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公開番号
2025016845
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-05
出願番号
2023119585
出願日
2023-07-24
発明の名称
ストレージ装置、その制御方法、及びプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人ひのき国際特許事務所
主分類
G06F
11/07 20060101AFI20250129BHJP(計算;計数)
要約
【課題】従来では、ログメッセージのサーバへの転送が失敗した場合に、転送できなかったログを管理者が迅速かつ容易に確認できるような仕組みがなった。
【解決手段】NAS101は、ログメッセージの転送に失敗した場合に(S504でNO)、所定の通知先に通知を行う。この際、ログへのリンクを共有フォルダに作成している場合には(S508でYES)、転送に失敗したログメッセージが含まれるログの前記共有フォルダ上のリンクへのパスと該ログメッセージを識別する情報とを通知し(S510、S511)、前記ログへのリンクを共有フォルダに作成していない場合は(S508でNO)、前記ログを参照する画面へのアクセス情報と該ログメッセージを識別する情報とを通知する(S509、S511)。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
ネットワークに接続可能なストレージ装置であって、
生成されるログメッセージをログとして記録する記録手段と、
前記ログへのリンクを共有フォルダに作成することが可能な作成手段と、
前記ログメッセージを所定の転送先に転送する転送手段と、
前記ログメッセージの転送に失敗した場合に、所定の通知先に通知を行う通知手段と、を有し、
前記通知手段は、前記ログへのリンクを共有フォルダに作成している場合には、前記転送に失敗したログメッセージが含まれるログの前記共有フォルダ上のリンクへのパスと該ログメッセージを識別する情報とを通知し、前記ログへのリンクを共有フォルダに作成していない場合は、前記ログを参照する画面へのアクセス情報と該ログメッセージを識別する情報とを通知する、ことを特徴とするストレージ装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記転送手段は、前記ログへのリンクを共有フォルダに作成している場合には、前記転送に失敗したログメッセージを共有フォルダにファイルとして書き出し、
前記通知手段は、前記転送手段が書き出したファイルの場所を表す情報を通知に含めることを特徴とする請求項1に記載のストレージ装置。
【請求項3】
前記転送手段が書き出したファイルは、該ファイルへの書き込みがなくなってから一定期間経過後に削除されることを特徴とする請求項2に記載のストレージ装置。
【請求項4】
前記通知手段は、前記転送に失敗したログメッセージの内容を通知に含めることを特徴とする請求項1に記載のストレージ装置。
【請求項5】
前記通知手段は、前記ログメッセージの転送に失敗し且つ前回のログメッセージの転送が成功だった場合に第1通知として前記通知を行い、前記ログメッセージの転送に成功し且つ前回のログメッセージの転送が失敗だった場合に第2通知を行い、
前記第2通知では、前記ログへのリンクを共有フォルダに作成している場合には、前記転送に成功したログメッセージが含まれるログの前記共有フォルダ上のリンクへのパスと該ログメッセージを識別する情報とを通知し、前記ログへのリンクを共有フォルダに作成していない場合は、前記ログを参照する画面へのアクセス情報と該ログメッセージを識別する情報とを通知する、ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載のストレージ装置。
【請求項6】
前記ログメッセージを識別する情報は、ログの日時を示す情報であることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載のストレージ装置。
【請求項7】
前記通知手段は、電子メール、チャットサービス又はメッセージングサービスにより通知を行うことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載のストレージ装置。
【請求項8】
ネットワークに接続可能であり、生成されるログメッセージをログとして記録する記録手段と、前記ログへのリンクを共有フォルダに作成することが可能な作成手段と、を有するストレージ装置の制御方法であって、
前記ログメッセージを所定の転送先に転送する転送工程と、
前記ログメッセージの転送に失敗した場合に、所定の通知先に通知を行う通知工程と、を有し、
前記通知工程では、前記ログへのリンクを共有フォルダに作成している場合には、前記転送に失敗したログメッセージが含まれるログの前記共有フォルダ上のリンクへのパスと該ログメッセージを識別する情報とを通知し、前記ログへのリンクを共有フォルダに作成していない場合は、前記ログを参照する画面へのアクセス情報と該ログメッセージを識別する情報とを通知する、ことを特徴とするストレージ装置の制御方法。
【請求項9】
コンピュータを、請求項1~4のいずれか1項に記載のストレージ装置の各手段として機能させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ネットワークに接続可能なストレージ装置、その制御方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
