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公開番号
2025015505
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2024114994
出願日
2024-07-18
発明の名称
セパレータおよびそれを含むリチウム二次電池
出願人
エスケー イノベーション カンパニー リミテッド
,
SK INNOVATION CO.,LTD.
,
エスケー アイイー テクノロジー カンパニー リミテッド
,
SK IE TECHNOLOGY CO., LTD.
代理人
個人
,
個人
主分類
H01M
50/451 20210101AFI20250123BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】リチウム二次電池の高温貯蔵安定性および容量維持率に優れており、抵抗増加率が低く、ガスの発生量が著しく低減するセパレータ、およびそれを含むリチウム二次電池を提供する。
【解決手段】一態様として、多孔性基材と、前記多孔性基材の片面または両面に形成されるコーティング層と、を含むセパレータであって、前記コーティング層は、水溶性架橋ポリアクリルアミド系バインダーおよび硫酸バリウムを含む、セパレータを提供する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
多孔性基材と、前記多孔性基材の片面または両面上のコーティング層と、を含むセパレータであって、
前記コーティング層は、窒素含有水溶性高分子および硫酸バリウム粒子を含む、セパレータ。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記窒素含有水溶性高分子は、ポリビニルピロリドン、ポリビニルピロリドン系共重合体、およびポリアクリルアミド系樹脂からなる群から選択される何れか一つまたは二つ以上を含む、請求項1に記載のセパレータ。
【請求項3】
前記ポリアクリルアミド系樹脂は、(メタ)アクリルアミド系単量体から誘導される単位、および共単量体から誘導される単位を含むポリアクリルアミド系共重合体である、請求項2に記載のセパレータ。
【請求項4】
前記ポリアクリルアミド系樹脂は、(a)(メタ)アクリルアミド系単量体から誘導される構造単位、(b)ヒドロキシ基を含有する(メタ)アクリル系単量体から誘導される構造単位、および(c)多官能性(メタ)アクリルアミド系単量体から誘導される構造単位を含む、請求項3に記載のセパレータ。
【請求項5】
前記ポリアクリルアミド系樹脂は、重量平均分子量が10万~200万g/molである、請求項2に記載のセパレータ。
【請求項6】
前記コーティング層は、ベーマイト、アルミナ、シリカ、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、酸化カルシウム、酸化マグネシウム、チタンオキシド、アルミニウム窒化物、SrTiO
3
、SnO
2
、CeO
2
、NiO、ZnO、ZrO
2
、Y
2
O
3
、およびSiCから選択される一つまたは二つ以上の無機粒子をさらに含む、請求項1に記載のセパレータ。
【請求項7】
前記硫酸バリウム粒子は、平均粒径が200~1000nmである、請求項1に記載のセパレータ。
【請求項8】
前記硫酸バリウム粒子は、平均粒径が互いに異なる2種以上の粒子が混合されたものである、請求項1に記載のセパレータ。
【請求項9】
前記硫酸バリウム粒子は、平均粒径が200~500nmである第1硫酸バリウム粒子と、平均粒径が500~1000nmである第2硫酸バリウム粒子とを混合したものであり、
前記第1硫酸バリウム粒子と第2硫酸バリウム粒子の平均粒径差が100nm以上である、請求項8に記載のセパレータ。
【請求項10】
前記第1硫酸バリウム粒子と第2硫酸バリウム粒子の重量比が10~90:90~10である、請求項9に記載のセパレータ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、セパレータおよびそれを含むリチウム二次電池に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、リチウム二次電池は、電気自動車とエネルギー貯蔵装置などに適用可能であるように大容量化が求められており、リチウム二次電池の容量が大きくなるほど、火災や爆発の危険性が高くなることから、それを改善するための多様な研究が行われている。
【0003】
通常のリチウム二次電池においては、負極、正極、および前記負極と正極との間に位置するセパレータからなるセルを円柱状に巻取りまたは積層してからパウチに挿入し、パウチの内部に液状の電解質を注入することで電池を製造する。電解質は、電極の間で電荷が円滑に移動できるようにする役割を果たし、一般に、非水性有機溶媒と塩を含む。
【0004】
一般に用いられる非水性有機溶媒と塩が含まれたリチウム二次電池を高温で長時間保管する場合、様々な要因により、リチウム二次電池が発火および爆発するという問題が発生する恐れがある。
【0005】
一例として、カーボネート系有機溶媒を用いるリチウム二次電池では、負極の表面に、固体電解質の分解産物である負極不動態膜(SEIフィルム;solid electrolyte interphase film)が形成され、前記カーボネート系有機溶媒の分解を引き起こすことにより、二次電池の内部でガスが生じる可能性がある。または、電解質が水分に対して非常に敏感に反応し、ガスを生じさせる可能性がある。かかるガスとしては、非水性有機溶媒と負極活物質の種類によって、水素ガス(H2)、一酸化炭素ガス(CO)、二酸化炭素ガス(CO2)、メタンガス(CH4)、フッ化水素、硫化水素などがある。
【0006】
このようなガスの発生により充電時に厚さが膨張し、リチウム二次電池を最大容量まで充電する満充電状態で高温に放置される場合には、電解質が負極表面と反応する副反応が発生することがある。これにより、持続的にガスが発生し、リチウム二次電池の内部圧力が上昇して、体積膨張により高温でリチウム二次電池の寿命が減少するなどの性能低下が発生する。
【0007】
したがって、かかる寿命減少および性能低下を改善するために、電解質の構成成分を変化させたり、負極材の種類を変更するなどの研究が続けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
韓国特許登録第10-2436898号(2022.08.23)公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本開示の一側面によると、リチウム二次電池の高温貯蔵特性と電池寿命をともに向上させることができるセパレータを提供することを課題とする。
【0010】
また、ガスの発生量を著しく低減することができるセパレータ、およびそれを用いたリチウム二次電池を提供することを課題とする。
(【0011】以降は省略されています)
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