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公開番号2025015764
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2024201436,2022520555
出願日2024-11-19,2020-10-01
発明の名称調整可能な眼内レンズ及び眼内レンズの手術後の調整方法
出願人アルコン インコーポレイティド
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A61F 2/16 20060101AFI20250123BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】調整可能な眼内レンズ及び眼内レンズを手術後に調整する方法の提供。
【解決手段】ある実施形態では、調整可能な眼内レンズは光学部及び周辺部を備えていてもよい。周辺部はエネルギー吸収成分と複数の膨張性要素を含む複合材料を含んでもよい。光学部のベース度数は複合材料に向けられた外部エネルギーに応じて変化してもよい。
【選択図】図3B
特許請求の範囲【請求項1】
光学部と、
前記光学部に接続された周辺部と、を備える眼内レンズであって、
前記周辺部はエネルギー吸収成分と複数の膨張性要素を含む複合材料を含み、
前記光学部のベース度数は前記複合材料に向けられた外部エネルギーに応じて変化し、
前記光学部の前記ベース度数は、前記眼内レンズが水晶体嚢内に移植された時に前記水晶体嚢によって前記周辺部に印加された力に反応しない、
眼内レンズ。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記膨張性要素は膨張性微小球であり、前記各膨張性微小球は熱可塑性樹脂製シェル内に包含された発泡剤を含む、請求項1に記載の眼内レンズ。
【請求項3】
前記エネルギー吸収成分はアゾ染料である、請求項1に記載の眼内レンズ。
【請求項4】
前記エネルギー吸収成分は黒鉛化カーボンブラックである、請求項1に記載の眼内レンズ。
【請求項5】
前記周辺部は一部が共重合体混合物を含む架橋共重合体から成り、前記複合材料は一部が前記共重合体混合物から成る、請求項1に記載の眼内レンズ。
【請求項6】
前記光学部の前記ベース度数は前記複合材料に向けられた前記外部エネルギーのパルスに応じて正又は負の方向に0.05Dから0.5Dの間で変化する、請求項1に記載の眼内レンズ。
【請求項7】
前記外部エネルギーは488nmから650nmの間の波長を有するレーザー光である、請求項1に記載の眼内レンズ。
【請求項8】
前記外部エネルギーは946nmから1120nmの間の波長を有するレーザー光である、請求項1に記載の眼内レンズ。
【請求項9】
前記外部エネルギーはフェムト秒レーザーにより発せられるレーザー光である、請求項1に記載の眼内レンズ。
【請求項10】
前記複合材料は独立周辺要素として形成され、前記外部エネルギーを1つの独立周辺要素へ向けることにより前記光学部の前記ベース度数の変化が起こり、前記外部エネルギーを別の独立周辺要素へ向けることにより前記光学部の前記ベース度数の変化が更に起こる、請求項1に記載の眼内レンズ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2019年10月4日に出願されその内容が参照により本明細書に援用される米国特許仮出願第62/911039号明細書の利益を主張する。
続きを表示(約 1,300 文字)【0002】
本開示は概して眼内レンズの分野に関し、より具体的には、調整可能な眼内レンズ及び手術後に眼内レンズを調整する方法に関する。
【背景技術】
【0003】
白内障は、患者の眼内の、正常であれば透明な水晶体が曇る病気である。白内障は、加齢、遺伝、外傷、炎症、代謝異常、又は放射線被曝などの原因により発生する。加齢に関係する白内障が最も一般的な種類の白内障である。白内障の治療として、外科医は患者の水晶体基盤を水晶体被膜から取り外し、眼内レンズ(IOL)と置換する。
【0004】
しかしながら、現在のIOLの手術では屈折矯正の結果に満足できない患者もいる可能性がある。ある場合では、術前に患者の眼について行われる生体計測に誤りがあることもあり、その場合誤ったレンズ度数のIOLが処方され、患者の眼に移植される。他の場合では、IOLが水晶体嚢内に移植された時、水晶体嚢内の細胞による攻撃的な治癒反応がIOLの光学度数に影響し得る。更に、患者の眼内の角膜又は筋肉は、怪我、病気、加齢の結果変化し得る。そのような場合、そのような変化に対応するために、患者に移植されたIOLを調整することが必要にもなり得る。
【0005】
したがって、上に挙げた問題に対処するために、追加で手術を行わずに移植後のIOLを調整するための解決策が必要である。そのような解決策は過度に複雑でなく、IOLをコスト効率良く製造できるものであるべきである。
【発明の概要】
【0006】
本明細書では調整可能な眼内レンズ及び眼内レンズを手術後に調整する方法が開示される。そのような調整可能な眼内レンズはまた、調整可能な固定焦点眼内レンズ、又は非調節式の流体調整可能眼内レンズと称されてもよい。
【0007】
ある実施形態では、光学部と、光学部に接続された周辺部を備える眼内レンズが開示される。周辺部はエネルギー吸収成分と複数の膨張性要素を含む複合材料を含んでもよい。光学部のベース度数は複合材料に向けられた外部エネルギーに応じて変化してもよい。光学部のベース度数は、眼内レンズが水晶体嚢内に移植された時に水晶体嚢によって周辺部に印加された力に反応しなくてもよい。
【0008】
幾つかの実施形態では、膨張性要素は膨張性微小球であってもよい。膨張性微小球のそれぞれは、熱可塑性樹脂製シェル内に包含された発泡剤を含んでもよい。熱可塑性樹脂製シェルの厚さは複合材料に向けられた外部エネルギーに応じて変化してもよい。
【0009】
特定の実施形態では、発泡剤は分枝鎖型の炭化水素であってもよい。例えば分枝鎖型の炭化水素はイソペンタンであってもよい。また、例えば、熱可塑性樹脂製シェルは一部がアクリロニトリル共重合体から成っていてもよい。
【0010】
幾つかの実施形態では、複合材料に外部エネルギーが向けられた結果、少なくとも1つの膨張性微小球の直径は約2倍から約4倍の間に増加してもよい。少なくとも1つの膨張性要素の体積は複合材料に向けられた外部エネルギーに応じて約10倍から50倍の間に膨張してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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