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公開番号2025016659
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-04
出願番号2024192404,2022517706
出願日2024-10-31,2020-08-26
発明の名称圧縮機モジュール
出願人ハンオン システムズ
代理人弁理士法人共生国際特許事務所
主分類B60H 1/32 20060101AFI20250128BHJP(車両一般)
要約【課題】冷媒回路のための統合モジュール型構成品の複雑性を減らし、冷媒回路の必要な個別構成品及び部品の数を最小化する。
【解決手段】本発明は、自動車空気調和システムの冷媒回路のための圧縮機モジュール(33)に関するもので、本発明の圧縮機モジュールは、低圧冷媒入口、高圧冷媒出口及び圧縮機(34)を有するモジュール型多部分ハウジングを持ち、冷媒回路の内部熱交換器(1)が圧縮機モジュール(33)に統合されるように製造され、圧縮機モジュール(33)のハウジングは内部熱交換器(1)を完全に囲むことを特徴とする。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
自動車空気調和システムの冷媒回路のための圧縮機モジュール(33)で、低圧冷媒入口、高圧冷媒出口及び圧縮機(34)を有するハウジングを含み、前記冷媒回路の内部熱交換器(1)は前記圧縮機モジュール(33)に統合されるように製造され,前記圧縮機モジュール(33)のハウジングは前記内部熱交換器(1)を完全に囲み、
前記冷媒回路の冷媒収集機(15)が前記圧縮機モジュール(33)のハウジングに統合されるように製造され、
前記ハウジングは、モーターハウジング(20)、高圧ハウジング(27)、及び前記モーターハウジング(20)と前記高圧ハウジング(27)の間に配置された中心ハウジング(22)を含み、
冷媒は、前記冷媒収集機(15)、前記モーターハウジング(20)及び前記中心ハウジング(22)を過ぎて前記高圧ハウジング(27)に案内され、
前記内部熱交換器(1)は、前記冷媒収集機(15)と前記モーターハウジング(20)の間に配置されるか、又は前記モーターハウジング(20)内で前記冷媒収集機(15)と前記中心ハウジング(22)の間に配置されることを特徴とする圧縮機モジュール(33)。
続きを表示(約 2,400 文字)【請求項2】
自動車空調システムの冷媒回路のための圧縮機モジュール(33)であって、低圧冷媒入口、高圧冷媒出口、および圧縮機(34)を有するハウジングを含み、前記冷媒回路の内部熱交換器(1)は、前記圧縮機モジュール(33)に統合されるように製造され、前記圧縮機モジュール(33)のハウジングは、前記内部熱交換器(1)を完全に囲み、
前記冷媒回路の冷媒収集機(15)は、前記圧縮機モジュール(33)のハウジングに統合されるように製造され、
前記ハウジングは、インバータハウジング(23)、モーターハウジング(20)、高圧ハウジング(27)、および前記モーターハウジング(20)と前記高圧ハウジング(27)との間に配置された中心ハウジング(22)を含み、
冷媒は、前記冷媒収集機(15)、前記インバータハウジング(23)、前記モーターハウジング(20)、および前記中心ハウジング(22)を通過して前記高圧ハウジング(27)に導かれ、
前記内部熱交換器(1)は、前記冷媒収集機(15)と前記インバータハウジング(23)の間に配置されていることを特徴とする圧縮機モジュール(33)。
【請求項3】
少なくとも一つの冷媒センサー(40)が前記圧縮機モジュール(33)のハウジングに統合されるように製造されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の圧縮機モジュール(33)。
【請求項4】
前記冷媒回路の他の熱交換器が前記圧縮機モジュール(33)のハウジングに統合されるように製造されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の圧縮機モジュール(33)。
【請求項5】
