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公開番号
2025015493
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2024114608
出願日
2024-07-18
発明の名称
医療用カテーテルのための可撓性灌注管
出願人
バイオセンス・ウエブスター・(イスラエル)・リミテッド
,
Biosense Webster (Israel), Ltd.
代理人
個人
主分類
A61M
25/00 20060101AFI20250123BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】医療用カテーテルのための灌注管を提供すること。
【解決手段】本開示の技術は、医療用カテーテルのための灌注管を含む。灌注管は、近位端から遠位端まで長手方向軸に沿って延在する可撓性管を含むことができる。灌注管は、可撓性管に取り付けられたプルワイヤを含むことができ、プルワイヤは、灌注管の少なくとも遠位端を長手方向軸から半径方向外向きに偏向させるように構成される。灌注管は、可撓性管の遠位端に近接する開口部を含むことができ、開口部は、灌注流体がプルワイヤによる偏向の方向に概ね方向付けられるように、灌注流体を灌注管から外向きに方向付けるように構成される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
医療用カテーテルのための灌注管であって、前記灌注管が、
長手方向軸に沿って近位端から遠位端まで延在する、可撓性管と、
前記可撓性管に取り付けられたプルワイヤであって、前記長手方向軸から半径方向外向きに前記可撓性管の少なくとも前記遠位端を偏向させるように構成された、プルワイヤと、
前記可撓性管の前記遠位端に近接した開口部であって、灌注流体が前記プルワイヤによる偏向の方向に概ね方向付けられるように、灌注流体を前記灌注管から外向きに方向付けるように構成された、開口部と、を備える、灌注管。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
前記長手方向軸と整列した位置に前記灌注管を戻すように構成された弾性要素を更に備える、請求項1に記載の灌注管。
【請求項3】
前記弾性要素が、前記灌注管に取り付けられた細長いロッドを備える、請求項2に記載の灌注管。
【請求項4】
前記弾性要素が、前記灌注管に取り付けられたばねを備える、請求項2に記載の灌注管。
【請求項5】
前記灌注管が、前記長手方向軸と整列した位置に戻るように構成されるように、弾性材料から作製されている、請求項1に記載の灌注管。
【請求項6】
前記開口部が、前記灌注流体を電極に向けて方向付けるように構成されている、請求項1に記載の灌注管。
【請求項7】
前記開口部が、前記灌注流体が前記開口部を通過するときに、前記灌注管を第1の位置と第2の位置との間で振動させるように構成されている、請求項1に記載の灌注管。
【請求項8】
前記開口部が、前記灌注流体が前記開口部を通過するときに、前記灌注管を前記長手方向軸の周りで回転振動させるように構成されている、請求項1に記載の灌注管。
【請求項9】
医療用プローブであって、
長手方向軸に沿って延在する、管状シャフトと、
前記長手方向軸から半径方向外向きに曲がるように構成されている複数のスパインと、
複数の電極であって、前記複数の電極のうちの各電極が、前記複数のスパインのうちの1つのスパインに取り付けられている、複数の電極と、
前記複数のスパインの間に配置され、前記管状シャフトの遠位端から遠位に延在する灌注管であって、前記灌注管の少なくとも一部が、前記灌注管が灌注流体を前記複数の電極のうちの1つの電極の内向き表面に方向付けるように、前記長手方向軸から半径方向外向きに偏向するように構成されている、灌注管と、を備える、医療用プローブ。
【請求項10】
前記灌注管が、前記灌注流体を前記複数の電極のうちの前記電極に向けて方向付けるように前記灌注管の遠位端を移動させることができるように操縦可能である、請求項9に記載の医療用プローブ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、2023年7月19日に出願された先の米国仮特許出願第63/514,494号(代理人整理番号:BIO6817USPSP1-253757.000352)に対する優先権の利益を主張しており、その全文が参照により本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 2,300 文字)
【0002】
(発明の分野)
本発明は、概して、医療デバイスに関し、特に、灌注を伴う医療用カテーテルに関し、更に、電極に灌注を提供するように構成された可撓性灌注管を含む医療用カテーテルに関するが、これに限定されない。
【背景技術】
【0003】
