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公開番号
2025016258
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-31
出願番号
2023119406
出願日
2023-07-21
発明の名称
シート熱圧着装置、及び後処理装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
G03G
15/20 20060101AFI20250124BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】安定して熱圧着動作を実行可能なシート熱圧着装置を提供する。
【解決手段】接着トナーが形成されたシートが積載方向に積載される積載部と、長手方向に長く、積載部に積載されたシートを積載方向に押圧する押圧部材と、押圧部材を加熱する加熱源70と、を有する熱圧着ユニットと、を備え、加熱源70により加熱された押圧部材でシートの束を押圧し、シート上の接着トナーを溶融して複数のシートを互いに接着するシート熱圧着装置において、押圧部材は、積載方向に見たときに、積載部に積載されたシートの当該長手方向における一端部から他端部までと重なり、加熱源は、押圧部材の長手方向の端部と中央部を異なる温度に加熱可能に構成されている。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
接着トナーが形成されたシートが積載方向に積載される積載部と、
長手方向に長く、前記積載部に積載されたシートを前記積載方向に押圧する押圧部材と、前記押圧部材を加熱する加熱源と、を有する熱圧着ユニットと、
を備え、前記加熱源により加熱された前記押圧部材でシートの束を押圧し、シート上の接着トナーを溶融して複数のシートを互いに接着するシート熱圧着装置において、
前記押圧部材は、前記積載方向に見たときに、前記積載部に積載されたシートの前記長手方向における一端部から他端部までと重なり、
前記加熱源は、前記押圧部材の前記長手方向の端部と中央部を異なる温度に加熱可能に構成されていることを特徴とするシート熱圧着装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記加熱源は、前記長手方向に長い基体と、前記基体の面上に配置される第1発熱体及び第2発熱体と、を含み、
前記第1発熱体の発熱量と前記第2発熱体の発熱量を独立して制御可能な制御部を備え、
前記積載方向に見たときに、前記第1発熱体は前記基体の前記長手方向の端部と重なる位置に配置され、前記第2発熱体は前記基体の前記長手方向の中央部と重なる位置に配置されることを特徴とする請求項1に記載のシート熱圧着装置。
【請求項3】
前記熱圧着ユニットは、前記積載方向に見たときに、前記第1発熱体と重なる位置に配置される第1温度測定センサと、前記第2発熱体と重なる位置に配置される第2温度測定センサとを有し、
前記制御部は、前記第1温度測定センサの検知温度に基づいて前記第1発熱体の発熱量を制御し、前記第2温度測定センサの検知温度に基づいて前記第2発熱体の発熱量を制御することを特徴とする請求項2に記載のシート熱圧着装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記第1発熱体のみ発熱する第1モードと、前記第1発熱体と前記第2発熱体を発熱する第2モードと、を実行可能であることを特徴とする請求項3に記載のシート熱圧着装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記第1温度測定センサの検知温度に加えて、前記熱圧着ユニットによる熱圧着工程の繰り返し回数に基づいて、前記第1発熱体の発熱量を制御することを特徴とする請求項3に記載のシート熱圧着装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記第1温度測定センサの検知温度に加えて、前記熱圧着ユニットが置かれた環境の環境温度に基づいて、前記第1発熱体の発熱量を制御することを特徴とする請求項3に記載のシート熱圧着装置。
【請求項7】
前記加熱源は、前記基体の面上に配置される第3発熱体を含み、
前記積載方向に見たときに、前記第3発熱体は前記基体の前記第1発熱体と反対側の前記長手方向の端部と重なる位置に配置されることを特徴とする請求項2に記載のシート熱圧着装置。
【請求項8】
前記第3発熱体は、前記第1発熱体と電気的に接続され、前記第1発熱体と同一の大きさの電流が流されることを特徴とする請求項7に記載のシート熱圧着装置。
【請求項9】
前記制御部は、前記第1発熱体と前記第3発熱体を発熱する第1モードと、前記第1発熱体、前記第2発熱体及び前記第3発熱体を発熱する第2モードと、を切り替えて実行可能であることを特徴とする請求項8に記載のシート熱圧着装置。
【請求項10】
前記基体は、セラミック製であることを特徴とする請求項2に記載のシート熱圧着装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シート熱圧着装置、及びシート熱圧着装置を備える後処理装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、画像形成装置によって画像形成処理が施された複数のシートについて、シート熱圧着装置によってシートを押圧しながらシート上の接着層(接着トナー)を再溶融させることで接着処理し、冊子を作製する方法が知られている。シートの熱圧着による冊子の接着方法としては、シートの四隅の内の一つを接着する角留め(corner adhesion)やシートの一辺に沿った縁部全体を接着する縁留め(line adhesion)等がある。
【0003】
特許文献1には、熱圧着ユニット(再定着手段)により、接着トナーが形成されたシート束を加熱及び加圧することで接着処理を行うシート熱圧着装置の構成が開示されている。上述のシート熱圧着装置は、複数の熱圧着ユニットを使い分ける、又は熱圧着ユニットを移動させることで、シート束の角留めと縁留めによる接着処理を実行可能に構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2000-255881号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、複数の熱圧着ユニットを備える構成においては、それぞれの熱圧着ユニットが独立して駆動されるため熱圧着ユニットの動作制御が複雑になる場合があり、且つ熱圧着ユニットのメンテナンス性に難がある。一方、単一の熱圧着ユニットを移動させて接着処理を実行する構成においては、角留めの接着処理時にシートの隅部のみが押圧されるため、熱圧着動作時に一部のシートがずれて冊子が作製され、冊子の品質が低下するおそれがある。
【0006】
上述の課題を鑑みて、本発明は、安定して熱圧着動作を実行可能なシート熱圧着装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述の目的を達成するため、本出願に係るシート熱圧着装置は、
接着トナーが形成されたシートが積載方向に積載される積載部と、
長手方向に長く、前記積載部に積載されたシートを前記積載方向に押圧する押圧部材と、前記押圧部材を加熱する加熱源と、を有する熱圧着ユニットと、
を備え、前記加熱源により加熱された前記押圧部材でシートの束を押圧し、シート上の接着トナーを溶融して複数のシートを互いに接着するシート熱圧着装置において、
前記押圧部材は、前記積載方向に見たときに、前記積載部に積載されたシートの前記長手方向における一端部から他端部までと重なり、
前記加熱源は、前記押圧部材の前記長手方向の端部と中央部を異なる温度に加熱可能に構成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、安定して熱圧着動作を実行可能なシート熱圧着装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施例に係る画像形成装置の模式的断面図である。
第1実施例に係るシート整合方法の説明図である。
第1実施例に係る熱圧着ユニットの模式的断面図である。
第1実施例に係るセラミックヒータと記録材の位置関係を示す図である。
第1実施例に係る接着トナー像の説明図である。
第1実施例に係るセラミックヒータの説明図である。
第1実施例に係る熱圧着ユニットの説明図である。
発熱体が発生する熱エネルギーの流れの説明図である。
第2実施例に係るセラミックヒータの説明図である。
第2実施例の第1変形例に係るセラミックヒータの説明図である。
第3実施例に係るセラミックヒータの説明図である。
第3実施例の第2変形例に係るセラミックヒータの説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施形態に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。また、以下の実施形態で説明されている特徴の全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
(【0011】以降は省略されています)
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