TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025015586
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2024197426,2021545847
出願日
2024-11-12,2020-02-10
発明の名称
3-(4’-アミノフェニル)-2-メトキシプロピオン酸、ならびにその類似体および中間体を作製する方法
出願人
ノグラ ファーマ リミテッド
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C07C
231/02 20060101AFI20250123BHJP(有機化学)
要約
【課題】3-(4’-アミノフェニル)-2-メトキシプロピオン酸、ならびにその類似体および中間体を作製する方法を提供すること。
【解決手段】本開示は、受容体、例えばPPAR受容体の活性を調節することができると考えられる、3-(4’-アミノフェニル)-2-メトキシプロピオン酸ならびにその類似体および中間体の調製方法を提供する。一実施形態では、中間体として、例えば本明細書に開示されている合成スキームの一部として同定された化合物の少なくともいくつかは、本開示の化合物、例えば式(I)によって表される化合物またはその薬学的に許容され得る塩もしくは立体異性体として企図される。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
実質的に光学的に純粋な式(VII)の化合物:
TIFF
2025015586000088.tif
31
56
を調製するための方法であって、
式(I)の化合物:
TIFF
2025015586000089.tif
29
49
を、活性化剤と反応させて、式(I-A)の中間体:
TIFF
2025015586000090.tif
36
60
(式中、LGは脱離基である)
を形成することと、
アルコール溶媒の存在下で、前記式(I-A)の中間体を塩基溶液で処理して、前記脱離基を除去し、それにより式(I-B)の中間体:
TIFF
2025015586000091.tif
32
58
を形成することと、
前記式(I-B)の中間体を加水分解して、式(IV)の化合物:
TIFF
2025015586000092.tif
29
52
を形成することと、
前記式(IV)の化合物を水素化して、式(V)の化合物:
TIFF
2025015586000093.tif
29
51
を形成することと、
前記式(V)の化合物を分割して、実質的に光学的に純粋な式(VI)の化合物:
TIFF
2025015586000094.tif
30
51
を形成することと、
前記式(VI)の化合物をアシル化して、式(VII)の化合物を形成することと、
を含
み、
前記実質的に光学的に純粋な式(VI)の化合物が、両方のエナンチオマーの百分率として表される、エナンチオマー:
TIFF
2025015586000095.tif
28
44
の少なくとも95%である、
方法。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
式(I)の化合物を活性化剤と反応させることが、塩基および溶媒の存在下で反応させることを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記溶媒が、トルエン、ジクロロメタン、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、2-メチルテトラヒドロフランおよびアセトニトリルからなる群から選択される、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記溶媒がトルエンである、請求項2または3に記載の方法。
【請求項5】
式(I)の化合物:
TIFF
2025015586000096.tif
29
49
を反応させて、式(I-A)の中間体:
TIFF
2025015586000097.tif
36
60
を形成することが、アミン塩基の存在下である、請求項1~4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記アミン塩基が、トリエチルアミン、N,N-ジイソプロピルエチルアミンおよびピリジンからなる群から選択される、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記アミン塩基がトリエチルアミンである、請求項5~6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
前記活性化剤がスルホニル化剤またはハロゲン化剤である、請求項1~7のいずれか一項に記載の方法。
【請求項9】
前記活性化剤が、メタンスルホニルクロリド、p-トルエンスルホニルクロリド、p-ブロモベンゼンスルホニルクロリド、フェニルトリフルイミド、トリフルオロメタンスルホン酸無水物およびノナフルオロブタンスルホン酸無水物からなる群から選択される、請求項1~8のいずれか一項に記載の方法。
【請求項10】
前記活性化剤がメタンスルホニルクロリドである、請求項1~9のいずれか一項に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【背景技術】
【0001】
背景
ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)は、遺伝子発現を調節するリガンド活性化転写因子である核ホルモン受容体スーパーファミリーのメンバーである。特定のPPARは、高等生物の細胞分化、発育および代謝の調節において役割を果たす。
続きを表示(約 1,300 文字)
【0002】
3つのタイプのPPARが同定されており、αは、肝臓、腎臓、心臓および他の組織および器官で発現され、β/δは、例えば脳で発現され、γは、γ1、γ2およびγ3という3つの形態で発現される。PPARγ受容体は、線維性疾患、脂質異常症、高脂血症、高コレステロール血症、アテローム性動脈硬化症、アテローム発生、高トリグリセリド血症、心不全、心筋梗塞、血管疾患、心血管疾患、高血圧症、肥満、炎症、関節炎、がん、アルツハイマー病、皮膚障害、呼吸器疾患、眼障害、IBD(過敏性腸疾患)、潰瘍性大腸炎およびクローン病を含む多くの疾患状態に関連している。
【0003】
さらに、PPARγ受容体のリガンドによる腫瘍細胞の処理は、細胞増殖の減少、細胞分化およびアポトーシスを誘導することができ、したがって、発がんの予防に有用であり得る。腸の抗炎症活性は、PPARγ受容体の結合およびその後の活性化に依存し得る。
【0004】
したがって、PPAR受容体の活性を調節することができる化合物を作製するための効果的な方法が、このような疾患の処置に対処するために必要とされる。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
概要
本開示は、例えば、PPAR受容体の調節物質であり得る化合物の調製方法を提供する。
【0006】
本開示は、1つには、式(VII)の化合物:
TIFF
2025015586000001.tif
31
54
の調製方法を提供する。
【0007】
一実施形態は、式(VI)の化合物:
TIFF
2025015586000002.tif
28
50
を調製するための方法を提供する。
【0008】
これらの類似体および中間体の調製方法も本明細書において企図される。
【0009】
一実施形態では、中間体として、例えば本明細書に開示されている合成スキームの一部として同定された化合物の少なくともいくつかは、本開示の化合物、例えば式(I)によって表される化合物:
TIFF
2025015586000003.tif
29
47
またはその薬学的に許容され得る塩もしくは立体異性体として企図される。
【発明を実施するための形態】
【0010】
詳細な説明
ここで、本開示の特徴および他の詳細についてより詳細に説明する。本開示のさらなる説明の前に、本明細書、実施例および添付の特許請求の範囲で使用される特定の用語がここにまとめられている。これらの定義は、本開示の残りの部分に照らして読まれるべきであり、当業者によって理解されるべきである。別段の定義がなければ、本明細書において使用される全ての技術用語および科学用語は、当業者によって一般的に理解されているものと同じ意味を有する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
高砂香料工業株式会社
香料組成物
3日前
小野薬品工業株式会社
GCL阻害剤
1か月前
日産化学株式会社
ピリジン化合物の製造方法
20日前
トヨタ自動車株式会社
メタン製造装置
23日前
築野グループ株式会社
脂肪酸エステル
3か月前
築野グループ株式会社
脂肪酸エステル
3か月前
ダイキン工業株式会社
シラン化合物
19日前
ダイキン工業株式会社
シラン化合物
2か月前
田岡化学工業株式会社
多環芳香族化合物の製造方法
1か月前
東ソー株式会社
1,2-ジクロロエタンの製造方法
2日前
JNC株式会社
ジアミンおよびこれを用いた重合体
20日前
株式会社クラレ
メタクリル酸メチルの製造方法
4日前
学校法人近畿大学
アミロイド線維検出プローブ
2か月前
株式会社トクヤマ
ベンジルヒドラジン誘導体の製造方法
1か月前
日本曹達株式会社
エチルメチルスルホンの製造方法
4日前
三井金属鉱業株式会社
金属化合物含有物
20日前
個人
希土類有機錯体及びその製造方法並び応用
1か月前
株式会社半導体エネルギー研究所
有機金属錯体、発光デバイス
2か月前
住友化学株式会社
芳香族複素環化合物の製造方法
23日前
大正製薬株式会社
MMP9阻害作用を有するインドール化合物
3日前
東ソー株式会社
アデノ随伴ウイルス結合性タンパク質の精製方法
1か月前
東亞合成株式会社
ペプチドフラグメント及びその利用
2か月前
株式会社半導体エネルギー研究所
有機化合物、および発光デバイス
1か月前
公立大学法人大阪
尿素化合物の製造方法
1か月前
グリーンケミカルズ株式会社
4-ヒドロキシ安息香酸組成物
1か月前
日本化薬株式会社
イソシアヌレート環を有する多官能アミン化合物
9日前
株式会社フラスク
含ホウ素化合物および有機EL素子
16日前
ノーベルファーマ株式会社
ヒスチジン亜鉛2水和物の製造方法
2か月前
株式会社Kyulux
有機発光素子
1か月前
サンアプロ株式会社
金属錯塩色素
2か月前
国立大学法人富山大学
抗がん作用を有する化合物
2か月前
ユニマテック株式会社
フェノチアジン誘導体化合物の精製方法
3日前
学校法人甲南学園
鉛イオン結合用アフィニティ固相
17日前
興和株式会社
新規ニコチンアミド化合物
2か月前
積水メディカル株式会社
アルギニン誘導体
1か月前
国立大学法人群馬大学
糖リン脂質の製造方法
3日前
続きを見る
他の特許を見る