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公開番号2025016068
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-31
出願番号2023119089
出願日2023-07-21
発明の名称コンテンツ生成装置、コンテンツ生成装置の制御方法、及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類H04N 5/92 20060101AFI20250124BHJP(電気通信技術)
要約【課題】目的に応じて使用する画像ファイルをユーザに選択させることができるコンテンツ生成装置を提供する。
【解決手段】デジタルカメラ100は、画像データ603cと、オリジナル比較用情報を含むメタデータ601cとを生成する。デジタルカメラ100は、オリジナル比較用情報を含むメタデータ601c及び画像データ603cに基づいてハッシュ値を生成し、このハッシュ値と、画像データ603cと、オリジナル比較用情報を含むメタデータ601cとを含む画像ファイル600cを生成すると共に、オリジナル比較用情報を含まない画像ファイルを生成する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
コンテンツを生成する手段と、
前記コンテンツを含むコンテンツファイルの生成時点からの変化を把握するためのオリジナル比較用情報を含むメタデータを生成する手段と、
前記オリジナル比較用情報を含むメタデータ及び前記コンテンツに基づいてハッシュ値を生成する手段と、
前記コンテンツ、前記オリジナル比較用情報を含むメタデータ及び前記ハッシュ値を含む第1のコンテンツファイルを生成する手段と、
前記コンテンツを含み前記オリジナル比較用情報を含まない第2のコンテンツファイルを生成する手段とを備えることを特徴とするコンテンツ生成装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記第1のコンテンツファイル及び前記第2のコンテンツファイルの一方を選択した状態で所定の処理の実行指示をユーザから受け付けた場合、前記ユーザによる操作内容に従って、前記所定の処理を、前記第1のコンテンツファイル及び前記第2のコンテンツファイルの両方に対して実行するか、前記第1のコンテンツファイル及び前記第2のコンテンツファイルの一方のみに対して実行するかを制御する手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ生成装置。
【請求項3】
前記所定の処理は、コンテンツファイルを格納場所から消去する処理であることを特徴とする請求項2に記載のコンテンツ生成装置。
【請求項4】
前記第1のコンテンツファイル及び前記第2のコンテンツファイルの一方を選択した状態で所定の処理の実行指示をユーザから受け付けた場合、前記所定の処理を前記第1のコンテンツファイルに対して実行するように制御する手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ生成装置。
【請求項5】
前記所定の処理は、コンテンツファイルのプロテクト処理であることを特徴とする請求項4に記載のコンテンツ生成装置。
【請求項6】
前記第1のコンテンツファイル及び前記第2のコンテンツファイルの一方を選択した状態で所定の処理の実行指示をユーザから受け付けた場合、前記所定の処理を前記第1のコンテンツファイル及び前記第2のコンテンツファイルの両方に対して実行するように制御する手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ生成装置。
【請求項7】
前記所定の処理は、コンテンツファイルを外部装置へ転送する処理であることを特徴とする請求項6に記載のコンテンツ生成装置。
【請求項8】
前記第1のコンテンツファイル及び前記第2のコンテンツファイルを夫々異なる格納場所に格納することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ生成装置。
【請求項9】
前記コンテンツは、被写体を撮影して得られた画像データであり、
前記オリジナル比較用情報は、前記コンテンツを生成する手段によって生成された画像データを縮小したサムネイル画像であることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ生成装置。
【請求項10】
前記コンテンツは、被写体を撮影して得られた画像データであり、
前記オリジナル比較用情報は、撮影場所を示す情報を含む撮影時のメタデータであることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ生成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コンテンツ生成装置、コンテンツ生成装置の制御方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
近年、インターネットを介した情報共有が活発に行われ、誰でも様々な情報を不特定多数に公開・発信できるようになっている。また、デジタル画像に対して、様々な加工を行うことができるようになっている。このような状況において、情報が信頼のできない出所から発信されていたり、公開されている情報が不正に改ざんされていたりすることがあり、公開・発信される情報の真正性を保証する技術が求められている。
【0003】
公開・発信される情報の真正性を保証する技術として、例えば、特許文献1の技術が提案されている。特許文献1では、デジタルカメラは、撮影して得られる画像データと撮影日時等の付加情報とを含む画像ファイルに、画像データと付加情報とを組み合わせたデータのハッシュ値を付与する機能を備える。これにより、画像ファイルに付与されているハッシュ値を用いて、この画像ファイルに含まれる画像データ又は付加情報が撮影時から変更されているか否かを判定することができる。
【0004】
また、画像ファイルの出所や経緯、来歴を認証するために、画像ファイルに対して行われた編集内容を示す来歴情報を画像ファイルに付与する技術が提案されている(非特許文献1参照)。例えば、撮影時には、撮影場所等の付加情報(例えば、EXIF情報)、撮影時の画像データを縮小したサムネイル画像等が来歴情報として画像ファイルに付与される。また、当該画像ファイルが編集される毎に、編集内容を含む新たな来歴情報が追加される。画像ファイルに含まれる来歴情報から、ユーザは、撮影時点から画像データや付加情報がどのように編集されたかを把握可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2008-5421号公報
【非特許文献】
【0006】
Coalition for Content Provenance and Authenticity(C2PA)、”C2PA Specifications”、<Technical Specifications Version 1.2>、[online]、2022年11月3日、[2023年1月23日検索]、インターネット<URL:https://c2pa.org/specifications/specifications/1.2/specs/C2PA_Specification.html>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、画像ファイルの使用目的は、ユーザ毎に異なるため、上述したような来歴情報を含む画像ファイルが生成されると、ユーザが不便に感じることがある。例えば、画像ファイルを第三者に公開する場合、ユーザは悪意ある改ざんではなく、プライバシーを保護する観点から、画像データに含まれる人物の顔にモザイク処理を施したり、付加情報に含まれる撮影場所の情報を削除したりすることがある。このように匿名化を目的として画像ファイルが編集されても、上述した非特許文献1の技術では、撮影時の来歴情報、例えば、撮影場所の情報や撮影時のサムネイル画像が残り、プライバシーが保護されなくなってしまう。このように画像ファイルを使用するユーザには、来歴情報を含まない画像ファイルが提供されるのが好ましい。一方、撮影時点から画像データや付加情報がどのように編集されたかを把握したいユーザには、来歴情報を含む画像ファイルが提供されるのが好ましい。このように、使用目的によって適切な画像ファイルの構成は異なるが、従来では、目的に応じて使用する画像ファイルをユーザに選択させることができない。
【0008】
本発明は、目的に応じて使用する画像ファイルをユーザに選択させることができるコンテンツ生成装置、コンテンツ生成装置の制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、本発明のコンテンツ生成装置は、コンテンツを生成する手段と、前記コンテンツを含むコンテンツファイルの生成時点からの変化を把握するためのオリジナル比較用情報を含むメタデータを生成する手段と、前記オリジナル比較用情報を含むメタデータ及び前記コンテンツに基づいてハッシュ値を生成する手段と、前記コンテンツ、前記オリジナル比較用情報を含むメタデータ及び前記ハッシュ値を含む第1のコンテンツファイルを生成する手段と、前記コンテンツを含み前記オリジナル比較用情報を含まない第2のコンテンツファイルを生成する手段とを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、目的に応じて使用する画像ファイルをユーザに選択させることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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