TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025016186
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-31
出願番号
2023119301
出願日
2023-07-21
発明の名称
印刷制御装置、方法およびプログラム並びに印刷システム
出願人
理想科学工業株式会社
代理人
個人
主分類
G06F
3/12 20060101AFI20250124BHJP(計算;計数)
要約
【課題】消耗品が正規品であるか非正規品であるかを適切に判定し、消耗品に応じた印刷処理を行うことができる印刷制御装置、方法およびプログラム並びに印刷システムを提供する。
【解決手段】インクカートリッジ14に設けられたタグIC14aに記憶されたインクカートリッジ14の使用状況情報を取得する消耗品情報取得部15と、消耗品情報取得部15によって取得された使用状況情報と、ブロックチェーンネットワーク20に予め記憶されたインクカートリッジ14の使用状況情報とに基づいて、ブロックチェーンネットワーク20においてインクカートリッジ14が正規品であるか非正規品であるかを判定した結果に応じて印刷処理を制御する印刷制御部17とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
消耗品に設けられた記憶部に記憶された前記消耗品の使用状況情報を取得する消耗品情報取得部と、
前記消耗品情報取得部によって取得された使用状況情報と、外部装置に予め記憶された前記消耗品の使用状況情報とに基づいて、前記外部装置において前記消耗品が正規品であるか非正規品であるかを判定した結果に応じて、前記消耗品を用いた印刷処理を制御する印刷制御部とを備えた印刷制御装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記消耗品情報取得部によって取得された使用状況情報の中に、前記消耗品が未使用であることを示す未使用情報が含まれる場合、該未使用の消耗品の記憶部に、使用済みであることを示す使用済情報を出力して使用状況情報を更新するとともに、前記使用済情報を前記外部装置に出力して、前記消耗品の使用状況情報を更新する使用状況情報出力部を備えた請求項1記載の印刷制御装置。
【請求項3】
前記印刷制御部が、前記外部装置に前記使用済情報が記憶された後、該使用済情報が記憶された消耗品と同一の識別情報を有する新たな消耗品が装填され、前記消耗品情報取得部によって取得された前記新たな消耗品の使用状況情報の中に未使用情報が含まれる場合に、前記外部装置から前記消耗品が非正規品である判定結果を受け取り、前記非正規品の消耗品を用いて、非正規品に応じた印刷処理を行う請求項2記載の印刷制御装置。
【請求項4】
前記使用状況情報出力部が、前記消耗品が使用され、使用状況が変化した場合には、該変化後の使用状況情報を前記使用された消耗品の記憶部に出力して更新するとともに、前記変化後の使用状況情報を外部装置に出力して更新し、
前記印刷制御部が、新たな消耗品が装填され、前記消耗品情報取得部によって取得された前記新たな消耗品の使用状況情報と、前記新たな消耗品と同一の識別情報を有する消耗品について前記外部装置に記憶されている使用状況情報との関係が逆進の関係である場合には、前記外部装置から前記消耗品が非正規品である判定結果を受け取り、前記非正規品の消耗品を用いて、非正規品に応じた印刷処理を行う請求項1記載の印刷制御装置。
【請求項5】
前記使用状況情報出力部が、前記使用済情報を外部装置に出力する際、前記外部装置に接続できない場合には、前記使用済情報を一時的に記憶し、前記外部装置に接続可能となった場合に、前記一時的に記憶した前記使用済情報を前記外部装置に出力する請求項2記載の印刷制御装置。
【請求項6】
前記使用状況情報出力部が、新たな消耗品が装填され、前記消耗品情報取得部によって取得された前記新たな消耗品の使用状況情報と、前記新たな消耗品と同一の識別情報を有する消耗品について既に一時的に記憶している使用状況情報とを比較することによって、前記新たな消耗品が正規品であるか非正規品であるかを判定する請求項5記載の印刷制御装置。
【請求項7】
前記外部装置が、ブロックチェーンネットワークである請求項1記載の印刷制御装置。
【請求項8】
消耗品に設けられた記憶部に記憶された前記消耗品の使用状況情報を取得し、
該取得した使用状況情報と、外部装置に予め記憶された前記消耗品の使用状況情報とに基づいて、前記外部装置において前記消耗品が正規品であるか非正規品であるかを判定し、
該判定結果に応じて、前記消耗品を用いた印刷処理を制御する印刷制御方法。
【請求項9】
消耗品に設けられた記憶部に記憶された前記消耗品の使用状況情報を取得するステップと、
該取得した使用状況情報と、外部装置に予め記憶された前記消耗品の使用状況情報とに基づいて、前記外部装置において前記消耗品が正規品であるか非正規品であるかを判定した結果に応じて、前記消耗品を用いた印刷処理を制御するステップとをコンピュータに実行させる印刷制御プログラム。
【請求項10】
請求項1記載の印刷制御装置と、
前記消耗品情報取得部によって取得された使用状況情報と、予め記憶された前記消耗品の使用状況情報とに基づいて、前記消耗品が正規品であるか非正規品であるかを判定する外部装置とを備えた印刷システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、消耗品が正規品であるか非正規品であるかを判定し、その判定結果に応じた印刷処理を行う印刷制御装置、方法およびプログラム並びに印刷システムに関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、印刷装置に用いられる画像記録材(インクカートリッジなど)などの消耗品について、正規品ではない非正規品を用いた場合に、その画像記録材の濃度や粘度などの特性に応じた印刷制御が行えず、適切な印刷物が得られない場合がある。
