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公開番号2025015019
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023118072
出願日2023-07-20
発明の名称屋根付帯物設置装置
出願人日鉄鋼板株式会社
代理人弁理士法人北斗特許事務所
主分類E04D 13/00 20060101AFI20250123BHJP(建築物)
要約【課題】屋根付帯物の撤去後に屋根の外観が損なわれにくい屋根付帯物設置装置を提供する。
【解決手段】屋根付帯物設置装置100は、屋根付帯物50を屋根面51上に設置する架台1と、架台1を屋根面51上で固定する固定部材2と、化粧部材3と、を備える。固定部材2は、屋根面51を有する屋根52に取り付けられる受け部材20と、受け部材20に締結される締結部材21と、を備える。受け部材20と締結部材21とは、架台1を屋根面51上に配置した状態で締結する。化粧部材3は、架台1を屋根面51上に配置していない状態で、締結部材21と締結していない受け部材20と締結する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
屋根付帯物を屋根面上に設置する架台と、前記架台を前記屋根面上で固定する固定部材と、化粧部材と、を備える屋根付帯物設置装置であって、
前記固定部材は、前記屋根面を有する屋根に取り付けられる受け部材と、前記受け部材に締結される締結部材と、を備え、
前記受け部材と前記締結部材とは、前記架台を前記屋根面上に配置した状態で締結し、
前記化粧部材は、前記架台を前記屋根面上に配置していない状態で、前記締結部材と締結していない前記受け部材と締結する、
屋根付帯物設置装置。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記屋根は、前記屋根面を構成する金属板材を備え、
前記受け部材は、前記金属板材に引っ掛かって前記屋根に取り付けられる、
請求項1に記載の屋根付帯物設置装置。
【請求項3】
前記屋根は、折板又は金属サンドイッチパネルで構成される、
請求項1又は2に記載の屋根付帯物設置装置。
【請求項4】
前記固定部材は、前記屋根面上からの作業で前記架台を前記屋根面上に固定するワンサイドボルトから形成される、
請求項1又は2に記載の屋根付帯物設置装置。
【請求項5】
前記ワンサイドボルトは、前記締結部材と、筒状部材と、を備え、
前記受け部材は、前記締結部材を操作することにより前記筒状部材が変形して形成された引っ掛け部を有する、
請求項4に記載の屋根付帯物設置装置。
【請求項6】
屋根付帯物がソーラーパネルである、
請求項1又は2に記載の屋根付帯物設置装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、屋根付帯物設置装置に関する。より詳細には、本開示は、屋根付帯物を屋根面上に設置する架台を備える屋根付帯物設置装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、折板屋根における太陽電池モジュールの支持装置が記載されている。この支持装置は、折板屋根の山折部に突設したルーフボルトにより固定される本体金具と、本体金具に内装される止め金具と、止め金具から上方に延びる締結ボルトと、締結ボルトに螺着した締結ナットにより太陽電池モジュールの先端部と尾端部を保持する押え金具により構成され、本体金具は、前記先端部及び尾端部を支持する支持レールと、前記先端部と尾端部の間の隙間に挿入される翼片を一体に形成している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-585号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような支持装置では、太陽電池モジュールを折板屋根から撤去した場合に、本体金具も折板屋根上から撤去することができる。しかしながら、ルーフボルトは、折板屋根の山折部に突設した状態で残り、屋根の外観を損なうことがあった。
【0005】
本開示は、屋根付帯物の撤去後に屋根の外観が損なわれにくい屋根付帯物設置装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る屋根付帯物設置装置は、屋根付帯物を屋根面上に設置する架台と、前記架台を前記屋根面上で固定する固定部材と、化粧部材と、を備える。前記固定部材は、前記屋根面を有する屋根に取り付けられる受け部材と、前記受け部材に締結される締結部材と、を備える。前記受け部材と前記締結部材とは、前記架台を前記屋根面上に配置した状態で締結する。前記化粧部材は、前記架台を前記屋根面上に配置していない状態で、前記締結部材と締結していない前記受け部材と締結する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、受け部材から締結部材を取り外し、その締結部材の代わりに、受け部材に化粧部材を締結することができ、屋根付帯物の撤去後に締結部材が屋根面上に残らずに、屋根の外観が損なわれにくい。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態1に係る屋根付帯物設置装置の架台を示す斜視図である。
図2Aは、同上の固定部材を示す正面図である。図2Bは、同上の化粧部材を示す正面図である。図2Cは、同上の化粧部材を示す正面図である。図2Dは、同上の固定部材の締結部材を示す正面図である。
図3は、同上の屋根を示す斜視図である。
図4は、同上の施工工程を示す断面図である。
図5は、同上の設置状態を示す断面図である。
図6は、同上の設置状態を示す側面図である。
図7は、同上の設置状態を示す平面図である。
図8は、同上の屋根付帯物の設置状態を示す側面図である。
図9は、同上の屋根付帯物の設置状態を示す側面図である。
図10は、同上の屋根付帯物の設置状態を示す断面図である。
図11は、同上の化粧部材の設置状態を示す平面図である。
図12は、同上の化粧部材の設置状態を示す側面図である。
図13は、同上の屋根付帯物の撤去後の屋根を示す斜視図である。
図14は、その他の実施形態に係る屋根付帯物設置装置の架台を示す斜視図である。
図15は、同上の屋根付帯物の設置状態を示す断面図である。
図16は、同上の化粧部材の設置状態を示す側面図である。
図17は、同上の化粧部材の設置状態を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施形態に係る屋根付帯物設置装置について、図面を用いて説明する。ただし、下記の実施形態は、本開示の様々な実施形態の1つに過ぎない。下記の実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。また、下記の実施形態において説明する各図は、模式的な図であり、図中の各構成要素の大きさ及び厚さそれぞれの比が必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。
である。
【0010】
(1)概要
図1、図2A、図2B及び図2Cに示すように、屋根付帯物設置装置100は、架台1と、固定部材2と、化粧部材3と、を備えている。架台1は、屋根付帯物50を屋根面51上に設置するために使用される。固定部材2は、架台1を屋根面51上で固定するために使用される。固定部材2は、受け部材20と、締結部材21と、を備えている。受け部材20は、屋根面51を有する屋根52に取り付けられるものである。締結部材21は、受け部材20に締結され、受け部材20と共に屋根52に取り付けられる。受け部材20と締結部材21とは、架台1を屋根面51上に配置した状態で締結する。また化粧部材3は、架台1を屋根面51上に配置していない状態で、締結部材21と締結していない受け部材20と締結する。
(【0011】以降は省略されています)

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