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公開番号
2025015248
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023118539
出願日
2023-07-20
発明の名称
運転支援システム
出願人
クボタ環境エンジニアリング株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E03F
1/00 20060101AFI20250123BHJP(上水;下水)
要約
【課題】適切な排水ポンプの運転計画を案内することが可能な運転支援システムを提供する。
【解決手段】支川K2の水を、支川K2が合流する本川K1へ排出可能な排水機場1の排水ポンプ3の運転を支援する運転支援システム10であって、支川K2の水位である内水位を予測する水位予測処理を実行すると共に、当該予測結果における所定期間の水位の上昇速度に基づいて排水ポンプ3の運転計画を作成する水位予測部22と、運転計画を通知する通知部23と、を具備し、稼働に関する通知には、排水ポンプ3の起動台数及び起動タイミングの少なくとも一方が含まれる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
第1の河川の水を、前記第1の河川が合流する第2の河川へ排出可能な排水機場の排水ポンプの運転を支援する運転支援システムであって、
前記第1の河川の水位である内水位を予測する水位予測処理を実行すると共に、前記水位予測処理の予測結果における所定期間の水位の上昇速度に基づいて前記排水ポンプの運転計画を作成する演算部と、
前記運転計画を通知する通知部と、
を具備する、
運転支援システム。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記運転計画には、
前記排水ポンプの起動台数及び起動タイミングの少なくとも一方が含まれる、
請求項1に記載の運転支援システム。
【請求項3】
前記水位予測処理には、
前記内水位が第1の水位まで上昇すると、複数の前記排水ポンプのうち、1台以上の第1排水ポンプを起動し、前記内水位が前記第1の水位よりも高い第2の水位まで上昇すると、複数の前記排水ポンプのうち、1台以上の第2排水ポンプを起動する第1運転を行ったと仮定した場合の前記内水位を予測する第1水位予測処理が含まれる、
請求項2に記載の運転支援システム。
【請求項4】
前記水位予測処理には、
前記第1排水ポンプの起動台数を、前記第1運転よりも増やした第2運転を行ったと仮定した場合の前記内水位を予測する第2水位予測処理が含まれ、
前記演算部は、
前記第1水位予測処理の結果における前記上昇速度が所定値を超える場合、前記第2水位予測処理の結果における前記上昇速度に基づいて前記排水ポンプの起動台数を算出する、
請求項3に記載の運転支援システム。
【請求項5】
前記演算部は、
前記第2水位予測処理の結果における前記上昇速度が所定値を超える場合、前記排水ポンプの起動タイミングを前記第2運転よりも早めた運転計画を作成する、
請求項4に記載の運転支援システム。
【請求項6】
前記水位予測処理には、
前記排水ポンプの起動タイミングを前記第1運転よりも早めた第3運転を行ったと仮定した場合の前記内水位を予測する第3水位予測処理が含まれ、
前記演算部は、
前記第1水位予測処理の結果における前記上昇速度が所定値を超える場合、前記第3水位予測処理の結果における前記上昇速度に基づいて前記排水ポンプの起動タイミングを算出する、
請求項3に記載の運転支援システム。
【請求項7】
前記演算部は、
前記第3水位予測処理の結果における前記上昇速度が所定値を超える場合、前記第1排水ポンプの起動台数を増やした運転計画を作成する、
請求項6に記載の運転支援システム。
【請求項8】
前記起動タイミングは、
前記第1の水位又は前記第2の水位の少なくとも一方を所定値下げる第1設定変更、又は、前記内水位が前記第1の水位まで上昇した時間から所定時間早めた時間を前記排水ポンプの起動時間とする第2設定変更の少なくともいずれかにより、早められる、
請求項5から請求項7までのいずれか一項に記載の運転支援システム。
【請求項9】
前記演算部は、
前記第1水位予測処理の予測結果のうち、前記内水位が前記第1の水位まで上昇した後の時間帯を対象として、前記上昇速度を算出する、
請求項3に記載の運転支援システム。
【請求項10】
前記演算部は、
前記第2の河川の水位を予測可能であると共に、当該予測結果における所定期間の水位の上昇速度に基づいて、前記第2の河川と前記第1の河川との間に設けられるゲートの開閉計画を作成し、
前記通知部は、
前記開閉計画を通知する、
前記通知部は、
請求項1に記載の運転支援システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、排水機場の排水ポンプの運転を支援するための運転支援システムの技術に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、排水機場の排水ポンプの運転を支援するための運転支援システムの技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
【0003】
特許文献1に記載のコンピュータシステムは、雨水を雨水排出施設へと集める管渠の水位等に基づいて、管渠の水を排出する雨水ポンプの運転台数を算出する。またコンピュータシステムは、当該算出結果を出力する。操作者は、コンピュータシステムから出力された内容をベースにして雨水ポンプの運転計画(起動時間等)を決定することができる。このようにしてコンピュータシステムは、雨水ポンプの運転を支援することができる。
【0004】
しかし、近年の異常気象(ゲリラ豪雨等)の影響で、管渠の水位に基づいて雨水ポンプの運転台数を算出したとしても、管渠の排水が間に合わないことが懸念される。そこで、適切なポンプの運転計画を案内可能な技術が求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許2864818号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本開示の一態様は、以上の如き状況を鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、適切な排水ポンプの運転計画を案内することが可能な運転支援システムを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0008】
本開示の一態様においては、第1の河川の水を、前記第1の河川が合流する第2の河川へ排出可能な排水機場の排水ポンプの運転を支援する運転支援システムであって、前記第1の河川の水位である内水位を予測する水位予測処理を実行すると共に、前記水位予測処理の予測結果における所定期間の水位の上昇速度に基づいて前記排水ポンプの運転計画を作成する演算部と、前記運転計画を通知する通知部と、を具備するものである。
本開示の一態様によれば、適切な排水ポンプの運転計画を案内することができる。
【0009】
本開示の一態様においては、前記運転計画には、前記排水ポンプの起動台数及び起動タイミングの少なくとも一方が含まれるものである。
本開示の一態様によれば、排水ポンプの適切な起動台数や起動タイミングを案内することができる。
【0010】
本開示の一態様においては、前記水位予測処理には、前記内水位が第1の水位まで上昇すると、複数の前記排水ポンプのうち、1台以上の第1排水ポンプを起動し、前記内水位が前記第1の水位よりも高い第2の水位まで上昇すると、複数の前記排水ポンプのうち、1台以上の第2排水ポンプを起動する第1運転を行ったと仮定した場合の前記内水位を予測する第1水位予測処理が含まれるものである。
本開示の一態様によれば、第1運転を行った場合の水位の上昇速度に応じて、適切な排水ポンプの運転計画を案内することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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