ルータやNAS(Network Attached Storage)などのネットワークに接続可能な機器の中には、機器が記録するログメッセージをsyslogの仕組みを利用してサーバに送信する機能を持つものがある。従来、syslogは、UDP(User Datagram Protocol)でログメッセージを送受信するもので信頼性に課題があった。しかし、最近では、従来のsyslogの機能を拡張してTCP(Transmission Control Protocol)でもログメッセージをやりとりできるようにしたrsyslogなどのsyslogサーバが普及してきている。また、送信するログメッセージの到達性を向上するために、サーバとの接続をエコー要求およびエコー応答を利用して確認し、ログメッセージを送信するような技術もある(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-213194号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、従来のログメッセージをサーバに転送するような機器では、ログメッセージのサーバへの転送が失敗した場合に、転送できなかったログを管理者が迅速かつ容易に確認できるような仕組みがなかった。そのため、ログメッセージを受信するサーバに何らかの異常が発生している場合でも、それに気付けず、対応が遅れ、ログメッセージの転送が長い間滞ってしまうといった可能性があった。
【0005】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものである。本発明は、ログを受信するサーバに異常があってログメッセージが転送できない場合に、ログメッセージの転送失敗を通知したうえで、転送できなかったログを確認し易くするための仕組みを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、ネットワークに接続可能なストレージ装置であって、生成されるログメッセージをログとして記録する記録手段と、前記ログへのリンクを共有フォルダに作成することが可能な作成手段と、前記ログメッセージを所定の転送先に転送する転送手段と、前記ログメッセージの転送に失敗した場合に、所定の通知先に通知を行う通知手段と、を有し、前記通知手段は、前記ログへのリンクを共有フォルダに作成している場合には、前記転送に失敗したログメッセージが含まれるログの前記共有フォルダ上のリンクへのパスと該ログメッセージを識別する情報とを通知し、前記ログへのリンクを共有フォルダに作成していない場合は、前記ログを参照する画面へのアクセス情報と該ログメッセージを識別する情報とを通知する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ログを受信するサーバに異常があってログメッセージが転送できない場合に、ログメッセージの転送失敗を通知したうえで、転送できなかったログを確認し易くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係るシステムの全体構成の一例を示す図。
NASのハードウェア構成の一例を示すブロック図。
NASのソフトウェア構成の一例を示すブロック図。
NASの管理用画面(ログイン画面)の一例を示す図。
NASの管理用画面(ダッシュボード画面)の一例を示す図。
NASの管理用画面(ログ管理・設定画面)の一例を示す図。
NASの管理用画面(ログ設定変更画面)の一例を示す図。
第1実施形態におけるログ転送処理の一例を示すフローチャート。
NASで記録されるログの一例を示す図。
第1実施形態における転送失敗通知の一例を示す図。
第1実施形態における転送成功通知の一例を示す図。
第2実施形態におけるログ転送処理の一例を示すフローチャート。
第2実施形態における転送失敗ログメッセージ書き出しファイルの一例を示す図。
第2実施形態における転送失敗通知の一例を示す図。
第3実施形態におけるログ転送処理の一例を示すフローチャート。
第3実施形態における転送失敗通知の一例を示す図。
第3実施形態における転送失敗通知の一例を示す図。
第3実施形態における転送成功通知の一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の一実施形態に係るシステムの全体構成の一例を示す図である。
本実施形態のシステムでは、NAS101、ログ収集サーバ102、管理者PC103がネットワーク100を介して相互通信可能に接続されている。本実施形態では、各装置が1台ずつある構成としているが、複数台の各装置がネットワーク100に接続されていてもよい。
【0010】
NAS101は、ネットワークに接続可能なストレージ装置であって、ネットワークを介してファイルを記憶・管理する機能を有する。NAS101は、例えば文書、画像などの各種データを管理・共有するストレージサービスを提供する。このストレージサービスでは、ユーザ本人のみが利用可能な「個人フォルダ」や、ユーザが共同で利用可能な「共有フォルダ」を設定し、これらのフォルダをデータ保管に利用することができる。共有フォルダを利用することで、ユーザ間で容易にデータの共有が可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
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