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公開番号2025015216
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023118480
出願日2023-07-20
発明の名称超音波診断装置及びエコー画像表示方法
出願人TCC Media Lab株式会社
代理人個人
主分類A61B 8/14 20060101AFI20250123BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】例えば鍼灸等の施術前後のエコー画像の比較に基づいて、施術効果の定量的な評価を行えるようにした超音波診断装置を提供する。
【解決手段】超音波診断装置は、施術前に取得されたプリエコー画像と、施術後に取得されたポストエコー画像との近似度を判定する近似度判定部と、プリエコー画像及びそれと同一の位置で取得されたポストエコー画像とを対比可能な態様で並べて配置した診断用画像を生成する表示処理部とを備える。近似度判定部が相互に近似すると判定したプリエコー画像及びポストエコー画像を同一の位置で取得されたエコー画像として取り扱う。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
超音波プローブから体内に向けて超音波を放射し、前記体内で反射された超音波を前記超音波プローブで受信することによりエコー画像を取得する超音波診断装置であって、
第一期間に取得されたプリエコー画像と、前記第一期間よりも時間的に後の第二期間において前記プリエコー画像と同一の位置で取得されたポストエコー画像とを対比可能な態様で並べて配置した診断用画像を生成する表示処理部を備えた超音波診断装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第二期間において取得された複数枚のポストエコー画像を記憶するマルチフレームメモリと、
前記プリエコー画像に対し、前記マルチフレームメモリに記憶された前記各ポストエコー画像の近似度を判定する近似度判定部と、
前記マルチフレームメモリに記憶された前記複数枚のポストエコー画像のうち前記プリエコー画像と近似する画像を前記同一の位置で取得されたポストエコー画像としてキャプチャするキャプチャ部と
を更に備えた、請求項1に記載の超音波診断装置。
【請求項3】
前記プリエコー画像と前記同一の位置で取得されたポストエコー画像との間の輝度に基づくエコー強度の変化量を評価する評価部を更に備えた、請求項2に記載の超音波診断装置。
【請求項4】
超音波プローブから体内に向けて超音波を放射し、前記体内で反射された超音波を前記超音波プローブで受信することによりエコー画像を取得する超音波診断装置におけるエコー画像表示方法であって、
第一期間においてプリエコー画像を取得するステップと、
前記第一期間よりも時間的に後の第二期間において前記プリエコー画像と同一の位置でポストエコー画像を取得するステップと、
前記第一期間に取得されたプリエコー画像と、前記第二期間において前記プリエコー画像と同一の位置で取得されたポストエコー画像とを対比可能な態様で並べて配置した診断用画像を生成するステップと
を含む、エコー画像表示方法。
【請求項5】
前記第二期間において取得された複数枚のポストエコー画像をマルチフレームメモリに記憶するステップと、
前記プリエコー画像に対し、前記マルチフレームメモリに記憶された前記各ポストエコー画像の近似度を判定するステップと、
前記マルチフレームメモリに記憶された前記複数枚のポストエコー画像のうち前記プリエコー画像と近似する画像を前記同一の位置で取得されたポストエコー画像としてキャプチャするステップと
を更に含む、請求項4に記載のエコー画像表示方法。
【請求項6】
前記プリエコー画像と前記同一の位置で取得されたポストエコー画像との間の輝度に基づくエコー強度の変化量を評価するステップを更に含む、請求項5に記載のエコー画像表示方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、被検者の体内で反射された超音波に基づいてエコー画像を取得する超音波診断装置及び超音波診断装置におけるエコー画像表示方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
超音波診断装置は、生体内の断層画像をリアルタイムで得ることができ、X線CT等の他の医療機器に比較して侵襲性が低く、更に小型で持ち運びも容易であるという利点がある。近年では、外科的疾患の医療診断のみならず、鍼灸施術を行う治療院等においてもエコー画像による治療効果の評価や記録が広く行われている。
【0003】
超音波診断装置により取得されるエコー画像は、医師や鍼灸師等のオペレータの手技によるスキャンになるため、完全に同じ位置での画像を記録し保存することは難しい。そのため、例えば鍼灸施術の効果をエコー画像で可視化して客観的に評価することは難しかった。また特に筋肉は筋膜に包まれており、エコー画像では筋膜が癒着していると白く表示されるが、目視ではその変化量の判定が難しいといった課題もある。
【0004】
このような課題に関連して、例えば特許文献1には、超音波診断装置のMモード画像から得られる心臓及びそのその周囲組織の相対的な運動情報に基づいて、心筋癒着を定量的に評価する手法が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2012-152532号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、例えば鍼灸等の施術前後のエコー画像の比較に基づいて、施術効果の定量的な評価を行えるようにした超音波診断装置又はエコー画像表示方法を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決するため、本発明は、超音波プローブから体内に向けて超音波を放射し、前記体内で反射された超音波を前記超音波プローブで受信することによりエコー画像を取得する超音波診断装置であって、第一期間に取得されたプリエコー画像と、前記第一期間よりも時間的に後の第二期間において前記プリエコー画像と同一の位置で取得されたポストエコー画像とを対比可能な態様で並べて配置した診断用画像を生成する表示処理部を備えた超音波診断装置である。
【0008】
超音波診断装置は、前記第二期間において取得された複数枚のポストエコー画像を記憶するマルチフレームメモリと、前記プリエコー画像に対し、前記マルチフレームメモリに記憶された前記各ポストエコー画像の近似度を判定する近似度判定部と、前記マルチフレームメモリに記憶された前記複数枚のポストエコー画像のうち前記プリエコー画像と近似する画像を前記同一の位置で取得されたポストエコー画像としてキャプチャするキャプチャ部とを更に備えたものでもよい。
【0009】
また、超音波診断装置は、前記プリエコー画像と前記同一の位置で取得されたポストエコー画像との間の輝度に基づくエコー強度の変化量を評価する評価部を更に備えたものでもよい。
【0010】
また、本発明は、超音波プローブから体内に向けて超音波を放射し、前記体内で反射された超音波を前記超音波プローブで受信することによりエコー画像を取得する超音波診断装置におけるエコー画像表示方法であって、第一期間においてプリエコー画像を取得するステップと、前記第一期間よりも時間的に後の第二期間において前記プリエコー画像と同一の位置でポストエコー画像を取得するステップと、前記第一期間に取得されたプリエコー画像と、前記第二期間において前記プリエコー画像と同一の位置で取得されたポストエコー画像とを対比可能な態様で並べて配置した診断用画像を生成するステップとを含む、エコー画像表示方法である。
(【0011】以降は省略されています)

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