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公開番号
2025015443
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2024102579
出願日
2024-06-26
発明の名称
ブランク
出願人
日本トーカンパッケージ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65D
5/30 20060101AFI20250123BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】 第1面板及び第2面板が底面板に対して折り曲げられて連結している状態を、良好に維持できるブランクを提供する。
【解決手段】 本発明のブランクは、多角形状の底面板と、第1面板と、第2面板とを備え、底面板に対して第1面板及び第2面板が折り曲げられて箱体を構成し、折り曲げられた第1面板及び第2面板の連結状態を保持するロック構造部を少なくとも1つ有する。ロック構造部は、第1面板における第2面板側の端から第1方向に沿って突出する突出片部と、第2面板に設けられたスリット部と、第2面板にて第2方向においてスリット部よりも突出片部側に設けられて第2方向に沿って延びた切れ目と、を備え、スリット部及び切れ目が開口して形成される空隙部に、基端にて折り曲げられた突出片部が挿入されることで連結状態を保持する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
多角形状の底面板と、前記底面板の頂点を挟んで隣接する二辺のうちの一辺から延出した第1面板と、前記二辺のうちの他辺から延出した第2面板とを備え、前記底面板に対して前記第1面板及び前記第2面板が折り曲げられて箱体を構成するブランクであって、
折り曲げられた前記第1面板及び前記第2面板が前記頂点を挟んで連結している連結状態を保持するロック構造部を少なくとも1つ有し、
前記ロック構造部は、
前記第1面板における前記第2面板側の端から、前記第2面板が延出する第1方向に沿って突出し、且つ前記第1方向における基端にて折り曲げ可能な突出片部と、
前記第2面板に設けられたスリット部と、
前記第2面板にて、前記第1方向と交差する第2方向において前記スリット部よりも前記突出片部側に設けられ、且つ前記スリット部から前記第2方向に沿って延びた切れ目と、
を備え、前記スリット部及び前記切れ目が開口して形成される空隙部に、前記基端にて折り曲げられた前記突出片部が挿入されることで前記連結状態を保持する、ブランク。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記ロック構造部は、前記第2方向における前記切れ目から延びており、前記切れ目と交差した交差切れ目をさらに有し、
前記交差切れ目は、前記第1方向において前記底面板側に延びた部分を有する、請求項1に記載のブランク。
【請求項3】
前記ロック構造部は、前記第2方向における前記切れ目から延びており、前記切れ目と交差した交差切れ目をさらに有し、
前記交差切れ目は、前記第1方向において前記底面板とは反対側に延びた部分を有する、請求項1に記載のブランク。
【請求項4】
前記ロック構造部は、前記第2方向における前記切れ目から延びており、前記切れ目と交差した交差切れ目をさらに有し、
前記交差切れ目は、前記第1方向において前記底面板側に延びた部分、及び、前記第1方向において前記底面板とは反対側に延びた部分の双方を有する、請求項1に記載のブランク。
【請求項5】
前記交差切れ目において、前記切れ目から前記底面板側に延びた部分と、前記切れ目から前記底面板とは反対側に延びた部分とが、一直線状に連続している、請求項4に記載のブランク。
【請求項6】
前記第2面板が、前記第2方向に沿って形成された折曲線にて折り曲げられる場合に、前記切れ目が前記折曲線上に設けられている、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のブランク。
【請求項7】
前記第2面板のうち、前記第1方向における前記底面板とは反対側に位置する外縁部分には、前記第1方向に沿って形成された切り欠きが設けられている、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のブランク。
【請求項8】
前記第2面板のうち、前記第1方向における前記底面板とは反対側に位置する端部には、前記第1方向に沿って形成された端部折曲線が設けられている、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のブランク。
【請求項9】
前記スリット部は、前記第1方向に沿って延びた第1延出部分と、前記第1延出部分と交差して延びた第2延出部分とを有し、
