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公開番号
2025016384
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-31
出願番号
2024115574
出願日
2024-07-19
発明の名称
EAマップの電気解剖学的(EA)分析品質の推定及び視覚化
出願人
バイオセンス・ウエブスター・(イスラエル)・リミテッド
,
Biosense Webster (Israel), Ltd.
代理人
個人
主分類
A61B
5/287 20210101AFI20250124BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】電気解剖学的(EA)マップにおける分析品質を視覚化すること。
【解決手段】方法は、心室の少なくとも一部分の電気解剖学的(EA)マップを受信することを含む。EAマップのEA分析の品質がスコア付けされる。スコア付けに基づいて、1つ以上の領域が、定義された品質基準を満たさないものとしてマッピングされた部分において識別される。1つ以上の領域は、ユーザに表示されるEAマップ上に示される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
システムであって、
心室の少なくとも一部分の電気解剖学的(EA)マップを受信するように構成されたインターフェース、及び、
プロセッサ、を備え、前記プロセッサは、
前記EAマップのEA分析の品質をスコア付けし、
前記スコア付けに基づいて、前記マッピングされた部分内の1つ以上の領域を、定義された品質基準を満たさないものとして識別し、
ユーザに表示されるべきEAマップ上の前記1つ以上の領域を示すように構成されている、システム。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記EA分析は、(i)局所伝導ベクトル(LCV)、(ii)コヒーレントEA(CEA)伝搬、(iii)接触指示指数(TPI)、(iv)後期活性化時間(LAT)、及び(v)分画スコアからなるアルゴリズムのリストから選択される少なくとも1つのアルゴリズムによって実行される、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記プロセッサは、前記リストからの2つ以上のアルゴリズムからの出力の品質のスコアの加重和を計算することによって前記品質をスコア付けするように構成されている、請求項2に記載のシステム。
【請求項4】
前記プロセッサは、前記スコア付けに従った透明度の層で前記EAマップをオーバーレイすることによって、前記EAマップ上の前記1つ以上の領域を示すように構成されている、請求項1に記載のシステム。
【請求項5】
前記プロセッサは、前記スコア付けに従ってフォーマットが変化するグラフィカルシンボルの層で前記EAマップをオーバーレイすることによって、前記EAマップ上の前記1つ以上の領域を示すように構成されている、請求項1に記載のシステム。
【請求項6】
前記プロセッサは、(i)前記スコア付けに基づいて外れ値点をフィルタリングし、(ii)前記スコア付けを前記マップの表面上に投影し、(iii)ラプラシアン補間を前記スコア付けに適用することによって、前記EAマップ上の前記1つ以上の領域を示すように構成されている、請求項1に記載のシステム。
【請求項7】
前記プロセッサが、前記識別された1つ以上の領域を含む前記EAマップをユーザに表示するように更に構成されている、請求項1に記載のシステム。
【請求項8】
方法であって、
心室の少なくとも一部分の電気解剖学的(EA)マップを受信することと、
前記EAマップのEA分析の品質をスコア付けすることと、
前記スコア付けに基づいて、前記マッピングされた部分内の1つ以上の領域を、定義された品質基準を満たさないものとして識別することと、
ユーザに表示されるべきEAマップ上の前記1つ以上の領域を示すことと、を含む、方法。
【請求項9】
前記EA分析は、(i)局所伝導ベクトル(LCV)、(ii)コヒーレントEA(CEA)伝搬、(iii)接触指示指数(TPI)、(iv)後期活性化時間(LAT)、及び(v)分画スコアからなるアルゴリズムのリストから選択される少なくとも1つのアルゴリズムによって実行される、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記品質をスコア付けすることは、前記リストからの2つ以上のアルゴリズムからの出力の品質のスコアの加重和を計算することを含む、請求項9に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、概して、電気解剖学的(EA)マップの分析に関し、具体的には、EAマップにおける分析品質の視覚化のためのシステム及び方法に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
