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公開番号
2025015868
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-31
出願番号
2023118728
出願日
2023-07-21
発明の名称
画像形成システム及び画像形成方法
出願人
コニカミノルタ株式会社
代理人
弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類
G03G
9/10 20060101AFI20250124BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】本発明の課題は、電荷のリークによる局所的な画像不良及び低温低湿環境における画像濃度の低下を抑制することのできる画像形成システム及び画像形成方法を提供することである。
【解決手段】二成分現像剤と、アルミニウム合金製の支持体を用いた感光体又はアルミニウム合金製の現像剤担持体のうち、少なくとも一方を備えた画像形成装置とを用いる画像形成システムであって、前記二成分現像剤に含まれるキャリアの静的抵抗値が、1.0×10
12
~5.0×10
14
Ω・cmの範囲内であり、かつ、少なくとも前記感光体の支持体又は前記現像剤担持体を形成するアルミニウム合金中のケイ素含有量が、0.6質量%超、12.6質量%以下の範囲内であることを特徴とする画像形成システム。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
二成分現像剤と、アルミニウム合金製の支持体を用いた感光体又はアルミニウム合金製の現像剤担持体のうち、少なくとも一方を備えた画像形成装置とを用いる画像形成システムであって、
前記二成分現像剤に含まれるキャリアの静的抵抗値が、1.0×10
12
~5.0×10
14
Ω・cmの範囲内であり、かつ、
少なくとも前記感光体の支持体又は前記現像剤担持体を形成するアルミニウム合金中のケイ素含有量が、0.6質量%超、12.6質量%以下の範囲内である
ことを特徴とする画像形成システム。
続きを表示(約 990 文字)
【請求項2】
前記キャリアが、少なくとも芯材粒子の表面が被覆用樹脂で被覆されたキャリア粒子からなり、
前記被覆用樹脂が、(メタ)アクリレートに由来する構造を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項3】
前記被覆用樹脂が、カーボンブラック、酸化マグネシウム及び二酸化チタンのうちの、少なくともいずれか一種を含有する
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成システム。
【請求項4】
前記キャリア粒子表面における前記芯材粒子の露出面積比率が、当該芯材粒子の表面積に対して1.0%以上、10.0%未満の範囲内である
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成システム。
【請求項5】
前記ケイ素の含有量が、少なくとも前記感光体の支持体又は前記現像剤担持体を形成するアルミニウム合金全量に対して、0.8質量%超、12.6質量%以下の範囲内である
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項6】
前記被覆用樹脂が、脂環式(メタ)アクリレートに由来する構造を有する
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成システム。
【請求項7】
前記キャリアの静的抵抗値が、1.0×10
12.5
~1.5×10
14
Ω・cmの範囲内である
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項8】
現像電位差の絶対値が、300~800Vの範囲内である
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項9】
二成分現像剤と、アルミニウム合金製の支持体を用いた感光体又はアルミニウム合金製の現像剤担持体のうち、少なくとも一方を備えた画像形成装置とを用いる画像形成方法であって、
前記二成分現像剤に含まれるキャリアの静的抵抗値が、1.0×10
12
~5.0×10
14
Ω・cmの範囲内であり、かつ、
少なくとも前記感光体の支持体又は前記現像剤担持体を形成するアルミニウム合金中のケイ素含有量が、0.6質量%超、12.6質量%以下の範囲内である
ことを特徴とする画像形成方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成システム及び画像形成方法に関する。より詳しくは、電荷のリークによる局所的な画像不良及び低温低湿環境における画像濃度の低下を抑制することのできる画像形成システム等に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、電子写真方式の画像形成装置本体を構成する各種部材においても環境負荷の低減が求められている。
【0003】
環境負荷の低減手段の一つとして、上記の各種部材を製造する際に単位質量当たりの二酸化炭素排出量が少ない材料を使用することが考えられる。例えばアルミニウム合金を用いる部材の場合、ボーキサイトからアルミニウムを製造する過程で大量の二酸化炭素が排出されるため環境負荷が大きい。これに対してアルミニウムを含有する廃材からリサイクルされたアルミニウム合金を使用することで、ボーキサイトからアルミニウムを製造する工程が削減される。そして、これにより、二酸化炭素排出量を大幅に低減し、環境負荷を小さくすることができる。
【0004】
こうしたアルミニウム合金には、リサイクルであるかどうかに関わらず、物性や加工性を制御する目的でアルミニウム以外の金属元素が添加されている。特にケイ素は耐熱性・熱膨張性・加工性に影響を与えることから、様々な種類のアルミニウム合金に添加されている。
【0005】
このようなケイ素を含有するアルミニウム合金を電子写真方式の画像形成装置の部材に活用した例として、例えば特許文献1では支持体にケイ素を含有するアルミニウム合金を用いた電子写真感光体が開示されている。
【0006】
また、特許文献2ではケイ素を含有するアルミニウム合金を用いた現像剤担持体が開示されている。
【0007】
ところで、上記のようにリサイクルによりアルミニウム合金を製造する場合、ケイ素を含めた不純物等を検知・除去してそれらの含有量を調整する必要がある。
【0008】
しかしながら、ケイ素は分別・除去の難易度が高いため、リサイクルにより製造されたアルミニウム合金においてはケイ素含有量が必要以上に多くなってしまう。これにより、上記の各種部材に使用した場合、所望の性能を満たさない場合があった。
【0009】
したがって、上記のようなケイ素含有量の多いアルミニウム合金を用いた感光体及び現像剤担持体を使用した場合においても所望の性能を満たすような改善が求められていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
特開2022-132142号公報
特開2008-102502号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)
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