心房細動(atrial fibrillation、AF)などの心臓不整脈は、心臓組織の領域が隣接組織に電気信号を異常に伝達するときに発生する。これは、正常な心周期を混乱させ、非同期的な律動を引き起こす。不整脈を治療するための存在するある特定の処置としては、不整脈の原因となる信号の発生源を外科的に破壊すること、及びそのような信号の伝導経路を破壊することが挙げられる。カテーテルを介してエネルギーを印加して心臓組織を選択的にアブレーションすることによって、心臓の一部分から別の部分への望ましくない電気信号の伝播を停止又は変更することが時に可能である。
【0004】
当該技術分野における多くの現在のアブレーションアプローチは、高周波(radiofrequency、RF)電気エネルギーを利用して組織を加熱する。RFアブレーションは、組織の炭化、燃焼、スチームポップ、横隔神経麻痺、肺静脈狭窄、及び食道瘻につながり得る、熱加熱に関連する特定のリスクを有することができる。
【0005】
冷凍アブレーションは、一般にRFアブレーションに関連する熱リスクを低減するRFアブレーションの代替アプローチである。しかしながら、冷凍アブレーションデバイスを操作し、冷凍アブレーションを選択的に適用することは、一般に、RFアブレーションと比較してより困難であり、したがって、冷凍アブレーションは、電気アブレーションデバイスによって到達され得る特定の解剖学的幾何形状では実行可能ではない。
【0006】
いくつかのアブレーションアプローチは、非熱アブレーション法を使用して心臓組織をアブレーションするために不可逆的エレクトロポレーション(IRE)を使用する。IREは、高電圧の短パルスを組織に送達し、細胞膜の回復不能な透過化を生じさせる。多電極プローブを使用する組織へのIREエネルギーの送達は、特許文献において以前に提案されている。IREアブレーションのために構成されたシステム及びデバイスの例は、米国特許出願公開第2021/0169550(A1)号、同第2021/0169567(A1)号、同第2021/0169568(A1)号、同第2021/0161592(A1)号、同第2021/0196372(A1)号、同第2021/0177503(A1)号、及び同第2021/0186604(A1)号に開示されており、それらの各々は、参照により本明細書に組み込まれ、本明細書の付録に添付されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
アブレーション処置、及び電極を利用する他の処置(例えば、電気生理学的マッピング)は、エンドエフェクタの幾何形状、及び場合によっては、電極付近の局所的温度上昇に起因して、血栓をもたらす可能性がある。したがって、多くの既存のアブレーション及びマッピングカテーテルは、灌注流体を電極に近接する領域に、又は概してエンドエフェクタの遠位端に送達するように構成された灌注要素を含む。例えば、いくつかの既存のアブレーションカテーテルは、エンドエフェクタの近位端付近に配置された灌注ハブを介して電極に近接する領域に生理食塩水を送達するように構成されている。残念ながら、多くの既存の灌注要素は、灌注流体をエンドエフェクタの遠位端に効果的に送達することができない。更に、多くの既存の灌注要素は、灌注流体を選択された領域に正確に方向付けることができない。したがって、当技術分野では、灌注要素によって提供される灌注の有効性を高める灌注要素が必要とされている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一例によれば、医療用カテーテルのための灌注管が提供される。灌注管は、近位端から遠位端まで長手方向軸に沿って延在する可撓性管を含むことができる。灌注管は、可撓性管に取り付けられたプルワイヤを含むことができ、プルワイヤは、灌注管の少なくとも遠位端を長手方向軸から半径方向外向きに偏向させるように構成される。灌注管は、可撓性管の遠位端に近接する開口部を含むことができ、開口部は、灌注流体がプルワイヤによる偏向の方向に概ね方向付けられるように、灌注流体を灌注管から外向きに方向付けるように構成される。
【0009】
本開示の技術は、医療用プローブを含むことができる。医療用プローブは、長手方向軸に沿って延在する管状シャフトを含むことができる。医療用プローブは、長手方向軸から半径方向外向きに曲がるように構成された複数のスパインを含むことができる。医療用プローブは、複数の電極を含むことができ、複数の電極の各電極は、複数のスパインのうちの1つのスパインに取り付けられている。医療用プローブは、複数のスパインの間に配置され、管状シャフトの遠位端から遠位に延在する灌注管を含むことができる。灌注管の少なくとも一部は、灌注管が灌注流体を複数の電極のうちの1つの電極の内向き表面に方向付けるように、長手方向軸から半径方向外向きに偏向するように構成される。
【0010】
本開示の技術の追加の特徴、機能、及び用途は、本明細書でより詳細に論じられる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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