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公開番号2025015151
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023118341
出願日2023-07-20
発明の名称アクチュエータ及び光学ユニット
出願人ニデックインスツルメンツ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G03B 5/00 20210101AFI20250123BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】レンズユニットとセンサーユニットとを接続可能なアクチュエータを小型化する。
【解決手段】レンズユニット3とセンサーユニット4とが接続される可動体120と、可動体120を光軸方向と交差する交差方向のうちの少なくとも1方向を回転軸として回転可能な状態で保持する固定体110と、可動体120に通された枠状の天板131と天板131から光軸方向に沿って延びる複数の脚部132とを有する回転部材136と、脚部132と係合し脚部132を回転可能な状態で支持する支持部134と、を有するジンバル機構130と、を備え、回転部材136は、脚部132として、天板131の内側方向に突出してから光軸方向に沿って延びる第1脚部132A及び132Bと、天板131の外側方向に突出してから光軸方向に沿って延びる第2脚部132C及び132Dと、を有するアクチュエータ10。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
レンズユニットとセンサーユニットとを接続可能なアクチュエータであって、
前記レンズユニットと前記センサーユニットとが接続される可動体と、
前記可動体を光軸方向と交差する交差方向のうちの少なくとも1方向を回転軸として回転可能な状態で保持する固定体と、
前記可動体に通された枠状の天板と前記天板から光軸方向に沿って延びる複数の脚部とを有する回転部材と、前記脚部と係合し前記脚部を回転可能な状態で支持する支持部と、を有するジンバル機構と、
を備え、
前記回転部材は、前記脚部として、前記天板の内側方向に突出してから光軸方向に沿って延びる第1脚部と、前記天板の外側方向に突出してから光軸方向に沿って延びる第2脚部と、を有することを特徴とするアクチュエータ。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
請求項1に記載のアクチュエータにおいて、
前記ジンバル機構は、前記支持部として、前記可動体に固定され前記第1脚部を回転可能な状態で支持する第1支持部と、前記固定体に固定され前記第2脚部を回転可能な状態で支持する第2支持部と、を有することを特徴とするアクチュエータ。
【請求項3】
請求項1または2に記載のアクチュエータにおいて、
前記支持部は、前記脚部と係合する係合部と、前記固定体または前記可動体に固定される固定部と、が対向するU字形状をしており、
前記ジンバル機構は、U字形状の前記支持部のバネ力により前記回転部材を支持し、前記可動体を前記固定体に対して回転可能に保持することを特徴とするアクチュエータ。
【請求項4】
請求項1または2に記載のアクチュエータにおいて、
前記支持部は、前記光軸方向における前記レンズユニットと前記センサーユニットとが接続された状態の前記可動体の重心位置に配置されることを特徴とするアクチュエータ。
【請求項5】
請求項1または2に記載のアクチュエータと、
前記レンズユニットと、
前記センサーユニットと、
を備えることを特徴とする光学ユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、アクチュエータ及び光学ユニットに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、様々な光学ユニットが使用されている。このうち、レンズユニットと、センサーユニットと、レンズユニットとセンサーユニットとを接続可能なアクチュエータと、を備える光学ユニットが使用されている。例えば、特許文献1には、レンズと撮像素子とが設けられる撮像モジュールを有する可動体と、可動体を光軸方向と交差する方向を回転軸として回転可能な状態で保持する固定体と、を備える光学ユニットが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-21332号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
レンズユニットと、センサーユニットと、レンズユニットとセンサーユニットとを接続可能なアクチュエータと、を備える従来の光学ユニットは、その使用用途によっては、大きなレンズユニットをアクチュエータに接続しなければならない場合がある。大きなレンズユニットをアクチュエータに接続しなければならない場合、可動体を固定体に対して回転可能な状態で保持するジンバル機構を高剛性にしなければならない。ジンバル機構を高剛性にするためには、ジンバル機構を構成する脚部を光軸方向と交差する方向に延設して該脚部により可動体及び固定体に取り付けられた支持部に押圧させる構成などが考えられる。しかしながら、このような構成にすると、ジンバル機構が光軸方向と交差する方向に大きくなり、アクチュエータが大型化しやすく、ひいては光学ユニットが大型化しやすい。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明のアクチュエータは、レンズユニットとセンサーユニットとを接続可能なアクチュエータであって、前記レンズユニットと前記センサーユニットとが接続される可動体と、前記可動体を光軸方向と交差する交差方向のうちの少なくとも1方向を回転軸として回転可能な状態で保持する固定体と、前記可動体に通された枠状の天板と前記天板から光軸方向に沿って延びる複数の脚部とを有する回転部材と、前記脚部と係合し前記脚部を回転可能な状態で支持する支持部と、を有するジンバル機構と、を備え、前記回転部材は、前記脚部として、前記天板の内側方向に突出してから光軸方向に沿って延びる第1脚部と、前記天板の外側方向に突出してから光軸方向に沿って延びる第2脚部と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、レンズユニットとセンサーユニットとを接続可能なアクチュエータを小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の一実施例に係る光学ユニットの斜視図である。
図1の光学ユニットのレンズユニットとセンサーユニットとアクチュエータとを表す分解斜視図である。
図1の光学ユニットのアクチュエータを表す正面図である。
図1の光学ユニットのアクチュエータの可動体を表す正面図である。
図1の光学ユニットのアクチュエータの固定体を表す正面図である。
図1の光学ユニットのアクチュエータの可動体とジンバル機構とを表す斜視図である。
図1の光学ユニットのアクチュエータの可動体とジンバル機構とを表す図3のA-A直線での断面図である。
図1の光学ユニットのアクチュエータの固定体と可動体とジンバル機構とを表す図3のB-B直線での断面図である。
図1の光学ユニットのアクチュエータを表す正面から見た断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の一実施例に係る光学ユニット1について図1から図9を用いて説明する。各図において、Z軸方向は光軸AXの延びる光軸方向であり、X軸方向は光軸AXと交差する方向、言い換えるとヨーイングの軸方向であり、Y軸方向は光軸AXと交差する方向、言い換えるとピッチングの軸方向である。また、Z軸方向のうち、矢印が向く方向である+Z方向は被写体側の方向であり、矢印が向く方向とは反対方向である-Z方向は被写体側とは反対側の反被写体側の方向である。
【0009】
<光学ユニットの全体構成>
最初に、本実施例の光学ユニット1の全体構成について説明する。本実施例の光学ユニット1は、図1で表されるように筐体2を備えている。図1で表されるように、筐体2にはレンズ3aを有するレンズユニット3が設けられている。
【0010】
また、筐体2には、レンズユニット3のほか、図2で表されるようにアクチュエータ10とセンサーユニット4とが設けられている。図1で表されるように筐体2には孔部2aが設けられ、光軸方向から見て孔部2aからレンズ3aが見えるようにレンズユニット3が筐体2に配置されている。アクチュエータ10は、レンズユニット3とセンサーユニット4とを接続し、筐体2内でレンズユニット3を変位することが可能な構成となっている。
(【0011】以降は省略されています)

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