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公開番号
2024159950
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2024148464
出願日
2024-08-30
発明の名称
物品収納箱
出願人
株式会社無有
代理人
個人
主分類
B65D
83/08 20060101AFI20241031BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】戻り力が働くにもかかわらず、物品を円滑に取り出すことができる物品収納箱を提供する。
【解決手段】物品収納箱1は、物品を収納する物品収納箱であって、箱状の本体10を備えている。本体10は、物品の取出口が形成される取出口形成部20を有している。取出口形成部20は、折曲片22、折曲片24、折り筋32、及び折り筋34を含んでいる。折曲片22及び折曲片24は、内面どうしが対向するように斜め上方に折り曲げられる。折曲片22の先端辺22aは、折曲片24に向かって突出する凸部26を有している。折曲片24の先端辺24aは、折曲片22に向かって突出する凸部28を有している。凸部26及び凸部28は、互いに離間するとともに対向している。折り筋32は、折曲片22を折り曲げるための折り筋である。折り筋34は、折曲片24を折り曲げるための折り筋である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
物品を収納する物品収納箱であって、
前記物品の取出口が形成される取出口形成部を有する箱状の本体を備え、
前記取出口形成部は、
内面どうしが対向するように斜め上方に折り曲げられる第1及び第2の折曲片と、
前記第1の折曲片を折り曲げるための曲線状の第1の折り筋と、
前記第2の折曲片を折り曲げるための曲線状の第2の折り筋と、を含み、
前記第1の折曲片の先端辺である第1の先端辺は、前記第2の折曲片に向かって突出する第1の凸部を有し、
前記第2の折曲片の先端辺である第2の先端辺は、前記第1の折曲片に向かって突出する第2の凸部を有し、
前記第1の凸部と前記第2の凸部とは、互いに離間するとともに対向していることを特徴とする物品収納箱。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の物品収納箱において、
前記第1の凸部と前記第2の凸部との間隔は、0.5mm以上3mm以下である物品収納箱。
【請求項3】
請求項1に記載の物品収納箱において、
前記第1の凸部の幅と前記第2の凸部の幅とは、互いに等しい物品収納箱。
【請求項4】
請求項1に記載の物品収納箱において、
前記第1及び第2の凸部の幅は、15mm以上50mm以下である物品収納箱。
【請求項5】
請求項1に記載の物品収納箱において、
前記第1の凸部の長さと前記第2の凸部の長さとは、互いに等しい物品収納箱。
【請求項6】
請求項1に記載の物品収納箱において、
前記第1の凸部の長さと前記第2の凸部の長さとは、相異なる物品収納箱。
【請求項7】
請求項1に記載の物品収納箱において、
前記第1及び第2の凸部の長さは、3mm以上7mm以下である物品収納箱。
【請求項8】
請求項1乃至7の何れかに記載の物品収納箱において、
前記第1の先端辺は、複数の前記第1の凸部を有し、
前記第2の先端辺は、複数の前記第2の凸部を有する物品収納箱。
【請求項9】
請求項8に記載の物品収納箱において、
前記複数の第1の凸部は、相互に合同な形状をしている物品収納箱。
【請求項10】
請求項8に記載の物品収納箱において、
前記複数の第1の凸部は、相互に合同でない形状をしている物品収納箱。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、物品を収納する物品収納箱に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の物品収納箱としては、例えば特許文献1に記載されたものがある。同文献に記載された物品収納箱は、物品の取出口が形成される取出口形成部を上面部に有する箱状の本体を備えている。取出口形成部は、内面どうしが対向するように上面部の斜め上方に折り曲げられる一対の折曲片、及び各折曲片を折り曲げるための折り筋を有している。折り筋は、折曲片の外側に膨らんだ曲線状をしている。折り筋に沿って折曲片を折り曲げることにより、物品の取出口を形成することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2024/117271号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の物品収納箱においては、曲線状の折り筋に沿って折曲片が折り曲げられる。この場合、折曲片には、元の状態(折り曲げられていない状態)に戻ろうとする力(戻り力)が働く。このため、折曲片の折曲げ角度が大きくなりすぎないようにすることができる。しかしながら、戻り力が働くと、一対の折曲片が物品を挟み込む力が強くなるため、取出口から物品を取り出しにくくなるという問題がある。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、戻り力が働くにもかかわらず、物品を円滑に取り出すことができる物品収納箱を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明による物品収納箱は、物品を収納する物品収納箱であって、上記物品の取出口が形成される取出口形成部を有する箱状の本体を備え、上記取出口形成部は、内面どうしが対向するように斜め上方に折り曲げられる第1及び第2の折曲片と、上記第1の折曲片を折り曲げるための曲線状の第1の折り筋と、上記第2の折曲片を折り曲げるための曲線状の第2の折り筋と、を含み、上記第1の折曲片の先端辺である第1の先端辺は、上記第2の折曲片に向かって突出する第1の凸部を有し、上記第2の折曲片の先端辺である第2の先端辺は、上記第1の折曲片に向かって突出する第2の凸部を有し、上記第1の凸部と上記第2の凸部とは、互いに離間するとともに対向していることを特徴とする。
【0007】
この物品収納箱においては、第1の折曲片の先端辺(第1の先端辺)に設けられた凸部(第1の凸部)と、第2の折曲片の先端辺(第2の先端辺)に設けられた凸部(第2の凸部)とが、互いに離間するとともに対向している。このように第1の凸部と第2の凸部との間に隙間を設けることにより、第1及び第2の折曲片で物品を挟み込む力が強くなりすぎないようにすることができる。これにより、取出口から物品を円滑に取り出すことができる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、戻り力が働くにもかかわらず、物品を円滑に取り出すことができる物品収納箱が実現される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明による物品収納箱の第1実施形態を示す平面図である。
取出口形成部20を示す平面図である。
凸部26の幅w1について説明するための図である。
凸部26の長さd1について説明するための図である。
凸部28の幅w2について説明するための図である。
凸部28の長さd2について説明するための図である。
凸部26と凸部28との間隔d3について説明するための図である。
折り筋32を示す平面図である。
物品収納箱1の使用時の様子を示す斜視図である。
図9のA-A線に沿った端面の構造を説明するための図である。
本発明による物品収納箱の第2実施形態を示す斜視図である。
図11の物品収納箱を示す平面図である。
図11の物品収納箱を示す背面図である。
図11の物品収納箱を示す側面図である。
図11の物品収納箱を示す側面図である。
物品収納箱2の使用方法の一例を説明するための図である。
物品収納箱2の使用方法の一例を説明するための図である。
物品収納箱2の使用方法の一例を説明するための図である。
物品収納箱2の製造方法の一例を説明するための図である。
物品収納箱2の製造方法の一例を説明するための図である。
切断刃62の変形例を説明するための側面図である。
本体10の変形例を説明するための平面図である。
図22のC-C線に沿った端面の構造を説明するための図である。
取出口形成部20の一変形例を説明するための平面図である。
先端辺22aの変形例を説明するための平面図である。
先端辺24aの変形例を説明するための平面図である。
取出口形成部20の他の変形例を説明するための平面図である。
取出口形成部20の他の変形例を説明するための平面図である。
折り筋32及び折り筋34の変形例を説明するための平面図である。
図29の変形例の効果を説明するための平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
(【0011】以降は省略されています)
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