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公開番号
2025015267
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023118575
出願日
2023-07-20
発明の名称
焼肉の焼き時間管理アプリ、焼き時間管理システムおよび端末装置
出願人
大阪シーリング印刷株式会社
代理人
弁理士法人前田特許事務所
主分類
G06Q
50/12 20120101AFI20250123BHJP(計算;計数)
要約
【課題】焼肉店において、利用者が焼肉の焼き加減を見て確認することなく所望の焼き加減で焼肉を焼くことができる時間管理アプリ、端末装置及び時間管理システムを提供する。
【解決手段】焼き時間管理アプリ4は、利用者端末装置2に、対象飲食店で提供される肉の種類と肉の焼き加減ごとに設定された焼き時間データYAを管理装置から取得する。焼き時間管理アプリ4の起動後に、肉の種類を選択する第1選択画面V1および肉の焼き加減を選択する第2選択画面V2を表示画面Wに表示させる。その後、第1選択画面V1および第2選択画面V2に基づいた焼き時間が設定されたタイマー画面V3を表示画面Wに表示させる。さらに、タイマーの計測開始の操作に基づいてタイマーを動作させ、タイマーに設定された焼き時間が経過したときに、焼肉の焼き上がりを利用者に通知させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
利用者がテーブルに設置されたコンロで肉を焼くスタイルの飲食店において焼肉の焼き時間を管理する焼き時間管理アプリであって、
端末装置に、
利用者の利用対象となる対象飲食店で提供される肉の種類と肉の焼き加減ごとに設定された焼き時間データを管理する管理装置から前記焼き時間データを取得する第1取得処理と、
前記端末装置において前記焼き時間管理アプリが起動された後に、前記肉の種類を選択する第1選択画面および前記肉の焼き加減を選択する第2選択画面を前記端末装置の表示画面に表示する第1表示処理と、
前記第1選択画面において前記肉の種類の選択操作が受け付けられかつ前記第2選択画面において前記肉の焼き加減の選択操作が受け付けられた場合に、前記第1取得処理で取得された前記焼き時間データに基づいて、前記第1選択画面で選択された肉の種類および前記第2選択画面において選択された肉の焼き加減に対応する焼き時間を決定し、当該焼き時間を前記端末装置にインストールされているタイマーの計測時間として設定して前記端末装置の表示画面に表示する第2表示処理と、
前記第2表示処理後に前記タイマーの計測開始の操作が受け付けられた場合に、前記タイマーを動作させ、前記タイマーに設定された焼き時間が経過したときに、焼肉の焼き上がりを利用者に通知する通知処理と、
を実行させることを特徴とする焼き時間管理アプリ。
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【請求項2】
前記焼き時間データは、肉の種類と肉の焼き加減に加えてコンロの設定火力ごとに設定されており、
前記焼き時間管理アプリは、前記端末装置に、前記端末装置と対応する位置に設置されたコンロである対象コンロの設定火力情報を取得する第2取得処理をさらに実行させ、
前記第2表示処理では、前記第1選択画面において前記肉の種類の選択操作が受け付けられかつ前記第2選択画面において前記肉の焼き加減の選択操作が受け付けられた場合に、前記第1選択画面において選択された肉の種類、前記第2選択画面において選択された肉の焼き加減および前記第2取得処理で取得された前記対象コンロの設定火力に対応する焼き時間を前記タイマーの計測時間として設定して前記端末装置の表示画面に表示する処理を実行させる
ことを特徴とする請求項1に記載の焼き時間管理アプリ。
【請求項3】
利用者がテーブルに設置されたコンロで肉を焼くスタイルの飲食店において焼肉の焼き時間の管理に利用される端末装置であって、
前記飲食店において提供される肉の種類と肉の焼き加減ごとに設定された焼き時間データを管理する管理装置から前記焼き時間データを取得する取得処理と、
前記端末装置にインストールされている焼肉の焼き時間を管理する焼き時間管理アプリの起動後に、肉の種類を選択する第1選択画面および肉の焼き加減を選択する第2選択画面を表示画面に表示する第1表示処理と、