EAマップ視覚化方法は、以前に特許文献において検討された。例えば、2021年1月7日に出願された米国特許第11,478,182号は、(i)心臓の少なくとも一部分のモデル化された表面、及び(ii)心臓内の複数のそれぞれの位置で測定された複数のEA値を受信することを含む方法を記載している。モデル化された表面上に複数の領域を定義し、各領域について、EA値の位置が領域に入るEP値についての信頼レベルを推定する。(i)モデル化された表面上にオーバーレイされたEA値、及び(ii)モデル化された表面の各領域内の、グラフィカルに視覚化された信頼レベル、を含めて、モデル化された表面をユーザに提示する。
【0003】
以下の本開示の実施例の詳細な説明を図面と併せ読むことで、本開示のより完全な理解が得られるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0004】
本開示の一実施例による、カテーテルベースの電気解剖学的(EA)マッピング及びアブレーションシステムの概略描写図である。
本開示の一例による左心房のEAマップである。
本開示の一例による、不十分なEA分析品質を有する図2AのEAマップの領域を示すシェーディングマスクである。
本開示の一例による、図2AのEAマップ上に図2Bのマスクをオーバーレイした結果として得られる結合EAマップである。
本開示の一例による、EAマップのEA分析品質の推定及び視覚化の方法を概略的に示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0005】
概要
不整脈を患う患者の心室の電気解剖学的(EA)マッピングは、各心腔壁位置及びそれぞれの電気情報を適切に捕捉する十分な数のデータ点の取得を必要とする。心臓EAマッピングを実行する医師は、心室の少なくとも一部分の最適な診断品質のEAマップを達成することを目的とする。EAマップの品質は、例えば、不整脈の安定性及び心室の十分な部分をカバーする能力に依存する。EA品質は、取得されたデータ点のセットに基づいてEA特性を分析する専用アルゴリズムの出力に反映される。
【0006】
そのようなEAアルゴリズムによって実行される分析の例は、局所活性化時間(LAT)における最も強い検出された傾向に基づく局所伝導ベクトル(LCV)の計算、コヒーレントマッピング分析、及び接触近接指数(TPI)を含む。これらの計算により、空間補間後の出力が得られる。他の例は、表面からのCARTO(登録商標)ポイント/「visitags」距離、及び正確でない/十分でない場合に地理的な解剖学的不正確さを引き起こし得るデータ点密度を含む。
【0007】
本発明者らによって見出されたように、上記のEA分析アルゴリズムのEP品質は、ユーザがこの事実を完全に認識していなければ、EAマップのいくつかの領域において不十分であるか又は欠如している場合がある。例えば、LCVアルゴリズムでは、アルゴリズムがLAT値の傾向を検出できない場合、マップ上にベクトルを提示しない。傾向の欠如は、同様のLAT値を提示し得る指定されたエリア又は壁内信号における不十分なデータ点に起因して引き起こされ得る。別の例は、EAデータ点の欠如に起因して過度の補間が適用され得るコヒーレントマッピングである。更に、マップの全体的なEA品質を推定する一般的な方法は存在しない。特に、マップ領域ごとに、その中のEAマップを分析及び視覚化する際に使用されるEAアルゴリズムの出力のEA品質を容易に反映することができる指示はない。
【0008】
本明細書で説明される本開示の例は、EAマップ上の各位置において、EAマップを構築するために使用される1つ以上のEAアルゴリズムの出力のEA品質をスコア付けする重複マップを提供する自動化アルゴリズムを含む技術を提供する。開示された技術は、EAマップの誤解釈を回避するように医師を誘導することができる。開示された方法からの指示に基づいて、EAマップをそのまま受け入れるのではなく、医師は、特定の心室エリアの再マッピングによって、又は分析を補正することによって、不十分なEA分析を改善しようと試み得る。
【0009】
LCVアルゴリズムを使用する場合、マップ領域は、例えば、LATに相互の傾向がないという事実に起因して伝導ベクトルがアルゴリズムによって意図的に省略されるエリアに起因して、低いスコアを受け得る。その意図的な省略を知らない医師は、病気の組織を通る伝導の性質に起因して、強いLAT傾向を示さず、むしろ円形の多方向伝搬を示す臨床的に重要な分画エリアを見逃す可能性がある。マップ内の低EAアルゴリズム出力品質を有するエリアをシェーディングすることによって、開示される技術は、そのようなエラーを生じさせないように医師に警告する。
【0010】
低い品質スコアを有するマップ領域の別の例は、過度の補間が行われたコヒーレントEAマップ内のエリアである。過度な補間に気付かない医師は、そのエリアの実際のデータが疎であると疑うことなくEAマップを信頼する。この場合も、マップ内の低いEA品質を有するエリアをシェーディングすることによって、開示される技術は、医師にそのようなエラーを犯さないように警告する。
(【0011】以降は省略されています)
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