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公開番号2025016604
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-04
出願番号2024189496,2022140460
出願日2024-10-29,2022-09-05
発明の名称モジュール及びウェアラブル機器
出願人カシオ計算機株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類G10K 9/122 20060101AFI20250128BHJP(楽器;音響)
要約【課題】機器内に設けられた圧電発音ユニットにより良好な音圧でビープ音等を発音させることができる。
【解決手段】モジュールが、生体情報取得部である生体センサ51(心拍センサ等)が搭載された基板52と、基板52に重畳され、圧電体71を含む圧電発音ユニット7と、基板52と圧電発音ユニット7との間に設けられた緩衝部材6と、を備え、圧電発音ユニット7は、圧電体71の面方向における中心位置C2が、基板52の面方向における中心位置C1からずれた位置に配置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
生体情報取得部が搭載された基板と、
前記基板に重畳され、圧電体を含む圧電発音ユニットと、
前記基板と前記圧電発音ユニットとの間に設けられた緩衝部材と、
を備え、
前記圧電発音ユニットは、前記圧電体の面方向における中心位置が、前記基板の面方向における中心位置からずれた位置に配置されている、
ことを特徴とするモジュール。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
前記圧電発音ユニットは、前記生体情報取得部が外部の生体と対向して近接可能となる位置に前記基板を固定する固定部材を兼ねる、
ことを特徴とする請求項1に記載のモジュール。
【請求項3】
前記圧電発音ユニットは、前記圧電体が金属板部材に接着されたユニモルフ構造体である、
ことを特徴とする請求項1に記載のモジュール。
【請求項4】
前記基板と前記圧電発音ユニットとは、互いに離間して配置されている、
ことを特徴とする請求項1に記載のモジュール。
【請求項5】
前記生体情報取得部は、心拍センサ、血圧センサ、血中酸素濃度測定センサの何れかを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載のモジュール。
【請求項6】
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のモジュールを有し、
前記基板及び前記圧電発音ユニットを収容する機器ケースを備える、
ことを特徴とするウェアラブル機器。
【請求項7】
前記機器ケースにおける、生体情報取得対象である生体と接する側に裏蓋部材を有し、
前記基板は、前記裏蓋部材の所定位置に配置され、固定される、
ことを特徴とする請求項6に記載のウェアラブル機器。
【請求項8】
少なくとも前記圧電発音ユニットを構成する圧電体の一部は、前記圧電体が接着された金属板部材と前記裏蓋部材との固定面上に配置されている、
ことを特徴とする請求項7に記載のウェアラブル機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、モジュール及びウェアラブル機器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、非侵襲的に生体に関する各種情報を取得することのできる生体情報取得部(各種生体センサ等)を搭載した機器が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような生体情報取得部を備える機器では、生体情報をセンシングする部分(生体センサ等)が生体に近接した位置に配置可能となっていることが必要である。
【0003】
また各種のウェアラブル機器等において、ビープ音を発生させる(ブザーを鳴らす)ことでユーザ等に対して各種報知を行う発音部(圧電発音ユニット)を有するものが知られている。このような発音部(圧電発音ユニット)では、例えば圧電体(圧電素子)に変動電圧を印加することで周期的に変形させ、当該圧電体が貼着された振動板を振動させることでビープ音を発生させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-013404号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、生体情報取得部(各種生体センサ等)を搭載したウェアラブル機器では、ユーザビリティ等の観点から、聞き取りやすい良好な音圧でビープ音を発生させる必要がある。
【0006】
本発明はこうした課題を解決するためのものであり、機器内に設けられた圧電発音ユニットによりビープ音等を発音させる場合に、音圧の低減を抑制して良好な音圧で発音させることができるモジュール及びウェアラブル機器を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決するために、本発明に係るモジュールは、
生体情報取得部が搭載された基板と、
前記基板に重畳され、圧電体を含む圧電発音ユニットと、
前記基板と前記圧電発音ユニットとの間に設けられた緩衝部材と、
を備え、
前記圧電発音ユニットは、前記圧電体の面方向における中心位置が、前記基板の面方向における中心位置からずれた位置に配置されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、圧電発音ユニットにより良好な音圧で発音させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態における時計の要部側断面図である。
図1に示す裏蓋部材側に配置される主な部品の要部分解斜視図である。
(a)は、実施形態における基板のセンサ搭載側の平面図であり、(b)は、(a)に示す基板の裏面側の平面図である。
(a)は、実施形態における圧電発音ユニットの視認側の平面図であり、(b)は、(a)に示す圧電発音ユニットの非視認側の平面図である。
本実施形態における裏蓋部材と裏蓋部材の上に配置される部品の要部断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図面を参照しつつ、本発明に係るモジュール(基板の固定構造)及びモジュールを備えるウェアラブル機器の一実施形態について説明する。本実施形態ではウェアラブル機器が使用者の腕に装着して用いられる電子時計である場合を例示して説明する。
なお、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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