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公開番号2025019117
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-06
出願番号2024201994,2021094537
出願日2024-11-20,2020-10-02
発明の名称温調装置及び温調装置用静電整流器並びに温調装置の効率改善方法
出願人昴テクノロジー株式会社,エイム株式会社
代理人個人
主分類F25B 41/40 20210101AFI20250130BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】媒体の電気的な課題を解決し、より高い冷却効率を達成することができる温調装置、静電整流器、及び温調装置の冷却効率改善方法を提供すること。
【解決手段】
本発明に係る温調装置は、導電性を備えた材質により形成され、媒体を収容して循環させる媒体管と、媒体管を収容する筐体と、を備えた温調装置であって、媒体管に電気的に接続され、周波数20kHz以上40kHz以下で繰り返されるパルス状の信号を供給する静電整流器と、を備えるものである。
さらに、他の観点である温調装置の冷却効果改善方法は、上記温調装置の冷却効率改善方法であって、上記温調装置用静電整流器により、周波数20kHz以上40kHz以下で繰り返されるパルス状の減衰波信号を前記媒体管に供給するものである。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
導電性を備えた材質により形成され、媒体を収容して循環させる媒体管と、
前記媒体管を収容する筐体と、を備えた温調装置であって、
前記媒体管に電気的に接続され、周波数20kHz以上60kHz以下で繰り返されるパルス状の信号を供給する静電整流器と、を備える温調装置。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
前記媒体は、極性媒体である請求項1記載の温調装置。
【請求項3】
前記筐体と前記媒体管は電気的に絶縁又は抵抗を介して接続されている請求項1記載の温調装置。
【請求項4】
前記パルス状の信号は減衰波であり、当該減衰波の周期は2MHz以上10MHz以下である請求項3記載の温調装置。
【請求項5】
空調装置である請求項1記載の温調装置。
【請求項6】
周波数20kHz以上60kHz以下で繰り返されるパルス状の信号を供給する温調装置用静電整流器。
【請求項7】
前記パルス状の信号は減衰波であり、当該減衰波の周期は2MHz以上10MHz以下である請求項6記載の温調装置用静電整流器。
【請求項8】
導電性を備えた材質により形成され、媒体を収容して循環させる媒体管と、
前記媒体管を収容する筐体と、を備えた温調装置の効率改善方法であって
前記温調装置は前記媒体管に接続される静電整流器と、を備え、
前記静電整流器により、周波数20kHz以上60kHz以下で繰り返されるパルス状の信号を前記媒体管に供給する温調装置の効率改善方法。
【請求項9】
当該パルス状の信号は減衰波であり、当該減衰波の周期が2MHz以上10MHz以下の減衰波信号を前記媒体管に供給する請求項8記載の温調装置の効率改善方法。
【請求項10】
前記温調装置は空調装置である請求項8記載の温調装置の効率改善方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、温調装置及び温調装置用静電整流器並びに温調装置の効率改善方法に関する。より具体的には、空調装置等の製品に好適に適用できるものである。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
食品等様々な物質を保存する場合において、低温で保存することは非常に重要である。この低温で保存するための機器としては、冷蔵庫やクーラー等の冷却装置が一般的に流通している。
【0003】
一般に冷却装置は、冷媒を冷却することによりこの冷媒の冷熱を冷却対象となる物質(冷却対象物質)に直接又は間接的に供給することで冷却対象物質を冷却することが可能となる。
【0004】
また、このための冷媒としては、安定性や熱伝達効率が良いこと等があげられるが、更に近年は地球環境への影響を抑える必要及び需要が極めて高くなっており、現在ではHFC(ハイドロフルオロカーボン)等が主流となりつつある。これらの冷媒に関しては、例えば下記特許文献1等にその記載がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2010-121927号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで上記冷媒は、冷媒としての要求性能を満たすことができているものであるが、その使用電力量すなわち冷媒の冷却効率に課題が残る。
【0007】
上記課題について具体的に説明すると、冷媒はその分子構造中においてフッ素原子を含んでいるため、その分子構造内に対称性がないような場合極性を備えているものが多く、この冷媒が冷媒管内を流動する際、冷媒と冷媒管の摩擦や冷媒分子同士の摩擦等により静電気が発生することになる。そしてこの静電気は冷媒管内表面に残存し、冷媒を捕捉してしまい、冷媒の流動性が低下してしまうといった課題がある。また、冷媒自身もその極性及び静電気により集合してクラスターとなりこの問題を大きくしてしまうといった課題がある。
【0008】
この課題に関し、静電気を逃すための冷媒管をアースすることが検討されているが、これを行うと、冷媒管に対する電気的な処理は全てシールドされ、これ以上の電気的な対策は難しいといった問題がある。
【0009】
またこの課題は冷媒について説明するものであるが、媒体一般に言えるものである。すなわち、冷却のための媒体(冷媒)だけに限られず、加熱のための媒体(加熱媒体)にもいえることである。
【0010】
そこで、本発明は、上記課題に鑑み、媒体の電気的な課題を解決し、より高い熱伝達効率を達成することのできる温調装置及び温調装置用静電整流器並びに効率改善方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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