【0003】
そこで、たとえばIC(Integrated Circuit)タグなどに正規品であることを示す情報を記憶させて消耗品に添付し、この情報を利用して、非正規品が正規品として使用されることを防止する方法が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-033148号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
たとえば特許文献1に記載のトレーサビリティシステムは、ICタグに、周辺のICタグの情報を記録させることによって、どこからどこへ移動したかを調査できる方法が提案されている。
【0006】
このようにICタグに記憶する情報を増やすことによって、ICタグが大きな記憶領域を有する必要があったり、内蔵電源なども必要とするため、コストの上昇を招いてしまう。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑み、消耗品が正規品であるか非正規品であるかを適切に判定し、消耗品に応じた印刷処理を行うことができる印刷制御装置、方法およびプログラム並びに印刷システムを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の印刷制御装置は、消耗品に設けられた記憶部に記憶された消耗品の使用状況情報を取得する消耗品情報取得部と、消耗品情報取得部によって取得された使用状況情報と、外部装置に予め記憶された消耗品の使用状況情報とに基づいて、外部装置において消耗品が正規品であるか非正規品であるかを判定した結果に応じて、消耗品を用いた印刷処理を制御する印刷制御部とを備える。
【発明の効果】
【0009】
本発明の印刷制御装置によれば、消耗品に設けられた記憶部に記憶された消耗品の使用状況情報を取得し、その取得した使用状況情報と、外部装置に予め記憶された消耗品の使用状況情報とに基づいて、外部装置において消耗品が正規品であるか非正規品であるかを判定した結果を受け付け、その判定結果に応じて印刷処理を制御するようにしたので、消耗品の記憶部に記憶された情報を単にコピーしただけでは正規品と判定されず、消耗品が正規品であるか非正規品であるかを適切に判定し、消耗品に応じた印刷処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の印刷制御装置の一実施形態を用いた印刷システムの概略構成を示すブロック図
正規品のインクカートリッジが印刷装置に装填された際の判定方法を説明するためのシーケンス図
正規品のインクカートリッジが印刷装置に装填された際の判定方法を説明するためのシーケンス図
非正規品のインクカートリッジが印刷装置に装填された際の判定方法を説明するためのーケンス図
非正規品のインクカートリッジが印刷装置に装填された際の判定方法を説明するためのーケンス図
非正規品のインクカートリッジが印刷装置に装填された際の判定方法を説明するためのーケンス図
印刷装置がオフライン状態の場合におけるインクカートリッジの判定方法を説明するためのシーケンス図
印刷装置がオフライン状態の場合におけるインクカートリッジの判定方法を説明するためのシーケンス図
印刷装置がオフライン状態の場合におけるインクカートリッジの判定方法を説明するためのシーケンス図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
理想科学工業株式会社
印刷制御装置、方法およびプログラム並びに印刷システム
8日前
個人
情報提示方法
16日前
個人
アカウントマップ
9日前
個人
自動精算システム
24日前
個人
プログラム
15日前
個人
プログラム
8日前
個人
売買システム
1か月前
個人
発想支援方法及びシステム
19日前
個人
市場受発注システム
22日前
個人
分類処理プログラム及び方法
19日前
個人
学習装置及び推論装置
8日前
井関農機株式会社
ロボット作業車両
24日前
富士通株式会社
金融システム
16日前
株式会社発明屋
電池指向の構造設計
2日前
トヨタ自動車株式会社
管理装置
3日前
富士通株式会社
プロセッサ
1日前
株式会社プレニーズ
仲介システム
9日前
トヨタ自動車株式会社
作業管理装置
22日前
村田機械株式会社
人員配置システム
19日前
ブラザー工業株式会社
無線通信装置
22日前
個人
販売支援システム
24日前
トヨタ自動車株式会社
情報通知方法
22日前
トヨタ自動車株式会社
生成装置
16日前
AICRO株式会社
情報処理システム
22日前
NISSHA株式会社
入力装置
19日前
中国電力株式会社
業務依頼支援システム
24日前
株式会社半導体エネルギー研究所
検索システム
22日前
斎久工業株式会社
衛生設備管理システム
23日前
株式会社アジラ
行動体存在推定システム
1日前
中国電力株式会社
要領書作成支援システム
19日前
日清紡マイクロデバイス株式会社
二乗回路
2日前
株式会社パークアシスト
情報伝送システム
19日前
株式会社野村総合研究所
寄付支援システム
15日前
東京瓦斯株式会社
環境教育システム
15日前
旭精工株式会社
自動サービス装置、管理システム
15日前
長島梱包株式会社
情報処理システム
2日前
続きを見る
他の特許を見る