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公開番号
2025014976
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023117990
出願日
2023-07-20
発明の名称
重炭酸入浴剤及びその製造方法
出願人
株式会社ホットアルバム炭酸泉タブレット
代理人
個人
主分類
A61K
8/19 20060101AFI20250123BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】ポリエチレングリコールを使用しない重炭酸入浴剤及びその製造方法の提供。
【解決手段】重炭酸塩(炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウム)と有機酸(クエン酸、コハク酸、フマル酸、リンゴ酸)と造粒促進剤とを含む材料を圧縮成型した錠剤からなる重炭酸入浴剤を製造する際に、造粒促進剤として、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、モノステアリン酸ポリエチレングリコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸、ポリエチレンイミン、ポリビニルアルコール、カルボキシメチルセルロース、カルボキシビニルポリマー、カチオン化ポリマー、スチレン重合体エマルション、ポリリン酸、ピロリン酸、アルギン酸、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、酢酸フタル酸セルロース、結晶セルロースなどを使用する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
重炭酸塩と有機酸と塩素中和化合物とを含む材料を、造粒促進剤を用いて圧縮成型した錠剤からなる重炭酸入浴剤であって、
前記重炭酸塩は、炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウムであり、
前記有機酸は、クエン酸、コハク酸、フマル酸、リンゴ酸から選ばれる少なくとも1つであり、
前記塩素中和化合物は、L-アスコルビン酸塩、チオ硫酸塩、亜硫酸塩、茶カテキン、エリソルビン酸塩から選ばれる少なくとも1つであり、
前記造粒促進剤は、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、モノステアリン酸ポリエチレングリコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸およびその塩、ポリエチレンイミン、ポリビニルアルコール、カルボキシメチルセルロースおよびその塩、カルボキシビニルポリマー、カチオン化ポリマー、スチレン重合体エマルション、ポリリン酸およびその塩、ピロリン酸およびその塩、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロースおよびその塩、ヒドロキシプロピルセルロース、酢酸フタル酸セルロース、結晶セルロース、アルギン酸プロピレングリコールエステル、澱粉、酸化澱粉、エステル化澱粉、エーテル化澱粉、カチオン澱粉、にかわ、寒天、ゼラチン、コラーゲンタンパク、流動パラフィン、カゼイン、ペクチン、アルギン酸およびその塩、カラギーナン、ファーセレラン、タマリンドガム、アラビアガム、グアーガム、キサンタンガム、トラガントガム、ローカストビーンガム、カラヤガム、クインスシード、デキストリン、デキストランから選ばれる少なくとも1つである、
ことを特徴とする重炭酸入浴剤。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
重炭酸塩と有機酸と塩素中和化合物と造粒促進剤とを含む錠剤からなる重炭酸入浴剤の製造方法であって、
前記重炭酸塩は、炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウムであり、
前記有機酸は、クエン酸、コハク酸、フマル酸、リンゴ酸から選ばれる少なくとも1つであり、
前記塩素中和化合物は、L-アスコルビン酸塩、チオ硫酸塩、亜硫酸塩、茶カテキン、エリソルビン酸塩から選ばれる少なくとも1つであり、
前記造粒促進剤は、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、モノステアリン酸ポリエチレングリコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸およびその塩、ポリエチレンイミン、ポリビニルアルコール、カルボキシメチルセルロースおよびその塩、カルボキシビニルポリマー、カチオン化ポリマー、スチレン重合体エマルション、ポリリン酸およびその塩、ピロリン酸およびその塩、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロースおよびその塩、ヒドロキシプロピルセルロース、酢酸フタル酸セルロース、結晶セルロース、アルギン酸プロピレングリコールエステル、澱粉、酸化澱粉、エステル化澱粉、エーテル化澱粉、カチオン澱粉、にかわ、寒天、ゼラチン、コラーゲンタンパク、流動パラフィン、カゼイン、ペクチン、アルギン酸およびその塩、カラギーナン、ファーセレラン、タマリンドガム、アラビアガム、グアーガム、キサンタンガム、トラガントガム、ローカストビーンガム、カラヤガム、クインスシード、デキストリン、デキストランから選ばれる少なくとも1つであり、
前記重炭酸塩を前記造粒促進剤でコーティングして造粒物を作製し、前記造粒物に前記有機酸と前記塩素中和化合物と前記造粒促進剤との混合物を混合した後、圧縮成形して前記錠剤を作製する、
