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公開番号
2025015144
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023118328
出願日
2023-07-20
発明の名称
アクチュエータ及び光学ユニット
出願人
ニデックインスツルメンツ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03B
5/00 20210101AFI20250123BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】レンズユニットとセンサーユニットとを接続可能なアクチュエータを小型化する。
【解決手段】ジンバル機構130の脚部132を支持する支持部134が固定体110と可動体120とに形成される構成において、駆動機構140を構成するコイル142同士を繋ぐフレキシブル基板143を、可動体120に設けられる支持部134の位置を少しでも回避するように配置する。このような構成とすることで、可動体120に設けられる支持部134の位置を補強する必要性をなくすことができアクチュエータ10を小型化することができる。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
レンズユニットとセンサーユニットとを接続可能なアクチュエータであって、
前記レンズユニットと前記センサーユニットとが接続され、光軸方向と平行であって各々が対向する第1面及び第2面と、光軸方向と平行であって前記第1面及び前記第2面と直交し各々が対向する第3面及び第4面と、を有する可動体と、
前記可動体を光軸方向と交差する交差方向のうちの少なくとも1方向を回転軸として回転可能な状態で保持する固定体と、
前記可動体に通された枠状の天板と前記天板から光軸方向に沿って延びる複数の脚部とを有する回転部材と、前記脚部と係合し前記脚部を回転可能な状態で支持する支持部と、を有するジンバル機構と、
磁石とコイルと前記コイル同士をつなぐフレキシブル基板とを有し、前記可動体を前記固定体に対して回転させる駆動力を発生させる駆動機構と、
を備え、
前記駆動機構は、
前記磁石として、前記第1面に配置される第1磁石、前記第2面に配置される第2磁石、前記第3面に配置される第3磁石、前記第4面に配置される第4磁石と、
前記コイルとして、前記固定体の前記第1磁石と対向する面に配置される第1コイル、前記固定体の前記第2磁石と対向する面に配置される第2コイル、前記固定体の前記第3磁石と対向する面に配置される第3コイル、前記固定体の前記第4磁石と対向する面に配置される第4コイルと、
前記フレキシブル基板として、第1コイルと第3コイルとを繋ぐ第1フレキシブル基板、第3コイルと第2コイルとを繋ぐ第2フレキシブル基板、第2コイルと第4コイルとを繋ぐ第3フレキシブル基板と、
を有し、
前記ジンバル機構は、光軸方向から見て前記第1面と前記第3面との間の位置から前記第2面と前記第4面との間の位置まで延びる第1直線の延長線上の前記固定体における2カ所と、光軸方向から見て前記第1面と前記第4面との間の位置から前記第2面と前記第3面との間の位置まで延びる第2直線の延長線上の前記可動体における2カ所と、に前記支持部が設けられることを特徴とするアクチュエータ。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のアクチュエータにおいて、
前記固定体は、光軸方向から見て内側に凹むとともに前記フレキシブル基板を沿わせて配置するためのフレキシブル基板配置溝を有し、
前記フレキシブル基板配置溝は、光軸方向における前記第1フレキシブル基板の幅と前記第2フレキシブル基板の幅と前記第3フレキシブル基板の幅に応じて、光軸方向の幅が決められていることを特徴とするアクチュエータ。
【請求項3】
請求項1または2に記載のアクチュエータにおいて、
前記固定体は、光軸方向から見て前記第2フレキシブル基板の周囲に補強部が形成されていることを特徴とするアクチュエータ。
【請求項4】
請求項1または2に記載のアクチュエータと、
前記レンズユニットと、
前記センサーユニットと、
を備えることを特徴とする光学ユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、アクチュエータ及び光学ユニットに関する。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、様々な光学ユニットが使用されている。このうち、レンズユニットと、センサーユニットと、レンズユニットとセンサーユニットとを接続可能なアクチュエータと、を備える光学ユニットが使用されている。例えば、特許文献1には、レンズと撮像素子とが設けられる撮像モジュールを有する可動体と、可動体を光軸方向と交差する方向を回転軸として回転可能な状態で保持する固定体と、を備える光学ユニットが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-21332号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
