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公開番号2025015622
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2024198369,2022533666
出願日2024-11-13,2021-02-02
発明の名称乗物用シート
出願人テイ・エス テック株式会社
代理人個人,個人
主分類B60R 16/02 20060101AFI20250123BHJP(車両一般)
要約【課題】乗員による意図しない誤作動を抑制するタッチスイッチを備えた乗物用内装品を提供する。
【解決手段】本発明の乗物用内装品30は、乗物に設けられた電装部品を操作するタッチスイッチ35と、乗物の室内側の側面に形成された凹部33と、を備える。タッチスイッチは、乗員の手指を検出するセンシング部36を有し、凹部は、開口部33aと底部33bと底部の周囲に形成された立壁部33cと、底部において開口部側に向けて突出するように湾曲して形成された湾曲面33dと、を有する。センシング部は、湾曲面に配置される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
乗物に設けられた電装部品を操作するタッチスイッチと、
前記乗物の室内側の側面に形成された凹部と、を備え、
前記タッチスイッチは、乗員の手指を検出するセンシング部を有し、
前記凹部は、開口部と底部と該底部の周囲に形成された立壁部と、前記底部において前記開口部側に向けて突出するように湾曲して形成された湾曲面と、を有し、
前記センシング部は、前記湾曲面に配置されることを特徴とする乗物用内装品。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記乗物用内装品は、乗物用ドアに設けられるドアライニングであり、前記凹部は、前記ドアライニングの室内側の側面に形成されることを特徴とする請求項1に記載の乗物用内装品。
【請求項3】
前記センシング部は、前記乗物の上下方向に並ぶ複数のセンサ領域から構成され、下側に位置するセンサ領域は、上側に位置するセンサ領域の上下方向の軸線からずれるように配置されることを特徴とする請求項1に記載の乗物用内装品。
【請求項4】
前記センシング部は、前記乗物の上下方向且つ前後方向に並ぶ複数のセンサ領域から構成され、
下側に位置する下側センサ領域は、該下側センサ領域の前端部が、上側に位置する上側センサ領域の前端部より後方に位置するか、前記下側センサ領域の後端部が、前記上側センサ領域の後端部より後方に位置することを特徴とする請求項1に記載の乗物用内装品。
【請求項5】
前記センシング部は、前記乗物の上下方向に並ぶ複数のセンサ領域から構成される第1センシング部と、前記乗物の前後方向において、前記第1センシング部より後方に配置され、前記乗物の上下方向に並ぶ複数のセンサ領域から構成される第2センシング部と、を有し、
前記第1センシング部の最も下方に配置されるセンサ領域と、前記第2センシング部の最も上方に配置されるセンサ領域とが、上下方向において重なって配置されることを特徴とする請求項1に記載の乗物用内装品。
【請求項6】
前記タッチスイッチの近傍に設けられ、前記乗員が前記タッチスイッチを操作する際に把持する把持部を備え、
前記把持部は、前記乗員により把持されたことを検知する把持検知部と、該把持部において前記乗員により把持された位置を検知する把持位置特定部を有し、
前記タッチスイッチは、前記把持位置特定部により検知された前記乗員の把持位置に基づいて、前記タッチスイッチ内において、前記乗員の手指を検出する前記センシング部の位置を変更することを特徴とする請求項1に記載の乗物用内装品。
【請求項7】
前記タッチスイッチは、前記タッチスイッチの近傍に設けられ、前記乗員が前記タッチスイッチを操作する際に把持する把持部を備え、
前記把持部は、前記乗員により把持されたことを検知する把持検知部を有し、
前記把持検知部により前記把持部が把持されたこと検知した場合に、前記タッチスイッチによる前記電装部品の操作を可能にすることを特徴とする請求項1に記載の乗物用内装品。
【請求項8】
前記タッチスイッチは、前記乗員が着座する乗物用シートの状態の情報を取得可能であり、
前記タッチスイッチは、前記乗物用シートが前記乗員をリラックスさせるリラックス状態である情報を取得した場合に、前記タッチスイッチによる前記電装部品の操作を可能にすることを特徴とする請求項1に記載の乗物用内装品。
【請求項9】
