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公開番号2025014887
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023117824
出願日2023-07-19
発明の名称酸素水素浴システム
出願人株式会社 エイム
代理人個人,個人,個人
主分類A61H 33/14 20060101AFI20250123BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】より多くの水素をより速く体内に取り込んで活性酸素の削減効果を得やすくできる酸素水素浴システムを提供する。
【解決手段】ガス供給口20を有し、人体を収容するチャンバ11と、空気供給管23を介してチャンバ内に酸素を含む気体を供給して内部圧力を大気圧よりも高圧にするガス供給部12と、水素供給管27を介してチャンバ内に水素ガスを供給する水素供給部13と、チャンバ内を所定の圧力範囲内に維持する排気弁28を介してチャンバから気体及び水素ガスを排出するガス排気部15と、を備え、排気弁によりチャンバ内の圧力が大気圧以上かつ排気弁の使用可能圧力以下に維持される酸素水素浴システムにおいて、ガス供給部とガス供給口との間を結ぶ流路の途中に、水素供給管からの水素ガスが合流する合流点よりもガス供給部側に近い点に流路分岐点を設け、一方の枝流路がガス供給口に向かい、他方の枝流路がガス排気部に向かうことを特徴とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
ガスが導入されるガス供給口を有し、人体全体を収容可能なチャンバと、
前記ガス供給口と接続される気体供給管を有し、該気体供給管を介して前 記チャンバ内に酸素を含む気体を供給して前記チャンバ内部の圧力を大気圧よりも高圧にするガス供給部と、
前記気体供給管とY字型Aジョイントを介して接続される水素供給管と、水素ガス発生器を有し、該水素供給管を介して前記チャンバ内に前記水素ガス発生器からの水素ガスを供給する水素供給部と、
前記チャンバと連通され、安全弁又はON/OFF操作によって前記チャンバ内を所定の圧力範囲内に維持する弁を有し、該弁を介して前記チャンバから前記気体及び前記水素ガスを排出するガス排気部と、
を備える酸素水素浴システムにおいて、
前記ガス供給部の前記気体供給管は、前記Y字型Aジョイントの位置よりも前記ガス供給部に近い位置に、前記ガス供給部からの前記気体の流路を2等分割するY字型Bジョイントを有し、
前記Y字型Bジョイントから延びる一方の枝管Aは、前記水素供給管と前記Y字型Aジョイントにて合流した後前記ガス供給口に接続し、他方の枝管Bは、レデューサーを介して延びた後T型ジョイントを介してガス排気部に接続する
ことを特徴とする酸素水素浴システム。
続きを表示(約 200 文字)【請求項2】
前記弁によって、前記チャンバ内の圧力が1.1~1.35気圧に維持され、前記チャンバ内の前記水素ガスの体積濃度が1.0~2.0体積%に維持されることを特徴とする請求項1記載の酸素水素浴システム。
【請求項3】
前記ガス供給部が前記気体を前記チャンバ内に供給している間、前記水素供給部が前記水素ガスを前記チャンバ内に供給する請求項1又は2に記載の酸素水素浴システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、酸素水素浴システムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
(本出願の位置付け)
本出願人は、別途、発明の名称を「酸素水素浴システム」と称する特許(特許第6133526号(以下、特許文献1)を保有しているが、本出願は、かかる特許に記載の発明の改良発明に係る出願である。
【0003】
特許第6133526号が対象とする発明は、水素水を経口摂取する場合よりも多くの水素を体内に取り込んで活性酸素の削減効果を得やすくすることができる酸素水素浴システムに係る発明であるが、近年になり、従来にも増して余剰の活性酸素を体内から排除することが健康維持のために求められるようになっている。このようなニーズを持つ人の中には、時間に追われる多忙なビジネスマンも含まれており、このようなビジネスマンは勤務中であっても短時間で酸素水素浴ができれば大きなメリットを享受できることが期待される。
