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公開番号2025015355
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023127379
出願日2023-07-19
発明の名称皮膚用又はヘアケア用外用剤組成物
出願人池田物産株式会社
代理人
主分類A61K 8/9789 20170101AFI20250123BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】 健康的な肌を維持するためのスキンケアは、COVID-19のパンデミックにより自宅で過ごす時間が長くなったことをきっかけにその重要さが見直され、年齢、性別を問わずに関心が高まっている。皮膚のダメージの一つである炎症反応は、外的、内的な様々な要因により生じ、紅斑や痛みが伴うこともあるため、それに対する防御が求められる。このような背景の中で、抗炎症効果を有する成分の研究が進められ、皮膚用又はヘアケア用外用剤組成物が開発されてきたが、これまでは必ずしも満足できるとは言い難いものであった。
【解決手段】 本発明は、ツボクサの花、葉及び茎の抽出液及びタイツリオウギの根の抽出液の少なくとも一方とシラントリオールとの混合物又は複合物を配合することにより、炎症メディエーターの産生を抑制し、肌の炎症を改善する新規な皮膚用又はヘアケア用外用剤組成物を提供するものである。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ツボクサの花、葉及び茎の抽出液、タイツリオウギの根の抽出液から選ばれる1種又は2種の植物抽出液とシラントリオールとの混合物又は複合物を含有することを特徴とする皮膚用又はヘアケア用外用剤組成物。
続きを表示(約 120 文字)【請求項2】
ツボクサの花、葉及び茎の抽出液、タイツリオウギの根の抽出液から選ばれる1種又は2種の植物抽出液とシラントリオールとの混合物又は複合物が0.01~95.0質量%である請求項1に記載の皮膚用又はヘアケア用外用剤組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はツボクサの花、葉及び茎の抽出液、タイツリオウギの根の抽出液から選ばれる1種又は2種の植物抽出液とシラントリオールとの混合物又は複合物を含有する皮膚用又はヘアケア用外用剤組成物に関する。ここで皮膚用又はヘアケア用外用剤組成物とは、洗顔料、化粧水、クリーム、パック等のスキンケア化粧品、ファンデーション、口紅、マスカラ等のメークアップ化粧品、シャンプー、リンス、ヘアスタイリング剤、育毛剤、ヘアカラー、パーマネント・ウェーブ剤等のヘアケア化粧品、ボディソープ、スリミング剤、UVケア剤、浴用剤、制汗剤などのボディーケア化粧品、香水、オーデコロン等のフレグランス化粧品であって、法律上の化粧品、医薬部外品、医薬品を含む。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
健康的な肌を維持するためのスキンケアは、COVID-19のパンデミックにより自宅で過ごす時間が長くなったことをきっかけにその重要さが見直され、年齢、性別を問わずに関心が高まっている。
【0003】
皮膚は表皮、真皮、皮下組織からなる。表皮はこの内最も外側に位置し、外部からの刺激に対するバリア機能、水分保持機能を有する。真皮は表皮下層に位置し、コラーゲンやエラスチンなどから構成され皮膚の弾力や強度に関与している。
【0004】
皮膚のダメージの一つである炎症反応は、日光、薬物、ハウスダストなどの外部からの刺激や、乾燥肌、過剰な皮脂分泌、アレルギー体質などの内的な要因により引き起こされる。
【0005】
炎症反応は生体の機能や構造を回復して正常に維持するために重要な役割を果たしているが、紅斑や耐え難い痛みが伴うこともあり、過剰な炎症反応は抑えることが望ましい。
【0006】
この炎症反応は炎症メディエーターと呼ばれる化学物質が関与することから、炎症メディエーターの産生や活性を抑制する様々な抗炎症成分が研究され、皮膚用又はヘアケア用外用剤組成物に使用されている。
【0007】
このような炎症反応に対する防御として、特許文献1には特定の構造を有するカルボン酸の炎症メディエーター産生抑制効果が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2013-199468号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
以上のような背景の中で、抗炎症効果を有する成分の研究が進められ、皮膚用又はヘアケア用外用剤組成物が開発されてきたが、これまでは必ずしも満足できるとは言い難いものであった。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、上記のような状況下でなされたものでありツボクサの花、葉及び茎の抽出液、タイツリオウギの根の抽出液から選ばれる1種又は2種の植物抽出液とシラントリオールとの混合物又は複合物を配合することにより、炎症メディエーターであるプロスタグランジンE2(PGE2)の産生を抑制し、肌の炎症を改善する新規な皮膚用又はヘアケア用外用剤組成物を提供するものである。
(【0011】以降は省略されています)

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