前記熱交換器は,冷却器(38)として製造され,前記冷却器(38)の上流に位置する膨張要素(39)は,前記圧縮機モジュール(33)のハウジングに統合されるように製造されることを特徴とする請求項4に記載の圧縮機モジュール(33)。
【請求項6】
前記圧縮機モジュール(33)のハウジングはディスク型ハウジング部分で製造されることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の圧縮機モジュール(33)。
【請求項7】
前記圧縮機モジュール(33)のハウジングは、前記冷媒収集機(15)のためのハウジング、前記内部熱交換器(1)のためのハウジング、前記モーターハウジング(20)、前記中心ハウジング(22)及び前記高圧ハウジング(27)で製造され、冷媒は前記低圧冷媒入口から前記冷媒収集機(15)、前記内部熱交換器(1)、前記モーターハウジング(20)及び前記中心ハウジング(22)を通過し、前記高圧ハウジング(27)へ案内され、前記内部熱交換器(1)は前記冷媒収集機(15)と前記モーターハウジング(20)の間に配置されることを特徴とする請求項1、請求項3乃至請求項6のいずれか一項に記載の圧縮機モジュール(33)。
【請求項8】
前記圧縮機モジュール(33)のハウジングは、冷却器(38)と膨張要素(39)のためのハウジング、前記冷媒収集機(15)のためのハウジング、前記内部熱交換器(1)のためのハウジング、前記モーターハウジング(20)、前記中心ハウジング(22)及び前記高圧ハウジング(27)で製造され、冷媒は前記低圧冷媒入口から前記膨張要素(39)、前記冷却器(38)、前記冷媒収集機(15)、前記内部熱交換器(1)、前記モーターハウジング(20)及び前記中心ハウジング(22)を通過し、前記高圧ハウジング(27)に案内され、前記内部熱交換器(1)は前記冷媒収集機(15)と前記モーターハウジング(20)の間に配置されることを特徴とする請求項1、請求項3乃至請求項6のいずれか一項に記載の圧縮機モジュール(33)。
【請求項9】
前記圧縮機モジュール(33)のハウジングは前記冷媒収集機(15)のハウジング、前記内部熱交換器(1)のハウジング、前記インバータハウジング(23)、前記モーターハウジング(20)、前記中心ハウジング(22)及び前記高圧ハウジング(27)により製造され、
冷媒は前記低圧冷媒入口から前記冷媒収集機(15)、前記内部熱交換器(1)、前記インバータハウジング(23)、前記モーターハウジング(20)及び前記中心ハウジング(22)を介して前記高圧ハウジング(27)に案内され、
前記内部熱交換器(1)は前記冷媒収集機(15)と前記インバータハウジング(23)の間に配置されることを特徴とする請求項2乃至請求項6のいずれか一項に記載の圧縮機モジュール(33)。
【請求項10】
前記圧縮機モジュール(33)のハウジングは、前記冷媒収集機(15)のためのハウジング、前記モーターハウジング(20)、前記中心ハウジング(22)及び前記高圧ハウジング(27)で製造され、
冷媒は前記低圧冷媒入口から前記冷媒収集機(15)、前記内部熱交換器(1)、前記モーターハウジング(20)及び前記中心ハウジング(22)を経て前記高圧ハウジング(27)に案内されるか、又は前記冷媒収集機(15)、前記モーターハウジング(20)、前記内部熱交換器(1)及び前記中心ハウジング(22)を経て前記高圧ハウジング(27)に案内されるか、
又は前記冷媒収集機(15)及び、並列に前記内部熱交換器(1)と前記モーターハウジング(20)を通過し、続いて前記中心ハウジング(22)を通過して前記高圧ハウジング(27)に案内され、
前記内部熱交換器(1)は前記モーターハウジング(20)内で前記冷媒収集機(15)と前記中心ハウジング(22)の間に配置されることを特徴とする請求項1、請求項3乃至請求項6のいずれか一項に記載の圧縮機モジュール(33)。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車空気調和システムの冷媒回路のための圧縮機モジュールに関する。圧縮機モジュールは、モジュール型構成品内に冷媒回路の多様な構成品及び機能の統合設計を具現する。圧縮機モジュールは、冷媒として二酸化炭素を使用するR744が冷媒回路に使用されることが特に望ましい。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