同特許に記載の発明の技術的思想の基本は、酸素水素浴用のチャンバに、チャンバ外で一定の水素ガスの濃度になった空気を、一定の速度と量で供給しつつ、チャンバ内の空気の水素体積濃度を動的平衡に維持するというものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6133526号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の発明を実施する酸素水素浴システムでは、水素ガス発生器の使用に伴う危険性の観点から、その水素ガス発生能力は100%の水素ガスを1分当り500cc発生させる能力に制限されており、かつ、チャンバ内の水素濃度は動的平衡に達したときに1.0体積%までしか維持できない。従って、これよりもより短時間で十分な量、あるいは、同じ時間内であればより多くの量の水素を体内に取り込むことに対する市場ニーズには十分対応できていない側面がある。
【0006】
このような場合、一般的に考えられる解決策は、システム全体を変えることなく、単に水素ガス発生器の能力を上げることがあるが、この解決策では、発生される水素ガスの量が、安全性が確認された範囲を超え、水素爆発の危険性が懸念されるので好ましくない。また、製造コストを大きく左右する新たな水素ガス発生器の導入が必要となり、製造コストが増大するために、ビジネスの観点からすると好ましくない。
【0007】
そこで、本発明者は、特許文献1(従来技術)の酸素水素浴システムの長年の使用により発生される水素ガスの量が安全圏内となる安全性確認済の水素ガス発生器を使いつつ、かつ、製造コストが大きく増大することを回避しつつ目的を達成する解決策を鋭意研究した結果、特許文献1に記載の酸素水素浴システムに使用される水素ガス発生器を変えることなく、同システムの空気供給管の途中にシンプルな低コストのY字型ジョイントを間挿し、一方の枝管を特許文献1と同様に配管し、他方の枝管にレデューサーを間挿し、その先をT型ジョイントを介して特許文献1のガス排気部に接続するだけで、酸素水素浴システムのチャンバ内の水素濃度を、同文献に記載の発明では得られなかった水素濃度に高めて維持することができることを見出し、かかる知見に基づいて本発明を為した。
【課題を解決するための手段】
【0008】
即ち、第1の発明は、ガスが導入されるガス供給口を有し、人体全体を収容可能なチャンバと、
前記ガス供給口と接続される気体供給管を有し、該気体供給管を介して前記チャンバ内に酸素を含む気体を供給して前記チャンバ内部の圧力を大気圧よりも高圧にするガス供給部と、
前記気体供給管とY字型ジョイントAを介して接続される水素供給管と、水素ガス発生器を有し、該水素供給管を介して前記チャンバ内に前記水素ガス発生器からの水素ガスを供給する水素供給部と、
前記チャンバと連通され、安全弁又はON/OFF操作によって前記チャンバ内を所定の圧力範囲内に維持する弁を有し、該弁を介して前記チャンバから前記気体及び前記水素ガスを排出するガス排気部と、
を備える酸素水素浴システムにおいて、
前記ガス供給部の前記気体供給管は、前記Y字型ジョイントAの位置よりも前記ガス供給部に近い位置に、前記ガス供給部からの前記気体の流路を2等分割するY字型ジョイントBを有し、
前記Y字型ジョイントBの一方の枝管Aは、前記水素供給管と前記Y字型ジョイントAにて合流した後前記ガス供給口に接続し、他方の枝管Bは、レデューサーを介して延在した後T型ジョイントを介してガス排気部に接続する
ことを特徴とする酸素水素浴システムである。
【0009】
第2の発明は、前記第1の発明において、 前記弁によって、前記チャンバ内の圧力が1.1~1.35気圧に維持され、前記チャンバ内の前記水素ガスの体積濃度が1.0~2.0体積%に維持されることを特徴とする。
【0010】
第3の発明は、前記第1又は第2の発明において、前記ガス供給部が前記気体を前記チャンバ内に供給している間、前記水素供給部が前記水素ガスを前記チャンバ内に供給することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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