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公開番号
2025015236
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023118517
出願日
2023-07-20
発明の名称
撮像装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
H04N
25/78 20230101AFI20250123BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】輝度によらず、出力信号のS/N性能の低下を抑制しつつ、消費電力を低減することができる撮像装置を提供する。
【解決手段】光電変換素子を有する画素が行列状に配置された画素部と、画素部の各画素列に対応して配置され、画素から得られる画素信号をデジタル信号に変換するAD変換部と、異なるN列(Nは2以上の整数)の画素信号を加算する加算部と、加算部により加算された画素信号を、N列に対応する複数のAD変換部を用いてAD変換し、AD変換の期間中において、AD変換の開始から所定の時間が経過した後に、複数のAD変換部のうちの一部のAD変換部を、消費電力を削減する動作に切り替えるように制御する制御部と、を備える。
【選択図】 図12A
特許請求の範囲
【請求項1】
光電変換素子を有する画素が行列状に配置された画素部と、
前記画素部の各画素列に対応して配置され、前記画素から得られる画素信号をデジタル信号に変換するAD変換手段と、
異なるN列(Nは2以上の整数)の画素信号を加算する加算手段と、
前記加算手段により加算された画素信号を、前記N列に対応する複数のAD変換手段を用いてAD変換し、該AD変換の期間中において、前記AD変換の開始から所定の時間が経過した後に、前記複数のAD変換手段のうちの一部のAD変換手段を、消費電力を削減する動作に切り替えるように制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
前記AD変換手段は、前記画素信号を、時間に対して所定の傾きで値が変化する参照信号と比較する比較手段と、前記画素信号の電圧と前記参照信号の電圧が一致するまでの時間をカウントするカウント手段と、を有し、前記制御手段は、前記消費電力を削減する動作において、前記比較手段と前記カウント手段への給電を削減することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記制御手段は、前記消費電力を削減する動作において、前記比較手段と前記カウント手段への給電を停止することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記制御手段は、前記所定の時間を、前記画素信号におけるダークランダムノイズのレベルと光ショットノイズのレベルとに基づいて設定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記制御手段は、前記所定の時間を、ダークランダムノイズのレベルと光ショットノイズのレベルが同等となる受光量で得られた画素信号をAD変換する時間に相当する時間に設定することを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記制御手段は、前記所定の時間を、ISO感度が高いほど長い時間に設定することを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記制御手段は、前記複数のAD変換手段において、前記画素信号の電圧と前記参照信号の電圧が一致するタイミングをそれぞれ異ならせるように制御することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記制御手段は、前記複数のAD変換手段において、前記比較手段の動作の開始タイミングを一定の時間ずつ異ならせることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記制御手段は、前記複数のAD変換手段に入力される前記参照信号の時間変化の開始タイミングを一定の時間ずつ異ならせることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記画素は、結像光学系の異なる瞳領域をそれぞれ通過する光束を受光する複数の光電変換素子を有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置及びその制御方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ等の撮像装置において、CMOSイメージセンサ等の撮像素子が広く使用されている。
【0003】
これらの撮像素子として、最近では、行列状に配列された画素の列毎にアナログデジタル(AD)変換を行うAD変換器を備えることで、高速に信号を読み出すことを可能とした撮像素子が多く使用されている。
【0004】
ここで、AD変換の方式の一つとして、列毎に配置された比較器で、各画素から出力された画素出力電圧と、時間的に電圧が変化する参照信号とを比較し、比較器の出力が反転するまでの時間をカウントすることで、AD変換を行う方式が知られている。このような方式は、シングルスロープ方式と呼ばれている。
【0005】
特許文献1には、複数のAD変換器を動作させ、AD変換完了後にAD変換器のパワーをセーブすることで消費電力を低減する構成が開示されている。しかし、高輝度条件においてはAD変換器のパワーがセーブされないため、消費電力の低減効果が限定的になる。
【0006】
特許文献2では、位相差信号の読出し時のみAD変換器のパワーをセーブすることで、消費電力を低減しているが、低輝度時における位相差信号のS/N性能が低下してしまう。また、撮像信号の読出し時はAD変換器のパワーがセーブされないため、消費電力低減効果が限定的となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2009-159271号公報
特開2021-114676号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上記の特許文献1及び特許文献2の構成では、輝度によらず、出力信号のS/N性能の低下を抑制しつつ消費電力を低減することは困難であった。
【0009】
本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、輝度によらず、出力信号のS/N性能の低下を抑制しつつ、消費電力を低減することができる撮像装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明に係わる撮像装置は、光電変換素子を有する画素が行列状に配置された画素部と、前記画素部の各画素列に対応して配置され、前記画素から得られる画素信号をデジタル信号に変換するAD変換手段と、異なるN列(Nは2以上の整数)の画素信号を加算する加算手段と、前記加算手段により加算された画素信号を、前記N列に対応する複数のAD変換手段を用いてAD変換し、該AD変換の期間中において、前記AD変換の開始から所定の時間が経過した後に、前記複数のAD変換手段のうちの一部のAD変換手段を、消費電力を削減する動作に切り替えるように制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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