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公開番号
2025015992
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-31
出願番号
2023118960
出願日
2023-07-21
発明の名称
成形容器分離装置
出願人
シブヤパッケージングシステム株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B26F
3/00 20060101AFI20250124BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約
【課題】人手を要することなく、多数枚の容器成形シートを重ねた状態で成形容器を簡単かつ確実に分離でき、しかも容器の端面が損傷することがない、成形容器分離装置を得る。
【解決手段】載置台20に、分離させる容器群U1(A)を載置する。押圧部材24は、載置台20に載置された容器群U1(A)を上方から押圧して、載置台20と共に挟持する。側部当接部材33と上部当接部材35により、容器群U1(A)に隣接する容器群(B)の側部と上部を保持する。押圧部材24と載置台20による挟持状態を維持したまま、載置台20を、支軸26を中心として回動する。これにより容器群U1(A)は容器群U1(B)から分離される。
【選択図】 図6
特許請求の範囲
【請求項1】
所定数の成形容器が整列して成形され、各成形容器間を微小な接続部で接続して成る容器成形シートを、成形容器同士が上下に重なるように積重ねて積層シート群とし、前記積層シート群の端部に位置し、上下に重ねられた成形容器からなる容器群を、隣接する容器群から分離させる成形容器分離装置において、
分離させる容器群を載置する載置台と、
前記載置台に載置された容器群を上方から押圧して、前記載置台と共に挟持する押圧部材と、
前記隣接する容器群の側部と上部を保持する保持手段と、
前記押圧部材と前記載置台による挟持状態を維持したまま、前記押圧部材および載置台の一方を、前記隣接する容器群から離隔する方向に変位させる分離手段とを備え、
前記分離手段は、容器群の上端または下端の成形容器から順に、上下に位置する前記各接続部を破断させて、容器群を分離させることを特徴とする成形容器分離装置。
続きを表示(約 96 文字)
【請求項2】
前記分離手段は、分離させる容器群と隣接する容器群との間の下方を支点として前記載置台を傾斜させる傾斜手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の成形容器分離装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、食品用発泡トレー等、樹脂シートに整列して成形される多数の成形容器を個別に分離する成形容器分離装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、食品用発泡トレー等の樹脂容器の製造装置として、特許文献1と特許文献2に記載されたものが知られている。これらの製造装置では、まず樹脂シート(各種熱可塑性樹脂シート、特に発泡スチレン系樹脂シート)を加熱することにより、容器となる凹部(成形容器)がマトリクス状(格子状)に整列するように成形する。そして、このように多数の成形容器が成形された容器成形シートを、トムソン刃を埋め込んだ抜型でプレスして、隣接する成形容器同士が微小な接続部で接続されるようにスリットを打ち抜く。このようにして得られた容器成形シートは、人手により分離作業が行われ、例えば数十枚ずつ重ねた状態で接続部を破断することにより多数の成形容器が一度に分離される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3005707号公報
特開2006-240053号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
容器成形シートを数十枚ずつ重ねた状態で行う分離作業はかなり大きな荷重を必要とし、作業員の負担が大きいという問題がある。また、容器成形シートを保持する力が大きすぎると容器を破損する恐れがあり、容器成形シートを上下左右にずらしたり旋回させて接続部を捩じり切るようにすると、容器の端面が摩擦により損傷したり粉塵が発生するという問題がある。
【0005】
本発明は、人手を要することなく、多数枚の容器成形シートを重ねた状態で成形容器を簡単かつ確実に分離でき、しかも容器の端面が損傷することがない、成形容器分離装置を得ることを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、所定数の成形容器が整列して成形され、各成形容器間を微小な接続部で接続して成る容器成形シートを、成形容器同士が上下に重なるように積重ねて積層シート群とし、積層シート群の端部に位置し、上下に重ねられた成形容器からなる容器群を、隣接する容器群から分離させる成形容器分離装置において、分離させる容器群を載置する載置台と、載置台に載置された容器群を上方から押圧して、載置台と共に挟持する押圧部材と、隣接する容器群の側部と上部を保持する保持手段と、押圧部材と載置台による挟持状態を維持したまま、押圧部材および載置台の一方を、隣接する容器群から離隔する方向に変位させる分離手段とを備え、分離手段は、容器群の上端または下端の成形容器から順に、上下に位置する各接続部を破断させて、容器群を分離させることを特徴としている。
【0007】
分離手段は、分離させる容器群と隣接する容器群との間の下方を支点として載置台を傾斜させる傾斜手段を備えることが好ましい。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、人手を要することなく、多数枚の容器成形シートを重ねた状態で成形容器を簡単かつ確実に分離でき、しかも容器の端面が損傷することがない、成形容器分離装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態である成形容器分離装置において処理される容器成形シートを示す平面図である。
容器成形シートの一部を拡大して示す平面図である。
所定の列の容器群を、隣接する列の容器群から分離する容器群分離装置を示す側面図である。
本発明の一実施形態である成形容器分離装置であって、載置台が水平状態にある場合を示す側面図である。
図4のA-A線に沿う図である。
分離動作における成形容器分離装置を示す側面図である。
図6のA―A線に沿う図である。
容器群の分離動作の後における成形容器分離装置を示す側面図である。
載置台上の容器群を搬出台へ受渡すための構成を示し、図8において右側から成形容器分離装置を見た正面図である。
2つの容器群を同時に分離する例を示し、載置台が水平状態にある場合を示す側面図である。
図10の例において載置台が傾斜した状態を示す側面図である。
2列の容器群に対して分離動作を行う成形容器分離装置を示し、図5と同じ方向から見た図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下図示された実施形態に基づいて本発明を説明する。
図1は本実施形態の成形容器分離装置において処理される容器成形シートSを示す平面図である。この容器成形シートSは、例えば発泡スチレン系樹脂シートであり、上方から見て矩形を呈し、成形容器Pがマトリクス状に整列して成形されている。すなわち成形容器Pは横方向に6個、縦方向に5個並んで成形され、以下の説明では、横方向に延びる列については、上から1列目、2列目、3列目、4列目、5列目と呼び、縦方向に延びる行については、左からA、B、C、D、E、F行とする。
(【0011】以降は省略されています)
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