TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025015309
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023118638
出願日
2023-07-20
発明の名称
ウイルス凝集剤、ウイルス阻害剤及びウイルスの除去方法
出願人
三菱瓦斯化学株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61K
31/437 20060101AFI20250123BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】一般的なフィルターでウイルスを除去することを可能にするウイルス凝集剤及びウイルスの除去方法、並びにPQQ単独使用に比べてウイルス阻害率が高められたウイルス阻害剤を提供する。
【解決手段】ピロロキノリンキノン等を含むウイルス凝集剤、ピロロキノリンキノン等とアスコルビン酸等とを含むウイルス阻害剤、及びウイルスを含む溶液にピロロキノリンキノン等を添加する第1の工程を含むウイルスの除去方法。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
ピロロキノリンキノン、その誘導体及び/又はそれらの塩を含む、ウイルス凝集剤。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
アスコルビン酸及び/又はその塩をさらに含む、請求項1に記載のウイルス凝集剤。
【請求項3】
酸性アミノ酸、中性アミノ酸及びそれらの塩から選ばれる1つ以上のアミノ酸をさらに含む、請求項2に記載のウイルス凝集剤。
【請求項4】
前記酸性アミノ酸を含み、前記酸性アミノ酸としてグルタミン酸を含む、請求項3に記載のウイルス凝集剤。
【請求項5】
前記中性アミノ酸を含み、前記中性アミノ酸としてグリシンを含む、請求項3に記載のウイルス凝集剤。
【請求項6】
前記ピロロキノリンキノン、その誘導体及び/又はそれらの塩の合計含量:前記アスコルビン酸及び/又はその塩の合計含量の質量比が、1:[1~100]である、請求項2に記載のウイルス凝集剤。
【請求項7】
前記ピロロキノリンキノン、その誘導体及び/又はそれらの塩の合計含量:前記アスコルビン酸及び/又はその塩の合計含量:前記1つ以上のアミノ酸の合計含量の質量比が、1:[1~100]:[1~100]である、請求項3に記載のウイルス凝集剤。
【請求項8】
前記ウイルスが、コロナウイルスである、請求項1~7のいずれか1項に記載のウイルス凝集剤。
【請求項9】
ウイルス除去用前処理剤として用いられる、請求項1~7のいずれか1項に記載のウイルス凝集剤。
【請求項10】
ピロロキノリンキノン、その誘導体及び/又はそれらの塩と、アスコルビン酸及び/又はその塩とを含む、ウイルス阻害剤。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ウイルス凝集剤、ウイルス阻害剤及びウイルスの除去方法に関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
コロナウイルス等のウイルスは、ヒトに限らず、ネコ、イヌ、ウマ等の動物にも感染することが知られている。例えば、ヒトに感染するコロナウイルスは現在までに7種類が確認されており、ネコ等に感染するコロナウイルスも確認されている。
【0003】
これらのウイルスは、その大きさが20~100nm前後であるため、バクテリアでは可能な「一般的なフィルターを使用したろ過滅菌」をすることができないことから、ろ過性病原体と呼ばれることがある。
【0004】
したがって、これらのウイルスの除去方法や抗ウイルス剤を開発することが求められている。
【0005】
ウイルスの除去方法としては、ウイルス粒子よりも小さな細孔を有するフィルターを使用してウイルスを除去する方法が報告されている(特許文献1,2参照)。また、ウイルス捕捉能又はウイルス吸着能を有する基材を含むウイルス除去用フィルターも提案されている(特許文献3,4参照)。
【0006】
一方、抗ウイルス剤としては、ピロロキノリンキノン(以下PQQということがある)にウイルスの逆転写酵素に対する阻害活性があることが報告されている(特許文献5参照)。また、PQQがコロナウイルスで生じる炎症を抑制する可能性が報告されている(非特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開平7-229827号公報
国際公開第2016/031834号
特開平11-5006号公報
特表2003-505227号公報
特開平1-283221号公報
【非特許文献】
【0008】
Alberto Boretti , PQQ Supplementation and SARS-CoV-2 Spike Protein-Induced Heart Inflammation, Nat Prod Commun. 2022 Mar 8;17(3):1934578X221080929. doi: 10.1177/1934578X221080929.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、ウイルス粒子より小さな細孔を有するフィルターは、特殊で容易に入手できない。また、ウイルス捕捉能やウイルス除去能を有する基材を含むフィルターも、特殊で容易に入手できない。これらのフィルターは、特殊で一般的でないために非常に高額である欠点がある。
【0010】
また、特許文献5に記載されるPQQの抗ウイルス剤は、その阻害活性が十分でない。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
歯の掃除具
3か月前
個人
歯茎みが品
17日前
個人
錠剤撒き器
5か月前
個人
塗り薬塗り具
2か月前
個人
乗馬テラピー
3か月前
個人
導電香
10日前
個人
身体牽引装置
3か月前
個人
マッサージ機
4日前
個人
発熱器具
3か月前
個人
収納容器
1か月前
個人
健康器具
2か月前
個人
片足歩行支援具
25日前
個人
クリップ
24日前
個人
染毛方法
2か月前
個人
挟圧手工爪矯正具
5か月前
個人
眼科診療車
1か月前
個人
鼻腔拡張具
5か月前
個人
動体視力強化装置
3か月前
個人
磁器治療器
3か月前
株式会社コロナ
脱臭機
5か月前
株式会社コーセー
化粧料
25日前
株式会社ナカニシ
生検針
3か月前
東レ株式会社
吸収制御剤
2か月前
個人
除菌システム
25日前
個人
口腔ケア用歯ブラシ
5か月前
東レ株式会社
下肢着用具
3か月前
個人
避難困難者救出台車
1か月前
株式会社 MTG
浴用剤
11日前
株式会社コーセー
美爪料
25日前
個人
血管硬化度算出方法
4か月前
株式会社ニデック
眼科装置
24日前
株式会社ニデック
眼科装置
5か月前
個人
尿バッグカバー
11日前
株式会社ファンケル
化粧料
3か月前
株式会社ニデック
眼科装置
4か月前
株式会社ニデック
眼科装置
3か月前
続きを見る
他の特許を見る