前記第1選択画面で肉の種類の選択操作が受け付けられかつ前記第2選択画面において肉の焼き加減の選択操作が受け付けられた場合に、前記取得処理で取得された前記焼き時間データに基づいて、前記第1選択画面で選択された肉の種類および前記第2選択画面において選択された肉の焼き加減に対応する焼き時間を決定し、当該焼き時間を前記端末装置にインストールされたタイマーに計測時間として設定して前記端末装置の表示画面に表示する第2表示処理と、
前記第2表示処理後に前記タイマーの計測開始の操作が受け付けられた場合に、前記タイマーを動作させ、前記タイマーに設定された焼き時間が経過したときに、焼肉の焼き上がりを利用者に通知する通知処理と、
を実行することを特徴とする端末装置。
【請求項4】
利用者がテーブルに設置されたコンロで肉を焼くスタイルの飲食店において焼肉の焼き時間を管理する焼き時間管理システムであって、
飲食店ごとに提供される肉の種類と肉の焼き加減ごとに設定された焼き時間データが登録された記憶部を有する管理装置と、
前記管理装置と通信可能に構成され、焼肉の焼き時間を管理する焼き時間管理アプリおよびタイマーがインストールされている端末装置とを備え、
前記端末装置は、飲食店において、
前記焼き時間データのうち、当該飲食店に対応した焼き時間データである対象焼き時間データを前記管理装置から取得する取得処理と、
前記焼き時間管理アプリの起動後に、肉の種類を選択する第1選択画面および肉の焼き加減を選択する第2選択画面を表示画面に表示する第1表示処理と、
前記第1選択画面において前記肉の種類の選択操作が受け付けられかつ前記第2選択画面において前記肉の焼き加減の選択操作が受け付けられた場合に、前記取得処理で取得された前記焼き時間データに基づいて、前記第1選択画面で選択された肉の種類および前記第2選択画面において選択された肉の焼き加減に対応する焼き時間を決定し、当該焼き時間を前記タイマーの計測時間として設定して前記端末装置の表示画面に表示する第2表示処理と、
前記第2表示処理後に前記タイマーの計測開始の操作が受け付けられた場合に、前記タイマーを動作させ、前記タイマーに設定された焼き時間が経過したときに、焼肉の焼き上がりを利用者に通知する通知処理とを実行する、
ことを特徴とする焼き時間管理システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、利用者がテーブルで肉を焼くスタイルの飲食店(以下、「焼肉店」という)の利用客向けに提供される焼き時間管理アプリおよび端末装置、並びに、焼肉店を運営する事業者向けに提供される焼き時間管理システムに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、設定された開始時刻から終了時刻までの残時間を表示するタイマー機能を備える端末装置が示されている。
【0003】
特許文献2には、調理手順、工程を入力してタイマーURLを生成して、WEBサイトに掲載し、携帯端末のタイマーアプリで読み込んで調理時間タイマーの再生を可能にする技術が示されている(特許文献2の図5参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第3932300号公報
特開2014-203337号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、日本国内において約300万人が色覚多様性であることが知られている。また、色覚多様性には、判別が付きにくい色が存在することが知られており、その一態様として赤色と茶色とが区別がつきにくい場合があることが知られている。そのような方にとっては、赤色の生肉と焼けた茶色の肉との判別がつきにくく、焼き加減がわからずに、生または半生の状態で食べてしまうおそれがある。このような問題に対して、色覚多様性の方への手助けとなるようなツールが提供されていないという現状がある。また、色覚多様性でない方であっても、飲食店側が推奨する焼き加減で焼肉を楽しみたいと考えるニーズや、焼肉の焼き加減を気にせずに会話を楽しみたいというニーズがある。
【0006】
