止状態に保持するバックアップ制御を実行可能なバックアップ制御部をさらに備えており、
前記運転交代要求処理部は、前記解除条件が成立した際に、前記バックアップ制御部が前記バックアップ制御を実行できない所定状態にある場合に、前記運転交代要求処理を実行する
車両の制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両の制御装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、ドライバカメラの画像からドライバの異常を検知すると車内警報を実施し、車内警報の実施から第1時間が経過してもドライバの応答が無い場合には車外警報を実施し、車外警報の実施から第2時間が経過してもドライバの応答が無い場合には、ハザード点滅や減速、路肩退避等の危険回避処理を行う装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-085563号公報
【発明の概要】
【0004】
装置がドライバカメラの画像に基づき、ドライバに異常は発生していないと判定した場合であっても、画像解析に基づいた判定には限界があり、実際には異常が発生している場合もある。すなわち、ドライバの異常判定の精度には改善の余地があるといえる。
【0005】
本開示は、上記課題を解決するためになされたものである。即ち、本開示の目的の一つは、ドライバの異常判定の精度を効果的に向上することにある。
【0006】
本開示の車両の制御装置は、
車両の停止時にブレーキ装置を作動させて前記車両を停止状態に保持する停止保持制御を実行するとともに、前記停止保持制御の実行中に所定の解除条件が成立すると前記ブレーキ装置による停止保持を解除する解除制御を実行する停止保持解除制御部と、
前記車両のドライバの操作入力を取得する操作入力取得部と、
前記ドライバが異常状態にあるかを判定するドライバ異常判定部と、
前記停止保持解除制御部によって前記解除制御が実行された場合において、前記操作入力取得部が前記ドライバの操作入力を取得しない場合、前記ドライバ異常判定部に、前記ドライバを異常状態にあると判定させやすくするか、或いは、前記ドライバを異常状態にあると判定させる判定補正を実行する判定補正部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本実施形態に係る車両のハードウェア構成を示す模式図である。
本実施形態に係る制御装置のソフトウェア構成を示す模式図である。
本実施形態に係る制御装置の処理のルーチンを説明するフロー図である。
変形例に係る制御装置の処理のルーチンを説明するフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して本実施形態に係る車両の制御装置を説明する。
【0009】
[ハードウェア構成]
図1は、本実施形態に係る車両SVのハードウェア構成を示す模式図である。以下では、車両SVは、他車両等と区別する必要がある場合、自車両と称する場合もある。
【0010】
車両SVは、ECU(Electronic Control Unit)10を有する。ECU10は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13及び、インターフェース装置14等を備える。CPU11は、ROM12に格納されている各種プログラムを実行するプロセッサである。ROM12は、不揮発性メモリであって、CPU11が各種プログラムを実行するために必要なデータ等を記憶する。RAM13は、揮発性メモリであって、各種プログラムがCPU11によって実行される際に展開される作業領域を提供する。インターフェース装置14は、外部装置と通信するための通信デバイスである。
(【0011】以降は省略されています)

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