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公開番号
2025003035
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023103480
出願日
2023-06-23
発明の名称
楽音処理装置、及び楽音処理方法
出願人
ローランド株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
G10H
1/06 20060101AFI20241226BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】楽音信号に対する好適な効果音の信号を生成可能とする。
【解決手段】楽音処理装置は、楽音信号から得られた複数の処理単位の信号の夫々の周波数特性及び時間応答の少なくとも一方を変形した複数の第1の信号を生成する第1の生成部と、複数の処理単位の信号の1又は2以上と対応づけられた雑音信号の周波数特性及び時間応答の少なくとも一方が、対応づけられた第1の信号の周波数特性及び時間応答の少なくとも一方に置き換えられた第2の信号を生成する第2の生成部とを含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
楽音信号から得られた複数の処理単位の信号の夫々の周波数特性及び時間応答の少なくとも一方を変形した複数の第1の信号を生成する第1の生成部と、
前記複数の第1の信号中の1又は2以上の第1の信号と対応づけられた雑音信号の周波数特性及び時間応答の少なくとも一方が、前記1又は2以上の第1の信号の周波数特性及び時間応答の少なくとも一方に置き換えられた第2の信号を生成する第2の生成部と、
を含む楽音処理装置。
続きを表示(約 880 文字)
【請求項2】
前記第2の生成部によって生成された複数の第2の信号を合成する合成部をさらに含む請求項1に記載の楽音処理装置。
【請求項3】
前記合成部によって合成された信号に前記楽音信号が加算された信号を出力する加算部をさらに含む
請求項2に記載の楽音処理装置。
【請求項4】
前記雑音信号は、白色雑音信号、有色雑音信号、白色雑音信号及び有色雑音信号の双方の特徴を有する信号、及び帯域雑音信号の中から選ばれる1以上である
請求項1に記載の楽音処理装置。
【請求項5】
前記雑音信号は、定常的不規則なランダム信号、または擬似乱数列によるランダム信号の少なくとも一方を含む信号を含む
請求項1に記載の楽音処理装置。
【請求項6】
前記雑音信号は、時間とともに時間軸上の波形が変化するが周波数成分の各成分の比は一定である信号を含む
請求項1に記載の楽音処理装置。
【請求項7】
前記雑音信号は、非減衰信号であり半永久的に持続可能な信号を含む
請求項1に記載の楽音処理装置。
【請求項8】
前記複数の処理単位の信号が、前記楽音信号が帯域分割された複数の分割信号であり、
前記雑音信号が、前記複数の分割信号のうちの1又は2以上と対応づけ可能な複数の雑音信号である
請求項1に記載の楽音処理装置。
【請求項9】
前記複数の処理単位の信号が、前記楽音信号のウィンドウサイズに従った分割と、分割された信号の時間-周波数変換によって得られた複数の周波数領域の信号であり、
前記雑音信号が、前記複数の周波数領域の信号のうちの1又は2以上と対応づけ可能な複数の雑音信号である
請求項1に記載の楽音処理装置。
【請求項10】
前記第1の生成部が、前記複数の処理単位の信号の夫々の包絡線の変形を行う
請求項1に記載の楽音処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、楽音処理装置、及び楽音処理方法に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、シミュレートされたインパルス応答を使用して残響効果を作成する電子サウンドプロセッサがある。また、従来、リバーブ効果を与える技術として、シュレーダー型がある(例えば、非特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
Natural Sounding Artificial Reverberation, M. R. SCHROEDR, Bell Telephone Laboratories, Incorporated, Murray Hill, New Jersey, JOURNAL OF THE AUDIO ENGINEERING SOCIETY, JULY 1962, VOLUME 10, NUMBER 3.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、楽音信号に対する好適な効果音の信号を生成可能な楽音処理装置、及び楽音処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の実施例の一つは、楽音信号から得られた複数の処理単位の信号の夫々の周波数特性及び時間応答の少なくとも一方を変形した複数の第1の信号を生成する第1の生成部と、
前記複数の処理単位の信号の1又は2以上と対応づけられた雑音信号の周波数特性及び時間応答の少なくとも一方が、対応づけられた第1の信号の周波数特性及び時間応答の少なくとも一方に置き換えられた第2の信号を生成する第2の生成部と、
を含む楽音処理装置である。
【0006】
本発明の実施例の一つは、情報処理装置が、楽音信号から得られた複数の処理単位の信号の夫々の周波数特性及び時間応答の少なくとも一方を変形した複数の第1の信号を生成
することと、前記複数の第1の信号中の1又は2以上の第1の信号と対応づけられた雑音信号の周波数特性及び時間応答の少なくとも一方が、前記1又は2以上の第1の信号の周波数特性及び時間応答の少なくとも一方に置き換えられた第2の信号を生成することとを実行する楽音処理方法である。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、楽音処理装置の構成例を示す。
図2は、楽音処理装置の説明図である。
図3は、図2に示した楽音処理装置の処理例を示すフローチャートである。
図4は、第1の構成例を示す説明図である。
図5は、第1の構成例に適用可能な第1の回路構成例を示す図である。
図6は、第1の構成例に適用可能な第2の回路構成例を示す図である。
図7は、第1の構成例における処理例を示すフローチャートである。
図8は、処理単位の信号と雑音信号との対応関係を示す図である。
図9は、包絡線の変形例を示す図である。
図10は、包絡線の変形例を示す図である。
図11Aは、ADSRの説明図であり、図11Bは波形制御パラメータの例を示す。
図12は、畳み込み部を有する楽音処理装置の構成例を示す図である。
図13は、畳み込み部の説明図である。
図14は、畳み込み部の説明図である。
図15は、畳み込み部の説明図である。
図16は、畳み込み部の説明図である。
図17は、畳み込み部の作用説明例を示す図である。
図18は、第2の構成例を示す説明図である。
図19は、第2の構成例に適用可能な回路構成例を示す図である。
図20は、第2の構成例における処理例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を用いて実施形態に関する楽音処理装置及び楽音処理方法が説明される。実施形態の構成は例示であり、実施形態の構成に限定されない。図1は、実施形態に係る楽音処理装置(楽音処理装置として動作する情報処理装置)の回路構成例を示す図である。楽音処理装置は、例えばエフェクタと呼ばれる、楽音から効果音を生成する装置である。但し、実施形態に係る構成は、エフェクタ以外の装置に実装されてもよい。
【0009】
図1において、楽音処理装置10は、楽音処理装置10の全体の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)11を有する。CPU11は、バス2を介して、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、DSP(Digital Signal Processor)15と接続されている。CPU11には、ユーザインタフェース(UI)
16が接続されている。
【0010】
RAM13は、CPU11の作業領域、プログラムやデータの記憶領域として使用される。ROM12は、プログラムやデータの記憶領域として使用される。RAM13及びROM12は、記憶装置(記憶媒体)の一例である。CPU11はプロセッサの一例である。
(【0011】以降は省略されています)
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