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公開番号
2024156531
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-06
出願番号
2023071072
出願日
2023-04-24
発明の名称
物品収容容器
出願人
株式会社バンダイ
代理人
主分類
B65D
6/02 20060101AFI20241029BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】取り扱い性の良い物品収容容器を提供する。
【解決手段】物品収容容器1であって、互いに連結可能な第1主部品11と第2主部品12とから成る本体部10を備え、第1主部品11は、主体部11aと、第2主部品12との連結部10jを構成し且つ主体部11aから立設する立設部11bと、を含み、立設部11bは、第1主部品11と第2主部品12との連結方向の長さL2が、連結状態の本体部10の最大径の長さD1の1/5以上である。これにより、連結部10jの連結状態を維持し易く且つ連結解除がし易い取り扱い性の良い物品収容容器1を提供できる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
物品収容容器であって、
互いに連結可能な第1主部品と第2主部品とから成る本体部を備え、
前記第1主部品は、主体部と、前記第2主部品との連結部を構成し且つ前記主体部から立設する立設部と、を含み、
前記立設部は、前記第1主部品と前記第2主部品との連結方向の長さが、連結状態の前記本体部の最大径の長さの1/5以上である、
物品収容容器。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の物品収容容器であって、
前記立設部は、前記連結方向における長さが、前記第1主部品の前記連結方向における最大長さの1/3以上である、
物品収容容器。
【請求項3】
請求項2に記載の物品収容容器であって、
前記立設部は、前記第1主部品と前記第2主部品のうち前記第1主部品にのみ設けられている、
物品収容容器。
【請求項4】
請求項3に記載の物品収容容器であって、
前記本体部は、前記第1主部品、及び前記第2主部品の連結状態において、外表面が球型形状を成している、
物品収容容器。
【請求項5】
請求項4に記載の物品収容容器であって、
前記第1主部品、及び前記第2主部品は、各々の内部が中空であり異なる外形を成している、
物品収容容器。
【請求項6】
請求項5に記載の物品収容容器であって、
前記第1主部品は、第1開口が形成され、
前記立設部は、先端側において前記第1開口の周縁部を構成する第1端部を含み、
前記主体部は、前記立設部の基端側において当該立設部の外周面に対して交差方向に段差を有するように構成された第2端部を含んでいる、
物品収容容器。
【請求項7】
請求項6に記載の物品収容容器であって、
前記第2主部品は、第2開口と、前記第2開口の周縁部を構成する第3端部と、を含み、
前記第2主部品と前記第1主部品との連結状態は、前記第3端部が前記第1端部と接触した状態と、前記第3端部が前記第2端部と接触した状態と、を含んでいる、
物品収容容器。
【請求項8】
請求項7に記載の物品収容容器であって、
前記立設部は、前記第2主部品の前記第3端部が前記第1主部品の前記第2端部と接触した連結状態において、外部から視認不可能である、
物品収容容器。
【請求項9】
請求項7に記載の物品収容容器であって、
前記第2主部品の前記第3端部には、切り欠きが形成されている、
物品収容容器。
【請求項10】
請求項6~9の何れか一項に記載の物品収容容器であって、
前記第1端部は、その外周の最大長さが、前記第2端部の外周の最大長さよりも小さく構成されている、
物品収容容器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、物品収容容器に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、カプセル内部に物品を収納するカプセル型の物品収容容器がある。例えば特許文献1においては、カプセルは、内部にフィギュア等の物品(玩具)を収容し、その周りを菓子により被覆した構造が、開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭53-110977号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1においては、球形状のカプセルの物品収容容器は、半球カプセルを2つ組み合わせてなる構成である。そして、特許文献1には、カプセルの連結部の構成については記載がない。しかしながら、この種のカプセルを用いた商品においては、カプセルを開けるときは、比較的小さい子供でも容易に開けることができ、且つ、製造時においてはフィギュアなどの玩具を収容した状態で確りと閉じた状態を維持できる取り扱い性の良い構成が必要ある。
【0005】
本発明は、取り扱い性の良い物品収容容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様の物品収容容器は、物品収容容器であって、互いに連結可能な第1主部品と第2主部品とから成る本体部を備え、第1主部品は、主体部と、第2主部品との連結部を構成し且つ主体部から立設する立設部と、を含み、立設部は、第1主部品と第2主部品との連結方向の長さが、連結状態の本体部の最大径の長さの1/5以上である、
ものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、取り扱い性の良い物品収容容器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の物品収容容器の物品収容状態における一態様を示す斜視図である。
図1に示す物品収容容器における要部の断面図である。
図1に示す物品収容容器の分解斜視図である。
図1に示す物品収容容器を開け方の一例を示す要部拡大断面図である。
図1に示す物品収容容器を開け方の他の例を示す要部拡大断面図である。
図1に示す物品収容容器が菓子で覆われた状態の一例を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の物品収容容器の一態様について、図を参照して説明する。
図1は、本発明の物品収容容器において物品収容状態の一態様を示す斜視図であり、図2は、物品収容容器における要部の断面図である。また、図3は、物品収容容器の分解斜視図である。
【0010】
物品収容容器1は、図1及び図2に示すように、互いに連結可能な第1主部品11と、第2主部品12と、から成る本体部10を備えている。そして、第1主部品11、及び第2主部品12は、連結状態において、外表面10usが球型形状を成している。
第1主部品11は、略半球形状の主体部11aと、当該主体部11aから立設する円筒形(図3参照)の立設部11bと、を備えている。そして、立設部11bが第2主部品12と連結する連結部10jを構成している。
(【0011】以降は省略されています)
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