レンズユニットと、センサーユニットと、レンズユニットとセンサーユニットとを接続可能なアクチュエータと、を備える従来の光学ユニットは、ジンバル機構と、磁石とコイルとコイル同士をつなぐフレキシブル基板とを有する駆動機構と、を備えている場合が多い。このうち、ジンバル機構の脚部を支持する支持部が固定体と可動体とに形成される構成においては、可動体に形成された支持部の位置の近傍にフレキシブル基板が配置されると、可動体に形成された支持部の位置は可動体が固定体に対して回転移動する際の端部近傍に該当する構成となるため、フレキシブル基板と可動体とが干渉しやすくなる。そこで、フレキシブル基板と可動体との干渉を抑制するために可動体における支持部近傍とフレキシブル基板との距離を大きくすると固定体におけるフレキシブル基板が配置される領域が肉薄となり剛性が低くなりやすい。そこで、固定体におけるフレキシブル基板が配置される領域の剛性を高くするためにその領域の位置近傍に補強部を形成すると、アクチュエータが大型化しやすく、ひいては光学ユニットが大型化しやすい。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明のアクチュエータは、レンズユニットとセンサーユニットとを接続可能なアクチュエータであって、前記レンズユニットと前記センサーユニットとが接続され、光軸方向と平行であって各々が対向する第1面及び第2面と、光軸方向と平行であって前記第1面及び前記第2面と直交し各々が対向する第3面及び第4面と、を有する可動体と、前記可動体を光軸方向と交差する交差方向のうちの少なくとも1方向を回転軸として回転可能な状態で保持する固定体と、前記可動体に通された枠状の天板と前記天板から光軸方向に沿って延びる複数の脚部とを有する回転部材と、前記脚部と係合し前記脚部を回転可能な状態で支持する支持部と、を有するジンバル機構と、磁石とコイルと前記コイル同士をつなぐフレキシブル基板とを有し、前記可動体を前記固定体に対して回転させる駆動力を発生させる駆動機構と、を備え、前記駆動機構は、前記磁石として、前記第1面に配置される第1磁石、前記第2面に配置される第2磁石、前記第3面に配置される第3磁石、前記第4面に配置される第4磁石と、前記コイルとして、前記固定体の前記第1磁石と対向する面に配置される第1コイル、前記固定体の前記第2磁石と対向する面に配置される第2コイル、前記固定体の前記第3磁石と対向する面に配置される第3コイル、前記固定体の前記第4磁石と対向する面に配置される第4コイルと、前記フレキシブル基板として、第1コイルと第3コイルとを繋ぐ第1フレキシブル基板、第3コイルと第2コイルとを繋ぐ第2フレキシブル基板、第2コイルと第4コイルとを繋ぐ第3フレキシブル基板と、を有し、前記ジンバル機構は、光軸方向から見て前記第1面と前記第3面との間の位置から前記第2面と前記第4面との間の位置まで延びる第1直線の延長線上の前記固定体における2カ所と、光軸方向から見て前記第1面と前記第4面との間の位置から前記第2面と前記第3面との間の位置まで延びる第2直線の延長線上の前記可動体における2カ所と、に前記支持部が設けられることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、レンズユニットとセンサーユニットとを接続可能なアクチュエータを小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の一実施例に係る光学ユニットの斜視図である。
図1の光学ユニットのレンズユニットとセンサーユニットとアクチュエータとを表す分解斜視図である。
図1の光学ユニットのアクチュエータを表す正面図である。
図1の光学ユニットのアクチュエータの可動体を表す正面図である。
図1の光学ユニットのアクチュエータの固定体を表す正面図である。
図1の光学ユニットのアクチュエータの可動体とジンバル機構とを表す斜視図である。
図1の光学ユニットのアクチュエータの可動体とジンバル機構とを表す図3のA-A直線での断面図である。
図1の光学ユニットのアクチュエータの固定体と可動体とジンバル機構とを表す図3のB-B直線での断面図である。
図1の光学ユニットのアクチュエータを表す正面から見た断面図である。
図1の光学ユニットのアクチュエータのコイル及びフレキシブル基板を表す斜視図である。
図1の光学ユニットのアクチュエータを表す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の一実施例に係る光学ユニット1について図1から図11を用いて説明する。各図において、Z軸方向は光軸AXの延びる光軸方向であり、X軸方向は光軸AXと交差する方向、言い換えるとヨーイングの軸方向であり、Y軸方向は光軸AXと交差する方向、言い換えるとピッチングの軸方向である。また、Z軸方向のうち、矢印が向く方向である+Z方向は被写体側の方向であり、矢印が向く方向とは反対方向である-Z方向は被写体側とは反対側の反被写体側の方向である。
【0009】
<光学ユニットの全体構成>
最初に、本実施例の光学ユニット1の全体構成について説明する。本実施例の光学ユニット1は、図1で表されるように筐体2を備えている。図1で表されるように、筐体2にはレンズ3aを有するレンズユニット3が設けられている。
【0010】
また、筐体2には、レンズユニット3のほか、図2で表されるようにアクチュエータ10とセンサーユニット4とが設けられている。図1で表されるように筐体2には孔部2aが設けられ、光軸方向から見て孔部2aからレンズ3aが見えるようにレンズユニット3が筐体2に配置されている。アクチュエータ10は、レンズユニット3とセンサーユニット4とを接続し、筐体2内でレンズユニット3を変位することが可能な構成となっている。
(【0011】以降は省略されています)
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