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公開番号2025016798
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-04
出願番号2024198178,2021525174
出願日2024-11-13,2019-10-30
発明の名称尿道内磁性バルブおよび関連部品
出願人インジェニオン メディカル リミテッド
代理人弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類A61F 2/02 20060101AFI20250128BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】尿道内バルブを留置するためのシステムは、比較的複雑であり、これらのシステムを単純にすることが一般的に望まれている。
【解決手段】入口ポート112および出口ポート25を有する尿道内磁性バルブであり、バルブは、バルブ本体11と;バルブ本体11内に少なくとも部分的に配置された強磁性リング5と;弁座4と;バルブ本体によって画定された内部容積111a内に配置され、強磁性リング5に対して移動するように構成された磁性バルブ要素14と、を含み、その移動は、流体が入口ポート112から出口ポート25を通って流れることを妨げる閉鎖構成と、流体が入口ポート112から出口ポート25を通って流れることを可能にする開放構成との間の、バルブ本体11内における移動であり、磁性バルブ要素14の移動は、外部磁石部材からの磁場に曝されており、弁座4はエラストマー材料から形成されている。
【選択図】図3a
特許請求の範囲【請求項1】
入口ポートおよび出口ポートを有する尿道内磁性バルブであって、前記バルブは、
バルブ本体と;
前記バルブ本体内に少なくとも部分的に配置された強磁性リングと;
弁座と;
前記バルブ本体によって画定された内部容積内に配置され、前記強磁性リングに対して移動するように構成された磁性バルブ要素と、
を含み、前記移動が、流体が入口ポートから出口ポートを通って流れることを妨げる閉鎖構成と、流体が入口ポートから出口ポートを通って流れることを可能にする開放構成との間の、前記バルブ本体内における移動であり、前記磁性バルブ要素の移動は、外部磁性部材からの磁場に曝されており、前記弁座がエラストマー材料から形成されている、バルブ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
発明の説明
実施形態は、尿道内バルブおよびバルブシステム、尿道内バルブシステムの配置および/または除去のためのシステムなどに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、そこを通る流体の流れを選択的に制御することができる尿道内バルブを提供することが望まれている。このようなバルブは、例えば、尿閉不足を患う患者に関して必要とされ得る。
【0003】
男性患者におけるそのようなバルブの留置例は、図1に見ることができ、これは米国特許第6066088号明細書(特許文献1)の図3の抜粋である。本明細書において先行技術の図(図1および図2)のみを具体的に参照する参照番号は、括弧内に提示される(理解を助けるために、適切な場合、実施形態を参照するための同様の参照番号が(本明細書において括弧なしで)使用される)。
【0004】
見てわかるように、図1は、人間の男性の腹部(30)の断面を示す。バルブ(1)は、概して膨隆部(bulge)(17)にあり、尿道を通る流体の通常の流れの観点から概して振子部尿道(27)の上流の、患者の球部尿道(26)内に配置することができる。バルブ(1)は、バルブ(1)の出口、および保持機構によって画定される入口として管腔(21)を画定するカテーテルにより、保持機構と結合される。保持機構は膀胱(29)に配置され、膀胱頸部(22)に対して所定の位置に保持機構を保持する保持ループ(28)を含む。
【0005】
したがって、開放構成と閉鎖構成との間のバルブ(1)の動作は、膀胱(29)から出口(25)を通って振子部尿道27へ至る流体の流れを制御することを目的とする。
【0006】
これに関する重要な進歩には、国際公開第00/02499号(特許文献2)の尿道内磁性バルブが含まれる。参照を容易にするために、この文書の図1が本出願の図2として繰り返されている。この文書は、失禁に苦しむ人の、ヒトの尿道に挿入するための尿道内磁性バルブ(1)を教える。尿道内磁性バルブ(1)は、非強磁性円筒形ハウジング(2)、ハウジングの一端に取り付けられた弁座アセンブリ(36)、ハウジング内で自在に動くように配置された球形磁性バルブ要素(14)、およびハウジングのもう一方の端に取り付けられた、バルブ要素を保持するためのリング(10)を含む。弁座アセンブリ(36)は、非強磁性弁座(4)および強磁性リング(5)を有する。バルブ要素(14)は、強磁性リング(5)への引力によって弁座(4)に対して閉じた遮断位置に維持され、バルブ(1)を通る流体の流れを制限する。外部磁石を使用し、バルブ要素(14)に磁気トルクと引力とを与えてそれを弁座(4)から移動させ、流体の流れのためにバルブを開く。外部磁石を取り除くと、バルブ要素(14)は弁座(4)の閉じた遮断位置に戻る。この文書はまた、尿道内磁性バルブ(1)が過剰な流体圧力を緩和するためのばねを有する機構を含む第2の実施形態を教えており、ここで、弁座アセンブリ(36)はハウジング(2)に取り付けられるのではなく、過剰な静水圧が存在するときにスプリングの力に対してハウジング内を軸方向にスライド可能であり、弁座アセンブリ(36)の周りの通路を通して流体を放出することができる。
【0007】
このような進歩した尿道内磁性バルブは、外部磁石の使用を通じて膀胱からの流体の選択的放出を可能にしようとしており、言い換えれば、患者の体の外部の磁石を、内部に取り付けられた尿道内磁性バルブに近づけて、それらを開放構成から閉鎖構成へ作動させることができる。
【0008】
しかし、これらの尿道内磁性バルブでさえ課題を有する。例えば、バルブは、バルブの外側部分と尿道壁との間で、バルブ周りの不十分な密閉を示す可能性がある。この領域に不十分な密閉があると、開放構成に作動させない限りバルブは正しく動作してバルブを通る流体の流れを妨げることができるが、特に流体の圧力が比較的高い場合に、バルブの周囲に流体が漏出する可能性がある。同様に、特にバルブの寿命全体にわたって、バルブ要素と弁座との間の良好な密閉を維持することに課題がある。
【0009】
バルブおよびその保持機構が配置される環境は、例えば、プロテウス・ミラビリス(Proteus mirabilis)のミネラル化されたバイオフィルムまたは他の微生物物質の付着をもたらす可能性がある。これは、結果として、バルブの詰まりをもたらし、またはバルブと尿道壁との間の密閉に影響を与える可能性がある(上述のように、漏出につながる可能性がある)。
【0010】
尿道内バルブの留置も開発の対象となっている。特に、尿道内バルブを留置するためのシステムは、バルブおよび関連する保持機構を、尿道を通して所定の位置に押し出すことを可能にする必要がある。しかしながら、この方法でのバルブの留置の間、尿道を経由する正確な留置および誘導のために、バルブおよびその保持機構の引っ張りおよびひねりが必要とされることは珍しいことではない。典型的には、そのような留置システムは、開業医(例えば、外科医または他の医学的に資格のある人)によって操作される部分、したがって、患者の尿道に入らない部分を必要とする。留置システムのこの部分の全部または一部は、バルブの留置後にバルブおよびその保持機構から取り外すことができる必要がある。したがって、尿道内バルブの留置システムは、バルブおよびその保持機構を、尿道を通して所定の位置に誘導できる必要があり、かつその留置に続いて少なくとも部分的に取り外すことができる必要がある。
(【0011】以降は省略されています)

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