ことを特徴とする重炭酸入浴剤の製造方法。
【請求項3】
重炭酸塩と有機酸と塩素中和化合物と造粒促進剤とを含む錠剤からなる重炭酸入浴剤の製造方法であって、
前記重炭酸塩は、炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウムであり、
前記有機酸は、クエン酸、コハク酸、フマル酸、リンゴ酸から選ばれる少なくとも1つであり、
前記塩素中和化合物は、L-アスコルビン酸塩、チオ硫酸塩、亜硫酸塩、茶カテキン、エリソルビン酸塩から選ばれる少なくとも1つであり、
前記造粒促進剤は、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、モノステアリン酸ポリエチレングリコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸およびその塩、ポリエチレンイミン、ポリビニルアルコール、カルボキシメチルセルロースおよびその塩、カルボキシビニルポリマー、カチオン化ポリマー、スチレン重合体エマルション、ポリリン酸およびその塩、ピロリン酸およびその塩、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロースおよびその塩、ヒドロキシプロピルセルロース、酢酸フタル酸セルロース、結晶セルロース、アルギン酸プロピレングリコールエステル、澱粉、酸化澱粉、エステル化澱粉、エーテル化澱粉、カチオン澱粉、にかわ、寒天、ゼラチン、コラーゲンタンパク、流動パラフィン、カゼイン、ペクチン、アルギン酸およびその塩、カラギーナン、ファーセレラン、タマリンドガム、アラビアガム、グアーガム、キサンタンガム、トラガントガム、ローカストビーンガム、カラヤガム、クインスシード、デキストリン、デキストランから選ばれる少なくとも1つであり、
前記有機酸を前記造粒促進剤でコーティングして造粒物を作製し、前記造粒物に前記重炭酸塩と前記塩素中和化合物と前記造粒促進剤との混合物を混合した後、圧縮成形して前記錠剤を作製する、
ことを特徴とする重炭酸入浴剤の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、PEG(ポリエチレングリコール)を使用しない重炭酸入浴剤及びその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、健康に関する関心が非常に高くなっており、肌に触れるものには不要な化学物質が含まれないように注意が払われる。
【0003】
例えば、上水源から取水される水道水は、次亜塩素ナトリウムを用いて塩素殺菌を行っており、浄水場での1次塩素処理を通じて殺菌をすると共に有機化合物を除去し、家庭に給水する直前にさらに2次的に塩素を投入して残留塩素を維持して、病原菌による疾病を予防している。
【0004】
しかしながら、上記上水源の消毒に用いられる塩素は皮膚や毛髪のたんぱく質を破壊する性質を持っているため、塩素が皮膚や毛髪のたんぱく質と反応すれば、皮膚や毛髪を荒らしたり、老化させたりすることはもとより、各種の皮膚トラブルの原因となる。更には塩素はトリハロメタンを生成し癌の発生起因にもなると言われている。
【0005】
この塩素の影響は、手洗いや洗顔でもあるが、特に、入浴においては塩素を含む水道水に長く接触することから、塩素を除去する必要がある。そこで、本願発明者は、水道水に含まれている塩素を有効に除去することができる入浴剤を発明した(下記特許文献1)。この入浴剤は、ポリエチレングリコールの存在下に重炭酸塩を混合または造粒した混合物Aと、この混合物Aに対し1/100から2/3の有機酸及びポリエチレングリコールと、炭素数6から18のアルカンスルホン酸塩、オレフィンスルホン酸塩及びショ糖脂肪酸エステルから選ばれる少なくとも1つとの混合物または造粒物からなる混合物Bとの混合圧縮成形錠剤であって、前記混合物A、Bの少なくとも一方に、L-アスコルビン酸塩、チオ硫酸塩、亜硫酸塩、茶カテキン、エリソルビン酸塩から選ばれる塩素中和化合物を含有するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第6525945号
【非特許文献】
【0007】
丸山修寛・小星重冶,「No.29 重炭酸イオンークエン酸入浴剤の開発と未病への対応」,日本温泉気候物理医学会雑誌,第78巻,第1号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上述した入浴剤を用いることにより水道水に含まれている塩素を有効に除去することができるが、入浴剤には通常、成形性及び入浴剤の湯水への溶解性を向上させるための水溶性高分子などの材料(以下、造粒促進剤と呼ぶ。)としてポリエチレングリコールが使用されている。このポリエチレングリコールは、製造工程において、発がん性物質であるエチレンオキシドや発がん性が疑われる1,4-ジオキサンなどの溶媒が使用されることから、これらの溶媒に汚染されることが懸念されている。また、ポリエチレングリコールは、体内に長く存在することから、アレルギーを引き起こすことも懸念されている。
【0009】
このような背景から、入浴剤の造粒促進剤としてポリエチレングリコールに代わる材料が求められている。
【0010】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、ポリエチレングリコールを使用しない重炭酸入浴剤及びその製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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