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公開番号
2025014583
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023117264
出願日
2023-07-19
発明の名称
カップ麺容器の蓋シール材。
出願人
個人
代理人
主分類
B65D
81/34 20060101AFI20250123BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】カップ麺の容器と蓋シールの再封止機能を向上する課題があった。
【解決手段】本発明は、蓋シール材の突起部分と、突起部分の両翼タブ部分を2段階に折り曲げることで構成される係止機能であり、突起部分の先端部分が、凹又は凸のいずれの形状でも係止可能としている技術であり、突起部分を折り曲げる第1工程と、第1工程の効果をより強化するために両翼タブを折り曲げる第2工程を設けたことにより、突起部分の先端部分である係止片が容器本体のフランジ部分に固定されるように構成された再封止機能であり課題を解決するものである。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
カップ麺などの容器本体の上部の蓋シール材に少なくとも1か所以上設けた突起部分は、折り曲げることで蓋シール材係止機能が発揮される構造であって、前記容器本体に係止される前記突起部分は、前記突起部分の中央先端部分を前記容器本体のフランジに向かい係るように山折りに折り曲げる第1工程と、折り曲げられた前記突起部分は、前記蓋シール材の外縁周に沿って左右対称に少なくとも1ミリメートル以上に両翼が長手方向及び幅広に形成された両翼タブ部分を有し、前記蓋シール材の一部と、前記突起部分の両翼タブ部分は、前記折り曲げられた突起部分の左右を同時に折り曲げられる第2工程を経て、2層から3層に折り曲げられた前記突起部分及び前記両翼タブ部分から構成される再封止用係止機能が発揮できる態様であって、前記突起部分の第1、第2の折り曲げ工程によって、前記突起部分の係止機能に芯材効果を付与することを可能とした前記容器本体と、前記蓋シール材と、を再封止可能とした蓋シール材の係止構造。
続きを表示(約 160 文字)
【請求項2】
前記蓋シール材の突起部は、先端中央部分に少なくとも1つ以上の湾曲したカーブ状の窪みを有し、前記折り曲げられた突起部分は、前記容器本体の側面部分及びフランジ部分の湾曲した部分に係止する形状に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の前記容器本体と、前記蓋シール材と、を再封止可能とした蓋シール材の係止構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、カップ麺容器の蓋シール材の剥がれを固定する技術に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の技術について、カップ麺容器の蓋シール材外縁周に突起部分を設け、カップ麺にお湯を投入した後、この突起部分をカップ容器本体の側面に折り曲げることで係止固定させることが一般的な再封止の技術であったが、この突起部分に、容器本体に対し容易に係止固定できる係止機能として、突起部分の両翼は長手方向にタブが設けられ、このタブは左右対称に折り曲げ可能なタブであり、折り曲げたタブと突起部分の先端部分は、2層に重なったタブと一部を同時に山折りに折り曲げて容器本体のフランジに係るように係止することで、突起部分に強度が増し蓋の再封止係止機能を維持できるようになった技術がある。
また、これまでのカップ麺容器及び蓋シール材の形状は、突起部分を折り曲げ用のタブとして構成したものが一般的な技術であり、突起部分の先端部分を容器本体に並行して折り曲げてフランジに係止するという係止機能が既製技術として広く知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7076625号 公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
以上に述べた、従来のカップ麺容器を封止するための蓋シール材の機能については、容器本体に係止する作用として蓋シール材の突起部分を2段階及び3段階の折り曲げを蓋シール材に施すことで2層から4層の多重層で突起部分の係止機能に強度が付与され、容器本体のフランジ部分への係止機能の強化が実現できた。これらの技術は、突起部分の先端部分である係止部分の折り曲げ芯材効果をいかに強化するべきかを課題としたものであったが、折り曲げる工程に着目した技術としては、別のアプローチの作用効果を求めることも必要であり、より効果的な形状の類似性及び機能性の向上を目的とし、既製品の突起部分の形状から「長さ」と「幅」の機能性強化を課題とした場合、先行技術の作用効果に派生する技術として確立する必要があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
そして本発明は、上記目的を達成するために、既製蓋シール材の突起部分の両翼に少なくとも1ミリメートル以上の長さ及び幅を有したタブが設けられ、これらのタブは、二つ折りに折り曲げ可能であって、第1工程として突起部分の中央先端部分を前部とし、蓋シール材に広角に接する突起部分の台部分を後部とした場合、その前部と後部の中央部分を適宜山折りに折り曲げ、突起部分の中央先端部分を容器本体のフランジに係るように係止機能を発揮できる形態にし、第2工程として両翼タブ部分と、折り曲げられた突起部分の一部と、を同時に折り曲げて係止機能が強化される態様となる構造である。
【0006】
また、上述蓋シール材の突起部分の先端部分は折り曲げた場合に、容器本体のフランジ部分の下部の湾曲した容器本体の形状に嵌合するようにカーブ状の窪みを有していることを特徴としている。
【発明の効果】
【0007】
上述したように本発明の容器本体と、蓋シール材と、を、再封止可能な技術において、第1工程で折り曲げられた突起部分に、両翼タブを折り曲げる第2工程を施すことで、上述係止された突起部分の中央先端部分両翼に折り曲げ作用が加わることで、突起部分の先端部分の係止機能が2層及び3層からなる折り曲げ効果に強固定され、概フランジ部分に係止する作用が先行技術とは異なる強力な係止機能となった。
また、突起部分に設けられた湾曲した窪みは、第1工程である突起部分を山折りに折り曲げた際に、容器本体のカーブ状の本体側面部に嵌合する形状で係止する部分が広範になり、容器本体のフランジに係る係止機能もカーブ状に広範に係り、係止部分が広がればその効果も増すこととなる。
以上の事から、これまでの弱点を克服し再封止の機能向上を実現できたことが本発明の効果である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態で蓋シール材と突起部分の平面図。
同実施形態で蓋シール材と突起部分の使用状況を示す平面図。
同実施形態で蓋シール材と突起部分の使用状況を示す平面図。
同実施形態で蓋シール材と突起部分の使用状況を示す平面図。
同実施形態でフランジに架かる突起部分の使用状況を示す側面図。
同実施形態でフランジに架かる突起部分の使用状況を示す側面図。
同実施形態でフランジに架かる突起部分の使用状況を示す側面図。
同実施形態でフランジに架かる突起部分の使用状況を示す側面図。
同実施形態でフランジに架かる突起部分の使用状況を示す斜視図。
同実施形態でフランジに架かる突起部分の使用状況を示す斜視図。
同実施形態でフランジに架かる突起部分の使用状況を示す斜視図。
同実施形態で蓋シール材と突起部分の窪みの形状を示す平面図。
同実施形態で蓋シール材と突起部分の使用状況を示す平面図。
同実施形態で蓋シール材と突起部分の使用状況を示す平面図。
同実施形態で蓋シール材と突起部分の使用状況を示す平面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態を図1~図15に基づいて説明する。
【0010】
図1から図4において、1は蓋シール材を示しており、aは表面、bは裏面を示してある。2は突起部分、3は突起部分を折り曲げる折筋、4は突起部分2を山折りに折り曲げる第1工程を示しており、折り曲げられた突起部分2の両翼を谷折りに折り曲げる第2工程の両翼タブ部分を示しており、図4に示す突起部分2の先端部分は図3に示す両翼タブ部分4の折り曲げ部分により係止機能が強化される態様を表している。
(【0011】以降は省略されています)
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