冷媒回路は様々な技術的構成品で構成される。これらの構成品をできるだけ効率的に開発するように、例えばそれらの構成品をできるだけ節約できるように設計することが要望されている。そのため、熱交換機または冷媒圧縮機に統合される収集機がすでに従来の技術に知られている。例えば、統合型収集機を持つ冷媒圧縮機が既にUS 2004/0141859A1に知られている。しかし、ここで達成できる省スペースは制限される。冷媒回路に対する利点及び収集機を圧縮機のハウジングに統合することで達成できる構成品の安定性もまた大きくない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の目的は、特に冷媒としてR744を使用する冷媒回路のための統合モジュール型構成品の複雑性を減らすことにある。これに加えて、本発明の目的は、冷媒回路の必要な個別構成品及び部品の数を最小化し、またそのような構成品の必須的な耐圧性を確保するために、一般的に求められる費用の側面から削減を実現するために、個別構成品間のシナジーを達成することである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、特に、自動車空気調和システムの冷媒回路のための圧縮機モジュールで解決され、この圧縮機モジュールは組み立てることができ、一つの低圧冷媒入口、一つの高圧冷媒出口及び一つの冷媒圧縮機を表すモジュール型多部分ハウジングを有する。圧縮機モジュールは、特に、冷媒回路の内部熱交換器が圧縮機モジュールに統合されるように製造され、圧縮機モジュールのハウジングは内部熱交換器を完全に取り囲み、それによって内部熱交換器と実際の圧縮機の両方を収容することを特徴とする。
【0005】
したがって、本発明の概念的な設計は、圧縮機モジュールで又は圧縮機モジュールで、圧縮機の構成品及び内部熱交換器の構成品を相互に組み合わせて製造することにある。
【0006】
これは特に有利な方式で冷媒回路にあるモジュールの単純化された設置の利点を利用するだけでなく、圧縮機のハウジングをモジュール方式で内部熱交換器を収容するハウジングまたはハウジング部分に拡張し、これによってこの内部熱交換器はこれ以上それ自体の別途の専用耐圧ハウジングを必要としない。
【0007】
圧縮機モジュールは、望ましいことに少なくとも一つの冷媒センサーを含み、この冷媒センサーは圧縮機モジュールのハウジングに統合されるように製造される。したがって、望ましいことに、ハウジングに統合される多様な冷媒ラインとともに、回路の対応する地点で求められる冷媒センサーは、またR744冷媒の要件を満たす圧密(pressure-tight)ハウジング内に配置されるか、あるいはそのハウジングによって囲まれる。
【0008】
また、内部熱交換器とともに、冷媒回路の冷媒収集機が望ましいようには圧縮機モジュールのハウジングに統合されるように製造される。
冷媒収集機を圧縮機モジュールに収容することは、冷媒回路のために要求される個別構成品及び連結要素の数を減らし、これは組立を単純化するだけでなく、圧縮機モジュールのための全体ハウジングの有利な圧密設計を保障する効果を持ち、これによりコスト効率的な製造を促進する。
【0009】
望ましい実施形態から、冷媒回路の追加熱交換器が圧縮機モジュールのハウジングに統合される。この追加熱交換器は、望ましいことに、冷却器のみならず冷却器の上流に設置される膨張要素であり、これらは圧縮機モジュールのハウジングにともに統合され、かつ、このハウジングによって囲まれ、その中に収容され、上記ハウジングは外部の圧密性を保障する。
【0010】
圧縮機モジュールのハウジングのための設計原理は、例えば圧縮機モジュールのハウジング部分がディスク型要素として組み立てられ、それによってまたモジュール方式に拡張されるように製造される圧縮機モジュールのハウジング部分によって説明される。
(【0011】以降は省略されています)

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