前記第2方向において、前記第2延出部分における前記突出片部とは反対側の端は、前記第1延出部分における前記第2延出部分側とは反対側の端よりも、前記突出片部から離れており、
前記切れ目は、前記第2延出部分、又は前記第1延出部分と前記第2延出部分との交点から前記第2方向に沿って延びている、請求項1に記載のブランク。
【請求項10】
前記突出片部に形成され、前記突出片部を破断させる破断線が設けられている、請求項1に記載のブランク。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、折り曲げられることで箱体を形成するブランクに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
包装箱等の箱体を組み立てるためのブランクとしては、これまでに様々な構造のものが開発されている。その一例としては、特許文献1に記載のブランクが挙げられる。
【0003】
特許文献1に記載のブランク(以下、文献1のブランク)は、箱体を形成するためのブランクであり、多角形状の底面板と、その底面板の頂点を挟んで隣接する2辺のうちの一方の辺に折り曲げ可能に連設された第1面板と、他方の辺に折り曲げ可能に連設された第2面板とを有する。第1面板は、底面板と第1面板との間に設けられた第1折曲線にて折り曲げ可能であり、第1折曲線と隣り合う位置には、箱体の側面板を形成する第1側板部を有する。第2面板は、底面板と第2面板との間に設けられた第2折曲線にて折り曲げ可能であり、第2折曲線と隣り合う位置には、箱体の側面板を形成する第2側板部を有する。
【0004】
また、文献1のブランクは、第1面板及び第2面板がともに折り曲げられたときに第1面板と第2面板との連結構造が底面板の頂点で形成されるように構成されたロック構造部を少なくとも有する。ロック構造部は、第1側板部の端縁に設けられ、第1折曲線に対して直交方向に連設されたフラップ部と、第2面板の端縁側において、第2面板の端縁より内側の第2面板に設けられ、第2側板部から第2折曲線に対して外方に延びる鉤型状のスリット部とにより構成される。そして、第2面板が底面板に対して第2折曲線に沿って折り曲げられたときに、スリット部は、開口して、空隙部、及び第2面板押圧部を形成する。かかる状態にあるときに、第1面板が折り返され、フラップ部が折り返されると、フラップ部の先端がスリット部及び空隙部に挿入されて、第2面板押圧部によって押圧されて連結構造が形成される。
【0005】
以上のように構成された文献1のブランクによれば、箱体を容易に組み立てることができる。また、文献1のブランクを、第1面板及び第2面板の双方が折り曲げられた状態の箱体、すなわち仮組立状態の箱体の自立性及び収納性を確保することができる。これにより、例えば、仮組立状態の箱体を複数積み重ねて箱体を収納するときの収納効率(以下では、スタック性とも言う)を向上させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2022-123864号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、文献1のブランクに設けられたロック構造部において、フラップ部が空隙部に挿入されると、フラップ部の先端が空隙部の縁に係止され、且つ第2面板押圧部によって押圧されることで、フラップ部が空隙部に挿入された状態を維持(ロック)することができる。
【0008】
一方、フラップ部を空隙部に容易に挿入できることが好ましいが、例えば、厚みを有するブランクを用いた場合には、フラップ部を折り曲げた際に反発力が生じるために、折り曲げられたフラップ部が折り曲げ前の状態に戻ろうとし、フラップ部の先端が空隙部に挿入し難くなる。また、フラップ部を空隙部に挿入し易くする目的で、例えばスリット部をより大きくすると、空隙部に挿入されたフラップ部の先端が空隙部から抜け易くなり、フラップ部が空隙部に挿入された状態を維持し難くなる。
以上の点から、ロック構造部を有するブランクについては、フラップ部を空隙部にスムーズに挿入しつつ、フラップ部が空隙部に挿入された状態を適切に維持(ロック)できること、換言すると、第1面板と第2面板との連結構造をより良好に維持できることが求められている。
【0009】
本発明は、上記従来技術の問題点を解決し、具体的には、第1面板及び第2面板が底面板に対して折り曲げられて連結している状態を、良好に維持できるブランクを提供することを目的とする。
【0010】
また、本発明の第2の目的は、封函後に容易に開封可能な箱体を構成するブランクを提供することである。
また、本発明の第3の目的は、ロック構造部が備える突出片部(フラップ部)をより容易に空隙部に挿入することが可能なブランクを提供することである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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