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公開番号
2025015607
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2024197901,2021022735
出願日
2024-11-13,2021-02-16
発明の名称
包装材料
出願人
三菱製紙株式会社
代理人
弁理士法人 津国
主分類
B65D
65/40 20060101AFI20250123BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】課題は、ヒートシールを施す面の密着性、ヒートシール適性及び耐ブロッキング性を有する包装材料を提供することである。
【解決手段】課題は、紙支持体と、前記紙支持体の一方面に1層又は2層以上の塗工層とを有し、前記紙支持体が密度0.83g/cm
3
以上1.03g/cm
3
以下及び灰分2.3質量%以下であり、前記塗工層において紙支持体を基準として最外に位置する最外塗工層がエチレン不飽和カルボン酸共重合体のアイオノマー樹脂を少なくとも含有する包装材料によって解決できる。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
紙支持体と、前記紙支持体の一方面に1層又は2層以上の塗工層とを有し、前記紙支持体が密度0.83g/cm
3
以上1.03g/cm
3
以下及び灰分2.3質量%以下であり、前記塗工層において紙支持体を基準として最外に位置する最外塗工層がエチレン不飽和カルボン酸共重合体のアイオノマー樹脂を少なくとも含有し、前記紙支持体の不透明度が70%以上85%以下であり、最外塗工層中、エチレン不飽和カルボン酸共重合体のアイオノマー樹脂の塗工量が、乾燥固形分で紙支持体の片面あたり3g/m
2
以上である、包装材料。
続きを表示(約 370 文字)
【請求項2】
最外塗工層の乾燥固形分に対して無機顔料の含有量が2質量%以下である、請求項1に記載の包装材料。
【請求項3】
前記塗工層が、前記最外塗工層を含めて、1層である、請求項1又は2に記載の包装材料。
【請求項4】
前記最外塗工層の乾燥固形分に対してエチレン不飽和カルボン酸共重合体のアイオノマー樹脂が90質量%以上である、請求項1又は2に記載の包装材料。
【請求項5】
紙支持体に係る原紙中の填料の含有量が、原紙中のパルプに対して3質量%以下である、請求項1又は2に記載の包装材料。
【請求項6】
紙支持体に係る原紙中の硫酸アルミニウム含有量が、原紙中のパルプ1000質量部に対して、6質量部以上10質量部以下である、請求項1又は2に記載の包装材料。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、紙支持体から成るヒートシール適性を有する包装材料に関し、特に、袋型に成る二次包装体に用いる包装材料に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
小売店に陳列する製菓等の食品は、食品を収納した一次包装体及び前記一次包装体を1つ以上収納した二次包装体から成る包装体が多い。
通常、一次包装体は食品を保護するために存在し、二次包装体は一次包装体を保護するために存在する。二次包装体には袋型と箱形とが存在する。袋型の二次包装体は、一般的に、包装材料で一次包装体を覆い、包装材料の端面をヒートシールを施して袋型にする。従って、袋型の二次包装に用いる包装材料にはヒートシール適性が必要である。
【0003】
ヒートシール適性を有する包装材料は公知である。例えば、紙基材の少なくとも一方の面に少なくとも1層のヒートシール層を有する包装用紙であって、前記ヒートシール層がアイオノマーを含み、前記ヒートシール層の乾燥塗工量が全層で2~10g/m
2
である包装用紙が公知である(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-117311号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
近年、マイクロプラスチックに起因する環境汚染問題の理由から、プラスチックフィルムは、包装材料の分野において不使用の傾向にある。プラスチックフィルムの代替品としては、紙支持体が有力である。特許文献1も、プラスチックを紙に置き替えて、プラスチックの使用量低減を目的とした包装用紙を開示する。しかしながら、紙支持体は、プラスチックフィルムに比べて平滑性に欠く。そのため、ヒートシール箇所に隙間が発生しないように又はヒートシール箇所が強度的に均一になるように、包装材料は、ヒートシールを施す面の密着性が良好である必要がある。一方、包装材料においてヒートシールを施す面の密着性の向上は、包装材料の間でブロッキングを引き起こす原因になる。
【0006】
二次包装体の特有の課題として、ヒートシール時の熱問題が存在する。すなわち、包装材料にヒートシールを施して袋型にする際に、ヒートシール時の熱によって一次包装体中の食品を傷める可能性がある。例えば、食品がチョコレートである場合、ヒートシール時にチョコレートが溶ける場合がある。食品を扱う場合は、ヒートシールが比較的低温かつ短時間で達成する必要がある。
【0007】
以上から本発明の目的は、下記の品質を有する包装材料を提供することである。
(1)ヒートシールを施す面の密着が良好であること(密着性)。
(2)比較的低温かつ短時間でヒートシールができること(ヒートシール適性)。
(3)包装材料間のブロッキングを抑制できること(耐ブロッキング性)。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者らは鋭意検討を行った結果、本発明の目的は以下によって達成される。
【0009】
[1]紙支持体と、前記紙支持体の一方面に1層又は2層以上の塗工層とを有し、前記紙支持体が密度0.83g/cm
3
以上1.03g/cm
3
以下及び灰分2.3質量%以下であり、前記塗工層において紙支持体を基準として最外に位置する最外塗工層がエチレン不飽和カルボン酸共重合体のアイオノマー樹脂を少なくとも含有する包装材料。
【0010】
[2]上記最外塗工層が無機顔料を実質的に含有しない層である上記[1]に記載の包装材料。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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