ここで、特許文献1のように、一般的に端末装置(携帯電話、スマートフォン、タブレット等)には、タイマー機能が搭載されている。しかしながら、所望の焼き加減を実現するタイマーの設定時間を一義的に決めることができないという課題がある。具体的に、焼肉の焼き時間と焼き加減との関係は、肉種(例えば、牛、豚、鶏など)、部位(例えば、ロース、バラ、カルビなど)によって異なり、焼肉店で提供される厚さ等によって異なる。さらに、肉種、部位、厚さが同じでも、設定されたコンロの火力であったり、店舗ごとのコンロの性能(ベースとなる火の強さ)によっても所望の焼き加減を実現する焼き時間は異なってくる。すなわち、焼き時間に影響する要素が多くあり、そのすべてを網羅したプログラムを構成しようとすると、処理や設備が複雑になるという問題がある。
【0007】
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、焼肉店において、利用者が焼肉の焼き加減を見て確認することなく所望の焼き加減で焼肉を焼くことができる焼き時間管理アプリ、焼き時間管理システムおよび端末装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、第1の発明では、利用者がテーブルに設置されたコンロで肉を焼くスタイルの飲食店において焼肉の焼き時間を管理する焼き時間管理アプリであって、端末装置に、利用者の利用対象となる対象飲食店で提供される肉の種類と肉の焼き加減ごとに設定された焼き時間データを管理する管理装置から前記焼き時間データを取得する第1取得処理と、前記端末装置において前記焼き時間管理アプリが起動された後に、前記肉の種類を選択する第1選択画面および前記肉の焼き加減を選択する第2選択画面を前記端末装置の表示画面に表示する第1表示処理と、前記第1選択画面において前記肉の種類の選択操作が受け付けられかつ前記第2選択画面において前記肉の焼き加減の選択操作が受け付けられた場合に、前記第1取得処理で取得された前記焼き時間データに基づいて、前記第1選択画面で選択された肉の種類および前記第2選択画面において選択された肉の焼き加減に対応する焼き時間を決定し、当該焼き時間を前記端末装置にインストールされているタイマーの計測時間として設定して前記端末装置の表示画面に表示する第2表示処理と、前記第2表示処理後に前記タイマーの計測開始の操作が受け付けられた場合に、前記タイマーを動作させ、前記タイマーに設定された焼き時間が経過したときに、焼肉の焼き上がりを利用者に通知する通知処理と、を実行させることを特徴とする。
【0009】
上記構成によると、焼き時間管理アプリが、端末装置に、利用者の利用対象となる対象飲食店(以下、「焼肉店」という)で提供される肉の種類(例えば、肉の部位)と肉の焼き加減ごとに設定された焼き時間データを取得させ、その焼き時間データに基づいてタイマーの時間を設定するようにしている。ここで、焼肉店側では、提供している肉の種類や肉厚などの肉の情報およびコンロの火力情報は、あらかじめ把握することができ、それぞれの肉の焼き加減に対応して推奨する焼き時間を設定することができる。そこで、本態様では、焼き時間管理アプリにおいて、焼肉店側から提供される肉の種類と焼き加減ごとに設定された焼き時間データを管理装置から取得できるようにしている。これにより、焼肉店において、利用者が焼肉の焼けている様子を確認することなく所望の焼き加減で焼肉ができるようになる。また、焼肉店ごとに焼き時間データを提供してもらうことで、焼肉店ごとの焼く環境や肉の種類・厚さなどの違いへの対応も容易であり、汎用性の高いアプリを提供することができる。また、例えば、焼き状態を監視するカメラなどを用いる必要がなく、複雑な構成のアルゴリズムやプログラムを導入する必要もない。
【0010】
第2の発明では、第1の発明において、前記焼き時間データは、肉の種類と肉の焼き加減に加えてコンロの設定火力ごとに設定されており、前記焼き時間管理アプリは、前記端末装置に、前記端末装置と対応する位置に設置されたコンロである対象コンロの設定火力情報を取得する第2取得処理をさらに実行させ、前記第2表示処理では、前記第1選択画面において前記肉の種類の選択操作が受け付けられかつ前記第2選択画面において前記肉の焼き加減の選択操作が受け付けられた場合に、前記第1選択画面において選択された肉の種類、前記第2選択画面において選択された肉の焼き加減および前記第2取得処理で取得された前記対象コンロの設定火力に対応する焼き時間を前記タイマーの計測時間として設定して前記端末装置の表示画面に表示する処理を実行させる、ことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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