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公開番号2024157641
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-08
出願番号2023072101
出願日2023-04-26
発明の名称容器
出願人株式会社吉野工業所
代理人個人
主分類B65D 83/00 20060101AFI20241031BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】収容する内容物の量を確保しつつ比較的スペースの狭い場所にも好適に置くことが可能であって、使い勝手にも優れる容器を提案する。
【解決手段】容器1は、上側開口2bと下側開口2cとを有する外周壁2aを備える外容器2と、下側開口2cから外界に対して露出する底壁3aと外周壁2aの内周面に接触するシール部3dを有する内周壁3cとを備え下降位置LPと上昇位置UPとの間で軸線Oに沿って移動可能な内容器3と、底壁3a、内周壁3c、及び外周壁2aで区画され、内容物を収容可能な収容空間Sとを備え、収容空間Sに収容された内容物が減った際に下側開口2cから底壁3aを押圧すると、下降位置LPから上昇位置UPに向けて内容器3が移動して内容物を上側開口2bに向けて持ち上げ可能である。
【選択図】図1A
特許請求の範囲【請求項1】
上側開口と下側開口とを有する外周壁を備える外容器と、
前記下側開口から外界に対して露出する底壁と、該底壁につながるとともに前記外周壁の内周面に接触するシール部を有する内周壁とを備え、下降位置と上昇位置との間で該外周壁の軸線に沿って移動可能な内容器と、
前記底壁、前記内周壁、及び前記外周壁で区画され、内容物を収容可能な収容空間と、を備え、
前記収容空間に収容された前記内容物が減った際に前記下側開口から前記底壁を押圧すると、前記下降位置から前記上昇位置に向けて前記内容器が移動して該内容物を前記上側開口に向けて持ち上げ可能な容器。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
前記内容器は、内容器側係合部を有し、
前記外容器は、前記上昇位置で前記内容器側係合部に係合する上側係合部を有する請求項1に記載の容器。
【請求項3】
前記外容器は、前記下降位置で前記内容器側係合部に係合する下側係合部を有する請求項2に記載の容器。
【請求項4】
前記内容器は、前記外容器に対して前記軸線を周回する向きに移動可能であって、
前記内周壁は、前記外周壁に向けて突出する突起部を有し、
前記外周壁は、前記突起部が収まる溝部を有し、
前記溝部は、前記下降位置において前記突起部が収まり前記軸線を周回する向きに延びる周溝部分を有し、
前記周溝部分は、前記突起部の上方への移動が阻止される周溝開始地点から該突起部の上方への移動を許容する周溝終了地点まで延在している請求項1に記載の容器。
【請求項5】
前記溝部は、前記軸線に沿って延在し前記上昇位置において前記突起部が収まる縦溝部分を有する請求項4に記載の容器。
【請求項6】
前記溝部は、前記下降位置と前記上昇位置の間に位置する中間位置において前記突起部が収まり前記軸線を周回する向きに延びる中間周溝部分を有し、
前記中間周溝部分は、前記突起部の上方への移動が阻止される中間周溝開始地点から該突起部の上方への移動を許容する中間周溝終了地点まで延在している請求項4に記載の容器。
【請求項7】
前記底壁は、該底壁の下面から突出した又は下面を凹ませた指掛け部を有する請求項4に記載の容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、内容物を収容する容器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ハンドクリーム等の比較的粘度の高い内容物を収容するものとして、所謂、ジャー容器と称される容器が使用されている(例えば特許文献1参照)。この種の容器は、内容物を指等で拭い取って使用されることを想定した形状になっている。すなわち、開口面積が大きい広口状であって外形は大きくなっていて、また容器の底まで指先が届くように高さは低くなっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-195450号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところでこの種の容器を洗面台等の比較的スペースの狭い場所に置く場合は、他のものを置くスペースがなくなってしまうため不便である。またこの種の容器は、洗面台等からはみ出して置かれる可能性もあるため、誤って落下させるおそれがある。なお、このような比較的スペースの狭い場所にも置けるように容器の外形を小さくすると、収容される内容物の量が減ることになる。また、容器の外形を小さくしつつ内容物の量を確保するために高さを高くすると、容器の底まで指先が届かなくなって使い勝手が損なわれることになる。
【0005】
このような点に鑑み、本発明は、収容する内容物の量を確保しつつ比較的スペースの狭い場所にも好適に置くことが可能であって、使い勝手にも優れる容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上側開口と下側開口とを有する外周壁を備える外容器と、
前記下側開口から外界に対して露出する底壁と、該底壁につながるとともに前記外周壁の内周面に接触するシール部を有する内周壁とを備え、下降位置と上昇位置との間で該外周壁の軸線に沿って移動可能な内容器と、
前記底壁、前記内周壁、及び前記外周壁で区画され、内容物を収容可能な収容空間と、を備え、
前記収容空間に収容された前記内容物が減った際に前記下側開口から前記底壁を押圧すると、前記下降位置から前記上昇位置に向けて前記内容器が移動して該内容物を前記上側開口に向けて持ち上げ可能な容器である。
【0007】
前記内容器は、内容器側係合部を有し、
前記外容器は、前記上昇位置で前記内容器側係合部に係合する上側係合部を有することが好ましい。
【0008】
前記外容器は、前記下降位置で前記内容器側係合部に係合する下側係合部を有することが好ましい。
【0009】
前記内容器は、前記外容器に対して前記軸線を周回する向きに移動可能であって、
前記内周壁は、前記外周壁に向けて突出する突起部を有し、
前記外周壁は、前記突起部が収まる溝部を有し、
前記溝部は、前記下降位置において前記突起部が収まり前記軸線を周回する向きに延びる周溝部分を有し、
前記周溝部分は、前記突起部の上方への移動が阻止される周溝開始地点から該突起部の上方への移動を許容する周溝終了地点まで延在していることが好ましい。
【0010】
前記溝部は、前記軸線に沿って延在し前記上昇位置において前記突起部が収まる縦溝部分を有することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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