前記タッチスイッチは、前記乗物が自動走行状態の場合、前記タッチスイッチによる前記電装部品の操作を可能にすることを特徴とする請求項1に記載の乗物用内装品。
【請求項10】
前記センシング部は複数あり、複数の前記センシング部のうち少なくとも一つは、前記タッチスイッチにより操作される前記電装部品を選択する対象選択センシング部であり、
前記対象選択センシング部は、前記乗員により所定時間長押しされた場合に、操作される前記電装部品を変更可能にすることを特徴とする請求項1に記載の乗物用内装品。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は乗物用内装品に係り、特に、タッチスイッチを備える乗物用内装品に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
車両用ドア等の車両用内装品には、車両に搭載された電装部品を操作するためのタッチスイッチが設けられている。例えば、車両用ドアのアームレストにはパワーウインドウを操作するためのタッチスイッチが設けられ、乗員は操作スイッチであるタッチスイッチを手指で触れることによりウインドウの開閉をすることができる(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2020/184702号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、タッチスイッチは平面的に形成されており、操作可能な範囲が物理的に規制されていないことから、操作する乗員の手指が操作可能な範囲から外れてしまう場合があった。また、乗員の手指が不用意にタッチスイッチのセンシング部に触れ誤って入力動作を行ってしまい、電装部品を誤操作する場合があった。
【0005】
本発明は、上記の課題を鑑みてなされたものであり、その目的は、乗員による意図しない誤作動を抑制するタッチスイッチを備えた乗物用内装品を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題は、乗物に設けられた電装部品を操作するタッチスイッチと、前記乗物の室内側の側面に形成された凹部と、を備え、前記タッチスイッチは、乗員の手指を検出するセンシング部を有し、前記凹部は、開口部と底部と該底部の周囲に形成された立壁部と、前記底部において前記開口部側に向けて突出するように湾曲して形成された湾曲面と、を有し、前記センシング部は、前記湾曲面に配置されることにより解決される。
【0007】
凹部の立壁部により、乗員の手指による入力動作範囲が規制されることから、乗員の手指が操作可能な範囲から外れてしまうことが抑制される。また、立壁部があることで乗員の手指が不用意にセンシング部に触れることを抑制するため、誤って入力動作を行ってしまうことが抑制される。また、開口部側に向けて突出する湾曲面にセンシング部を配置することから、乗員はタッチスイッチを使用する際、センシング部分に触れていることが分かりやすくなる。
【0008】
また、上記の乗物用内装品において、前記乗物用内装品は、乗物用ドアに設けられるドアライニングであり、前記凹部は、前記ドアライニングの室内側の側面に形成されるとよい。
凹部をドアライニングの室内側の側面に形成することで、例えばドア付近に着座する乗員が誤ってタッチスイッチのセンシング部に接触することを抑制することができる。
【0009】
また、上記の乗物用内装品において、前記センシング部は、前記乗物の上下方向に並ぶ複数のセンサ領域から構成され、下側に位置するセンサ領域は、上側に位置するセンサ領域の上下方向の軸線からずれるように配置されるとよい。
乗物用内装品の一部を把持しながら、指(特に親指)を用いてタッチスイッチに接触する場合、上下方向に並ぶセンサ領域をずらして配置することで、それらの位置が指の軌跡に一致するようになり、容易にタッチすることができる。
【0010】
また、上記の乗物用内装品において、前記センシング部は、前記乗物の上下方向且つ前後方向に並ぶ複数のセンサ領域から構成され、下側に位置する下側センサ領域は、該下側センサ領域の前端部が、上側に位置する上側センサ領域の前端部より後方に位置するか、前記下側センサ領域の後端部が、前記上側センサ領域の後端部より後方に位置するとよい。
乗物用内装品の一部を把持しながら、指(特に親指)を用いてタッチスイッチに接触する場合、上記のように配置することで、センサ領域の位置が指(特に親指)の軌跡に一致するようになりタッチしやすくなる。
(【0011】以降は省略されています)

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